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お薬販売シム続編『Drug Dealer Simulator 2』プレイレポ―イリーガルながら“堅実”で信用第一のビジネスを楽しむゲーム性は健在!開放感抜群の島で目指せ麻薬王

Game*Spark / 2024年6月23日 15時0分

Movie Gamesは、ポーランドの開発スタジオByterunnersの手がける経営・管理シミュレーター『Drug Dealer Simulator 2』をPC(Steam)向けに日本時間2024年6月21日リリース予定です。


本作は、2020年4月に発売された麻薬ディーラー体験シミュレーター『Drug Dealer Simulator』の続編タイトル。本作の舞台は2000年代初頭、カリブ海の架空の島「イスラ・ソンブラ」でプレイヤーは負け犬の密売人からスタートし、やがて資金や信頼を得て麻薬王へと成り上がるのが目的です。


前作から6倍以上の広さになったオープンワールドマップには、さまざまな人々が住み、そこには大きな危険やチャンスも待ち受けています。敵対組織や汚職にまみれた警察などに対処し、地元の顔役と知り合い、麻薬を流通させて顧客を獲得し、より大きなビジネス機会を作り出しましょう。


本稿では、期待の『Drug Dealer Simulator 2』のプレイレポートをお届け。なお、プレイ内容およびスクリーンショットはベータ段階のものなのでご了承ください。



ようこそ夢を叶える地、イスラ・ソンブラへ!


ゲーム開始時、まずプレイヤーの分身となる主人公を6人の中から選択します。キャラクターによる能力の違いなどはないですが、マルチプレイでの見た目は大きく変わるのでお気に入りのキャラクターを選択しましょう。次に経験値効率などのゲーム設定を調整後、いよいよゲームスタートです。


本作の物語は主人公がボートでイスラ・ソンブラへと到着するシーンからスタート。最初はビジネスパートナーであるマーカスからの依頼で、浜辺にあるショップから「とある荷物」を受け取って隠れ家へと移動。隠れ家は小さな島の立ち入り禁止区域にあるバンカーを再利用した場所でした。なるほど、これなら見つかりづらいですね。


最初はチュートリアルとして、マリファナを島内の顧客へと届けることに。マーカスからは大麻の栽培やマリファナの製造、梱包、装備の変更などを教わりながら密売人としての基礎を学んでいきます。その後、ビジネス範囲を拡大するため、隣の島の顔役への挨拶を行うことになります。


イスラ・ソンブラは、いくつかの島ごとに顔役が存在し、彼らの許可を得ない限りそのエリアで商売をすることはできません。幸いエリア「群島」の顔役・ランツォとはマーカスが話を通してくれているようで、無事にこの地域での商売ができるようになりました。


さらに昔の知り合いで今は富豪のビリーと再会し、ビリーから「お前が地域でも有名な存在になったらビジネスの話をしよう」と話を持ちかけられます。こうして、力こそが頼りの島イスラ・ソンブラで、主人公の成り上がりストーリーが幕を開けるのです。


ビジネスは堅実に!お金を稼いで商売を拡大せよ


ビジネスの基本は“安く仕入れて高く売る”ことです。主人公が最初に扱えるマリファナはショップで買うこともできるのですが、当然のように大麻の種から栽培した方が安く済みます。栽培にも乾燥にも時間がかかるので、普段の取引を行いながらしっかりと準備をしましょう。


ゲーム内では、顧客から「マリファナ3グラムある?」といった連絡が定期的に届きます。プレイヤーは注文を受けることも拒否することも可能で、受ける際には顧客と会う時間の指定もできます。なるべく早く受ければ名声も高まりますが、相手が待ちきれない場合は逆に名声を下げてしまうので気をつけましょう。


そして本作で重要なのが新たな顧客の獲得です。島内には至るところに麻薬を求めるNPCがいて、彼らに麻薬を売ることで顧客になる可能性があります。また、エリアごとの顔役に麻薬を渡すことでエリア内に宣伝することも可能で、こちらも新たな商売ルートに繋がります。


ゲームの序盤は基本的に大忙しです。顧客の注文を受けて隠れ家で梱包し、在庫が足りなくなったら栽培や購入を急ぎ、ときには宣伝のために島内を駆け回ることになります。島内にはいたるところにファストトラベル用のバス停や、島の間を移動できる渡し船などの施設があるので、うまく活用していきましょう。


稼ぎや名声が高まり、主人公の存在が大きくなれば、新しい隠れ家を購入して新しい麻薬の生産拠点にしたり、部下を雇ってエリアの商売を任せることもできるようになります。扱っている品物は薬物ですが、このゲームのビジネスは“堅実”なものです。大きなリスクを負わないように確実に儲けることが、成り上がっていくための重要な第一歩です。


お金を信用できる場所に預けることも大切です。一部の買い物や物件管理はこのお金で行います。

麻薬王への道には悪名も信用も大切


本作の舞台イスラ・ソンブラははっきりと治安の悪い島です。最初のエリアは平和なのですが、他のエリアではプレイヤーの金を狙うチンピラも登場し、時には戦闘が発生することもあるのです。


プレイヤーのカルテルには、商売で稼ぐ名声レベルや地域ごとの信頼レベルのほかに、暴力や犯罪に関わることで得られる「Street Cred」という数値があります。喧嘩に勝ったり、バールを使って車や家の物を盗んだりすることで上昇していきます。「Street Cred」が上がることで、新たな商売にも発展していきます。


爆弾が売ってますね!

ただし、当然ながら犯罪行為なので一般的な名声が落ちてしまうほか、やりすぎれば地元の警察に要注意人物としてマークされる可能性もあります。島の至る所には警察が巡回していて、もし違法性のあるものを所持しているのが見つかれば没収されたり、状況によっては逮捕されてしまうかも知れません。


昼夜の概念がある本作では「昼に商売を行い、夜に商売の準備をする」というアドバイスがゲーム中にあります。顧客は夜になると街に出なくなるので、その間は麻薬の製造をしたり、イベントを進めたりしましょう。ただし、ファストトラベルのバスや多くのお店は夜10時で使えなくなるので、遠出する際は要注意ですね。


商売エリアを増やし、隠れ家や部下を増やし、名声を得ていくことで確実に麻薬王の道は拓けていきます。重ね重ねビジネスに重要なのは“堅実”に、そして“穏当”に商売をすることです。麻薬王への道は信用こそがすべてですよ!


大きな商売を持ちかけられることも。
いつかはきっと支配してみせるさ。


麻薬の売人というイリーガルな商売を扱う『Drug Dealer Simulator 2』は、前作同様に“堅実”な商売をしながらじっくりと経営やお金稼ぎを楽しめる作品です。広大なイスラ・ソンブラの島を楽しみつつ、確実に自分の評判の高まりや「自分の縄張りが広がっていく」実感が得られます。


もちろん扱えるドラッグの種類も多く、マリファナからアンフェタミン、メタンフェタミンのような麻薬から、ブラント(大麻とタバコ、もしくは葉巻)などを製造することもできます。今回のプレイ範囲では前作ほど細かなドラッグカクテルを作れませんでしたが、それでも十分な密売人プレイは楽しめます。


なによりも、イスラ・ソンブラには素晴らしい開放感があります。前作は閉鎖された街を舞台に、緊迫した状況下で抜け道を探しながら商売する雰囲気の作品でした。今作はエリアが拡がったこともあり、序盤はかなり自由にのんびりと麻薬を扱える雰囲気で、全体的に遊びやすくなった印象を受けます。また、BGMも最高なのでこちらも要チェックです!


なお、Byterunnersは『Drug Dealer Simulator 2』とあわせて、Netflixで配信されているドラマ「ナルコス」シリーズとコラボした『DDS x Narcos』を現在開発中です。こちらはアメリカとメキシコを舞台に、国境を超えた密輸などの新たなシステムなどが導入されるということで、楽しみにしたい一作ですね。




今度の商売は開放感抜群の島!イリーガルで“堅実”な商売を楽しむ雰囲気は変わらず、より遊びやすくなったゲーム性を堪能できるスパね!


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