カプコン『祇』＆ソウルライク『Flintlock』＆ARPG『Dungeons of Hinterberg』の新作3本登場！「Game Pass」2024年7月中旬の追加ラインナップ公開

Game*Spark / 2024年7月17日 7時0分

マイクロソフトは、対象の数百タイトルのゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」および「PC Game Pass」において、2024年7月中旬にさらに追加予定の対応ソフトラインナップを海外向けに公開しました。

今回のリストは3本と少ないですが、いずれも発売初日から対応となる新作となっています。

神殺しソウルライク新作『Flintlock: The Siege of Dawn』

7月18日からは、Microsoft Storeでも販売中の『Ashen』を開発したA44 Gamesが贈るシングルプレイのアクションRPG新作『Flintlock: The Siege of Dawn』が発売初日から対応予定。

舞台となるのは、冥界に続く扉が開かれ、人類の破滅をもたらす神々とアンデッドの軍勢が解き放たれたキアンの大地。

プレイヤーは、連合部隊の精鋭隊員ノル・ヴァネックとして、キツネのような不思議な仲間エンキと共に、近接攻撃に魔法と銃を用いて神々と戦い、平和な世界の奪還を目指します。

『Ashen』に引き続きソウルライクの制作に同開発元が挑んだ今回は、新たに本作を「ソウルライト」と定義。ソウルライクの要素を維持しつつ、ノルのスキルによる高い機動性に、多彩な攻撃手段が織り成すリズミカルなコンボによるダイナミックかつ猛烈な戦闘が楽しめるとのことです。

高山舞台のアクションRPG新作『Dungeons of Hinterberg』

7月18日からは、オーストリアのデベロッパーMicrobird Gamesが贈るアクションRPG新作『Dungeons of Hinterberg（ヒンターベルクのダンジョン）』が発売初日から対応予定。

舞台となるのは、現実と異なり魔法やモンスターが存在する世界のオーストリアのアルプス山脈。

プレイヤーは、主人公ルイーザとして、最近になってモンスター退治が観光の目玉と化した村ヒンターベルグにおいて、討伐の達人マスター・スレイヤーを目指し、複数のダンジョン攻略に挑むことになります。

実際のゲームプレイでは、アニメ調でカラフルなアートスタイルのステージに、高山の土地柄、空が見える開放的な空間でスノーボードやジップラインでの移動や山登りが可能であったり、剣による軽と重の2つの攻撃と回避の基本動作に、様々な攻撃スキルや魔法を組み合わせた戦闘、ダンジョン内のパズル要素、村の人々との交流などが楽しめるようです。

戦略型アクション新作『祇：Path of the Goddess』

7月19日からは、カプコンが贈るシングルプレイのアクションストラテジー完全新作『祇（くにつがみ）：Path of the Goddess』が発売初日から対応予定。国内での配信開始時間は19日の午前0時からとなることも予告されています。

舞台となるのは、景観だけでなく神楽や面をはじめ音楽にも日本文化が鏤められた、独創的な“和”の世界観で描かれる、かつては美しくも今は穢れに覆われた禍福山（かふくやま）。

プレイヤーは、主人公・宗（そう）を操作し、穢れ祓いの力を宿す山の巫女・世代（よしろ）を護るため、敵対的な異形である畏哭（いこく）と戦いながら、各村の浄化を目指します。

実際のゲームプレイは、村の穢れを祓ったり、村人と戦闘に備えたりする「昼」と、村人と共に襲来する畏哭を迎撃する「夜」の2つのフェイズのサイクルで進行していきます。

なお、本編の一部ステージが楽しめる体験版が現在配信中です。

『CoD: Black Ops 6』オープンベータ先行アクセス

「Game Pass」にも初日対応となるシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6』のオープンベータテストの開催と、ゲームの予約購入者に加えて「Game Pass」加入者向けに先行アクセスが設けられることが告知されました。

先行アクセスの期間は、日本時間で8月31日午前2時から9月5日午前2時まで。

誰でも参加可能な本開催期間は、日本時間で9月7日午前2時から9月10日午前2時までとなっています。

Amazon「Fire TV Stick 4K」でクラウドゲーミング

既報の通り7月9日より、Amazonのストリーミング機器で2023年販売モデルの「Fire TV Stick 4K」および「Fire TV Stick 4K Max」にて、「Xbox Game Pass Ultimate」のクラウドゲーミングが可能となっています。

Xbox機やゲーミングPCが無くても、対応の「Fire TV Stick 4K」、「HDMI端子のあるモニター」「Wi-Fi環境」「対応コントローラー」があれば、ゲームデータのダウンロード無しにデータストリーミングによりXbox作品を遊ぶことができます。

「Game Pass」利用料金改定

7月10日には、「Game Pass」の価格改定の発表がありました。

新規加入者向けには、現在既にこの新価格が適用済み。既に加入済みの方は、9月12日以降の定期請求料金に適用が行われるとのことです。

「Xbox Game Pass Core」12か月―旧価格5,378円から新価格6,500円へ

「Xbox Game Pass Ultimate」1か月―旧価格1,210円から新価格1,450円へ

「PC Game Pass」1か月―旧価格850円から新価格990円へ

「Xbox Game Pass 標準（Standard）」が今後登場

また、新たに「Xbox Game Pass 標準（Standard）」なる新プランが、「Xbox Game Pass」に代わる形で今後登場予定です。

初日対応は「Ultimate」と「PC」専用に

コンソールのマルチプレイ権を主眼とする「Xbox Game Pass Core（旧Xbox Live Gold）」を除き、これまでは「Game Pass」のプランに依らない特徴であった、新作の初日（Day 1）対応が、今後はコンソール向け「Xbox Game Pass」から切り離され、「Xbox Game Pass Ultimate」と「PC Game Pass」プラン専用のものとなります。初日対応されなかった新作は、新設される「Xbox Game Pass 標準」のライブラリにいずれ追加される場合があるとのことです。