熱い戦闘や緻密なカスタマイズ、ときにはスローライフで自分だけの最高のマシンを操れ！特選Steamサマーセール「ロボゲー」編【Steamサマーセール2024年夏】

Game*Spark / 2024年7月1日 21時0分

6月28日より開催されているゲーマー大注目の一大イベント「Steamサマーセール」。今回は、サマーセールで買えるオススメ作品を紹介します。

本稿でのテーマは、セール対象おすすめ「ロボゲー」タイトル。お馴染みの『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』から熱い演出が特徴的な2Dロボアクション、ゆったり楽しめるスローライフ系農業ロボゲーまで、個性豊かな7つのゲームを紹介していきます！

『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』（30%オフ / 6,083円）

言わずと知れたフロム・ソフトウェアの「ARMORED CORE」シリーズ最新作も今回のセール対象です。やりごたえのある難易度とゲームボリューム、豊富なカスタマイズ要素、魅力抜群のキャラクター達と、あらゆる点でロボットゲーとしておすすめできる一本です。

ストーリーでは“洗礼”とも言えるような強敵が序盤から登場し、まだ慣れていないプレイヤーに戦い方や「ゲームに対する覚悟」をしっかりと教えてくれます。筆者もチャプター1のボスにとてつもない苦戦を強いられましたが、苦労して乗り越えたときの喜びはとても大きなものでした（現在はバランス調整が入っていますが、それでも強敵ではあると思います）。

強敵を乗り越えてゲームシステムを理解した頃にアセンブルの選択肢がさらに拡がり、よりゲームは深くなっていきます。自由に好きなパーツを組み合わせるか、強さを求めるか、それはプレイヤーの力量とこだわり次第です。2024年2月以来となる最安値でのセールなので、まだ触っていないならばお得に購入できる今がオススメです！

『MechWarrior 5: Mercenaries』（60%オフ / 1,236円）

老舗のロボットアクション「MechWarrior」シリーズの現行最新作です。プレイヤーは陰謀によって殺害された父の仇を取るべく、傭兵部隊の隊長として紛争の中に身を投じていくことになります。ゲームとしては宇宙の各地域で争う勢力の仕事を受けながらお金と名声、信頼を稼いでストーリーを進めていく形式です。また、傭兵部隊のリーダーとして仲間の機体や給料なども管理しなければなりません。

搭乗するマシン「メック」は重厚・無骨極まりない挙動で、基本的に敵の攻撃を避け続けるのは困難です。ダメージコントロールや敵のパーツ破壊などを駆使して戦場を立ち回り、少しでも被害を減らす事が重要になります。補助を含めてパーツや武器の種類も豊富なので、さまざまなカスタマイズを楽しめるのも大きな魅力です。

現地時間10月3日にはシリーズ最新作『MechWarrior 5: Clans』も発売予定。『MechWarrior 5: Mercenaries』のゲーム本編だけでなくDLCもセール対象なので、今のうちにプレイして最新作に備えましょう！

『Project Nimbus: Complete Edition』（85%オフ / 120円）

タイのデベロッパーが手がける、荒廃した世界を舞台としたハイスピード・メカアクションシリーズ第1作。2014年にSteam早期アクセスが始まって2017年に正式リリースされ、2019年にはPS4で配信されていたすべてのコンテンツや改善を含む「Complete Edition」が登場しています。

本作は空中戦闘がメインで、比較的簡単な操作でスピード感あふれるバトルが楽しめるのが大きな特徴です。フルボイスのストーリーが楽しめるキャンペーンのほか、限界まで戦い抜くサバイバル、勢力を選んで新人から伝説のパイロットまで上り詰めるウォーフロントという3つのモードがあります。特に追加されたモードのウォーフロントは、お気に入りの機体を強化して使えるのでオススメです。

最高に洗練されたゲームとは言い難いですが、ミサイルをぶっ放しながら相手に近付きブレードで切り裂くと言った高速戦闘や、ロボットものの「お約束」な展開などは十分楽しめます。続編タイトル『Nimbus INFINITY』もセール中です。こちらはリリース時からパフォーマンスなどの問題がありましたが、現在もアップデートを続けています。

『M.A.S.S. Builder』（20%オフ / 2,240円）

タイのVermillion Digitalが手がける、宇宙からの外敵によって人類が大きな被害を受けた未来世界を舞台に、自分だけのカスタマイズ可能なロボット「M.A.S.S.」を作って立ち向かう作品です。2019年にSteam早期アクセスでリリースされ、現在も細かなアップデートが続けられています。

本作の最大の特徴はなんといってもその細かなカスタマイズ項目。例えば腕であれば「肩・上腕部・肘・前腕部・手の甲」に分かれていて、それぞれに好きなパーツやカラーリング、デカールを付けることができます。さらに、外部装甲だけでなくフレーム部分のカスタマイズが可能だったり、武器であれば銃のグリップと銃身部分を自由に変更できるなど、プレイヤー好みの見た目を自由自在に作り上げることができます。

ゲーム内ではミッション中に設計図を入手可能で、プレイを進めていくことでどんどんパーツが増加していきます（完成には複数回のドロップが必要）。さらに、OSやエンジンなどの開発によって機体性能の底上げも可能。現時点でストーリーミッションの完結などは無いのですが、好きなだけ機体をカスタマイズできる楽しみは味わえます。体験版も配信されているので、まずはこちらを試してみてもいいかも知れません。

『ハードコア・メカ』（70%オフ / 615円）

中国のインディースタジオRocketPunchが開発を手がける2Dロボットアクション。『スーパーロボット大戦』シリーズからインスピレーションを得て製作されたアクションゲームで、美麗なアニメーションや演出をたっぷりと詰め込んだアクションが楽しめる一作です。

ストーリーモードでは、主人公機での戦闘をメインにした多彩なシナリオが登場。ロボットものの「お約束」の熱い展開や映像が満載なので、ロボットアニメやゲームが好きな人には是非とも遊んでほしいモードです。また、対戦モードやリリース後のアップデートで追加されたサバイバルシミュレーションモードでは、主人公機以外にもさまざまな機体が使用可能です。

シンプルに2Dアクションゲームとして楽しく、親しみやすいキャラクターやロボットデザインも印象的。過去には「グレンラガン」とのコラボDLCも配信される（現在は購入不可）など、ロボット好きによる熱いメッセージが込められている作品です。

『Into the Breach』（50%オフ / 760円）

名作宇宙船ローグライク『FTL: Faster Than Light』の開発元が手がけるターンベース型の戦略シミュレーションゲーム。プレイヤーは8x8マスという限られた戦場の中で、3体のユニットを駆使して敵エイリアンと戦いながら人々を守り世界を救うのが目的です。戦闘は敵を全滅させるのではなく「目標ターン数まで都市を守り切る」のが主目的です。

本作では、自軍ターンで敵エイリアンの次の行動が表示されるので、それを妨害する事が重要です。例えばビルを攻撃しようとしていた場合、こちらの攻撃で敵を隣のマスへノックバックさせれば敵の攻撃を外すことができます。こういった防衛行動を繰り返し、敵を撤退させるまで戦い続けましょう。戦場となる島は複数のステージで構成され、インフラが破壊されてしまえばゲームオーバーとなり、新たな挑戦が始まります。

ゲームを進めると新規機体やスキルを持つパイロットなどがアンロックされ、さまざまな戦略を立てて戦えるようになります。ランダム生成されるマップには、特殊な地形やボーナス報酬を得られる特殊ミッションなども用意され、プレイする事に新しい体験が味わえます。“詰将棋”のようなゲーム性は、シンプルながらやりごたえもリプレイ性も抜群です。

『Lightyear Frontier』（25%オフ / 2,100円/早期アクセス）

ロボットでの戦闘に疲れたらゆったりとした農作業はいかがでしょうか。『Lightyear Frontier』は伐採や採掘、種まきと言った機能を備えたロボットに乗り、未知の惑星を開拓しながらスローライフな農作業生活を行うゲームです。比較的オーソドックスな農場シミュレーションにロボットの要素を取り入れた内容で、オープンワールド世界の探索やアップグレードなども楽しめます。

色彩豊かな惑星にはさまざまな生態系が形成されていますが、中には謎の環境汚染なども発生しているので、プレイヤーは自慢のロボットで環境を整備する必要もあります。作物を育ててアップグレードを行い、惑星の環境が向上していけば、やがて商人なども登場し、開拓はますます拡がっていきます。また、ゲーム内にはストーリーも用意されていますが、Steam早期アクセスの現時点では一部が楽しめます。