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やりこみ要素の沼に溺れろ!コアゲーマーが独断と偏見で選ぶ特選Steamサマーセール「時間泥棒」編【Steamサマーセール2024年夏】

Game*Spark / 2024年7月8日 18時0分

っは! 朝だ! 朝チュンだ! もうゲームをやめないと……と読者のみなさまはそういった体験はございますでしょうか。6月28日より開催されているゲーマー大注目の一大イベント「Steamサマーセール」。今回は、セール対象作品から「時間泥棒」なゲームをハードコアゲーマーの目線から独断と偏見でチョイス。寝食も忘れて没頭できるタイトルたちをピックアップしてご紹介します。


『ボーダーランズ 3』(85%オフ / 1,197円)


ハクスラとシューターの融合ジャンル「ルーターシューター」である『ボーダーランズ3』。ボスを倒してはイカすレジェンダリ装備を拾ってまた戦うそのゲームデザインは、難易度の調整が利く「メイヘム・モード」で真価を発揮します。メイヘム・モードはレベルを11段階(!)から選べ、その内容によっては「銃のダメージが25%上昇する代わりに、操作性が100%ダウンして、武器のばらつきが100%上昇する」といったものや「敵を倒すと10秒間移動速度が50%上昇する」ものなど、単にデバフがかかる以上に楽しめる効果が付与されます。なにしろレジェンダリのドロップ率も変わるのですから。こうして、前の段階で拾ったつよつよのレジェンダリ武器を次の段階で試していくデザインが魅力です。


もちろんゲームモードも従来通り「真のヴォルトハンター」モードなどが健在で、周回のプレイが楽しくなります。ビルドも多用で、「アクション・スキル」というキャラクター固有技も選べますし、DLCを購入すればさらなるスキルツリーがプレイヤーを待ち受けています。しかしながら、DLCなしの状態でも100時間超は遊べてしまうのがニクいところ。さあレジェンダリを掘りに行きましょう!


『Chinese Parents』(40%オフ / 588円)


中国の教育を描いたシミュレーションゲームな一作。本作の骨子は「いかに成長して勝ち組になるか」という点にあり、実在の文化をゲームに落とし込んだ傑作となっています。社会人になると親が結婚を勧めてくる、親による監視は人生に影響するほどあり親は子どもの行動を監視して口出しをする、スパルタ教育する意識が強いなど、内陸と香港で違いはあれどリアルで中国ならではの描写です。


実際の中国では、IQ以上にEQが重要とも言われます。ゲーム内にもEQのパラメーターがあり、感情面のコントロールが上手くいくかどうかの要素として描かれています。これもまた内陸と香港で違いがあり、内陸で育った方からは「IQの方が重要視されていた」とも聞きました。なおセール期間中のイマイマに新アップデートが配信されて「家宝システム」という要素が追加されました。今からでもプレイするには遅くはなく、プレイヤーのやり込みに応えてくれる作品です。家系を紡いでいくのが楽しい一作となっています。


『PAYDAY 2』(70%オフ / 360円)


銀行強盗時には他のプレイヤーと息を合わせ、警備員の無線を無効化し、監視室の扉を開けて監視を無効化し、最後には受付にある「パニックボタン」を押させぬように受付員を無効化する。そしてシャウトして客による通報をも無効化する……などなど、「銀行強盗」がウリのゲームにしては煩雑なシステムではあります。しかしその分、野良で達成できたときの喜びはひとしおです。


本作は「DEAD GAME」と揶揄されがちですが、今だから味わえる体験が備えられています。今は中国圏内のプレイヤーが増えたためマッチングに困ることもなく遊べるでしょう。ただし、初心者と“極まっているプレイヤー”がごちゃ混ぜな状況ではあります。「プランB」と呼ばれるラウドプレイをしても充分に楽しめますし、Modも充実していて、今からスタートしても充分楽しめるはず。なにより没入度が高くのめり込んでしまうようなゲームプレイが魅力的で、ついついあと1ジョブと連続プレイしてしまいます。


『Fallout 76』(75%オフ / 1,200円)


言わずもがなライブゲームとなったシリーズ最新の『Fallout』タイトルです。その内容はひたすらレベリングしつつ、おいしいレジェンダリを掘るというもの。そんな作業が楽しいか……? と問われると、実際に楽しいのです。核ミサイルを発射してブラストゾーンを形成し、スコーチビーストクィーンを呼び出してみんなで倒す。このイベントだけでも、ワチャワチャ感があって非常に楽しめます。なによりレジェンダリ確定ドロップですので。


本作には「レジェンダリーコア」という要素が登場しており、一定数を消費して好きな装備にランダムで決まるレジェンダリー効果を付与することができます。このコア探しなどで時間が湯水のように消えていくのです。「レジェンダリーPERK」という上位のPERKも追加され、PERKカードを破壊してコインに替え、レジェンダリーPERKを取得するというシステムとなりました。筆者も気付けばレベル200を超え、プレイ時間は370時間。それでいてまだまだひよっこという、恐ろしい世界となっています。


『Grim Dawn』(70%オフ / 840円)


ガチガチのハクスラでありながら、ハクスラ入門者にも門戸を開いているタイトルになっているのが『Grim Dawn』。アイテム入手のための戦いはもちろんのこと、ビルドの幅が広く、2つのジョブからなる組み合わせが1つの職業になるシステムです。筆者は「ソルジャー」と「アルカニスト」で作れる「バトルメイジ」を使っているのですが、“メイジなのに棍棒で殴ってるって、なに……? バトルとは……?” と、自意識の可塑性に悩まされています。


そんなこんなありながら、ゆうに数百時間が溶ける屈指のやり込みゲーとなっています。ビルドには「祈祷」という要素もあり、星座図の画面で好きなパッシブスキルなどを取っていくことになります。星座の数は数十にも上り、パッシブスキルのみならず敵に与えられるデバフも存在しています。同じ職業のビルドでも祈祷で何を選ぶかが異なるはずなので、十人十色のビルドを実現できていると言えるでしょう。


『Arma 3』(90%オフ / 360円)


軍事シミュレーションゲームである本作。やり込みの幅はキャンペーンの種類だけでも相当多く、オフラインプレイでも充分「時間泥棒」なタイトルとなっています。Steamワークショップに対応しており、数々の拡張Modが出迎えてくれることでしょう。Modの中には没入度を高めるサウンドModなどもあり、リアリティを感じられること請け合いです。


Co-opキャンペーンDLC『APEX』をGame*SparkライターのG.Suzukiさんたちと遊んだ思い出

もちろん、オンラインでは無数のマッチが繰り広げられています。単なる対人戦から協力プレイなど多岐にわたり、フレンドとCo-opで楽しめることも保証できます。筆者は8人Co-opをプレイした経験があるのですが、わちゃわちゃと死んだり倒したりでグダグダであったのにも関わらず、未だに記憶に残るほどの体験を楽しめましたた。『Arma 3』にはオンラインでこそ輝く面もあり、あの『DayZ』の元となった『ArmA 2』のModを拡張したようなものもあったりと、非常にやり込めること間違いないです。


『RimWorld』(20%オフ / 3,080円)


言わずと知れたコロニー運営シミュレーションゲーム。本作はなかなかハードコアで、気を抜くと精神失調や栄養失調などでコロニー居住者がすぐにお星様になってしまう世界。特筆すべきは、ゲーム開始時に行えるカスタマイズにあります。本作では、ゲーム開始時に擬人化されたAIからのオーダーを決める形で難易度の形成が行われます。コロニーが充実してきた頃合いを見計らって蛮族の襲撃が起こったり、そもそも序盤から食糧難で厳しかったりと、さまざまな体験ができます。


こちらもSteamワークショップに対応していて、さまざまなMod体験が待ち受けています。居住者をカスタマイズでき髪型を増やす見た目のものから、居住者同士のロマンスの発生具合を調節したり、武器の種類を増やしたりすることができます。あなただけのコロニー運営がいつまでも楽しめること請け合いです。


『Euro Truck Simulator 2』(90%オフ / 278円)


ただ単に荷物を運送することだけが『Euro Truck Simulator 2』の遊びではありません。本作には、ドライバーを雇ってトラックを割り当てて稼働させるという「会社運営シム」の要素も搭載。あなただけのトラック帝国を築き上げましょう。もちろん自分で運送するのも忘れずに。


運送にはレベルの概念があり、上昇させるとスキルを取得することができます。中には配送物に関わる「免許」もあり、危険物を扱えるようになればガソリンやシアン化カリウムなどを運べるようになり、運送料金を高められます。


最初は「バックで内輪差を見極めて、まっすぐにゴールラインに駐車すること」も難しく感じるでしょう。しかしやり込んでいけば、10分もあれば充分にゴールラインに沿って駐車できるようになるはず。そのときの達成感は、本作にしかないものと断言できます。もちろん、オートパーキングを使ってイージーに運送を済ませることも可能。そして本作もSteamワークショップに対応しているので、トラックの改造パーツなど拡張可能な点も見逃せませんね。




いかがでしたでしょうか。「これがハードコア目線?」と思ったあなた、まずは一旦疑問を忘れていずれかの作品に寝食を忘れるほどに没頭してみてください。次はウィンターセールでお会いしましょう!


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