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【吉田輝和の絵日記】実在企業の駿河屋や実在おじさんの吉田輝和が登場するメイド喫茶スローライフADV『電気街の喫茶店』体験版

Game*Spark / 2024年7月21日 10時0分

今回は、Adventurer's Tavernが手掛け、PLAYISMがパブリッシングを担当する『電気街の喫茶店』体験版をプレイ!本作は、大阪のオタクの街・日本橋が舞台のメイド喫茶スローライフアドベンチャーです。仕事を辞めて衣食住を失った主人公が、閉店寸前のメイド喫茶の店長代理として雇われ、メイドさんを集めたり、接客や経営をしていきます。


熱心な絵日記読者ならご存知かと思いますが、さまざまな作家さんの間で「吉田輝和を作中に登場させる」といった謎のブームが起きており、この8年ほどの間に本棚がパンパンになるくらい、色んな作品に登場していました。


一般人のおっさんがなぜ色んな漫画にフリー素材的に登場するようになったのか(吉田輝和 note)

これまでに漫画、小説、アニメと様々な作品に吉田輝和が紛れ込んできましたが、今回はなんと初めてゲームに紛れ込んでいるそうです。これはぜひとも発見せねば!


◆ブラック企業を辞めてもお先真っ暗……


主人公は、ブラック企業に勤める会社員だ。定時に上がれないのは当然で、トイレの時間まで監視されるほどのブラックっぷり。同僚たちも生気をなくしながらパソコンの前で作業をしている。


精神をすり減らしながら働く日々にとうとう限界が来た。クソ上司に辞職を伝え、その日に退職をする。同僚たちから暖かく見送られ、上司からは捨て台詞を吐かれてブラック企業をあとにした。


貯金も無いし会社の寮も追い出されちゃったしで、早く次の仕事を見つけないといけないのに、アルバイトの募集さえなかなか見つからない。


ドン底の主人公には申し訳ないが、プレイヤーの僕は実在の企業が実名で登場していてテンションが上がりまくっている。本作は、駿河屋を始めとするソフマップやスーパーポテトなど、日本橋に実際に存在する企業とタイアップを行っており、それらの企業が実名で登場するのだ。


疲れ果てた主人公は、街外れの喫茶店に辿り着いた。しかし残念ながら店は休業中で、なにも出せる料理が無いようだ。話を聞くと、店のオーナーが突然海外へ行ってしまい、従業員たちはメイドのシロさんを残して皆辞めてしまったらしい。


シロさんは新しい店長さんを探すも一向に見つからず、なかばダメモト気味でただの客である主人公に店長として働くように頼み込んできた。


シロさんは、渋る主人公に対して「ドリンク飲み放題」とか「お店の飾りつけが自由に出来る」とか、店長特典をアピールする。「可愛い女の子と一緒に仕事ができて……」と言いかけて、自分しか従業員がいないのを思い出して「私一人しかいないけど……」と口ごもってしまう。


そして、はからずも自分も可愛い女の子としてカウントしてしまったことに気付いて落ち込むシロさん。シロさんはメチャクチャ可愛いよ!!


気落ちするシロさんだったけど、住所不定の主人公は住み込みで働けることが決め手となり、あっさりとメイド喫茶の店長になるのだった。


◆人員不足に資金不足に集客不足……


新しく店長が決まったとはいえ、人員不足に資金不足、集客不足によって崖っぷちに立たされている。まずは人員不足を解消するため、明日はシロさんと一緒に日本橋でメイドさんを探すことになった。


そして翌日。私服のシロさんと待ち合わせをして、日本橋の街を探索だ。新しいメイドさんを探すといった目的はあるものの、これは実質デート……!


横スクロール型のマップを移動し、日本橋にある様々なお店を巡っていく。


駿河屋で楽しそうに漁りまくっているシロさんを見てホッコリする。良いなあ、僕も女の子と駿河屋デートしてみたいな……。


僕の場合、単独でも大はしゃぎするけどね。子供の頃に持っていた攻略本を見つけるとテンションが上がるよね!


その後、コンビニや映画館でメイドさん探しを続け、とうとう新しいメイドさん候補を見つけたぞ!このピンク髪のギャルの名前はミユちゃん。偶然だけど、シロさんとはゲーム仲間らしく、店の事情を話すとメイド喫茶で働いてくれることになった。これで店を開けられるぞ!


さらに翌日。開店の前に、誰がどの場所で働くのかを店長である主人公が決める。女の子たちにはそれぞれ料理や掃除などのスキルがあり、得手不得手があるようだ。ミユちゃんは料理スキルが高いからキッチンを担当してもらって、シロさんはホールで接客をしてもらおう。


いよいよ営業開始だ。


店長だけどシロちゃんと一緒にホールで接客をするぞ!


まずは席についたお客さんの注文を取る。次に、ミユちゃんが作った料理を席まで運び、食べ終わったお客さんのお会計を行うといった流れだ。ただし、お客さんは次から次へと入ってくるので、並行して対応するのはなかなか忙しいな。


この日の営業は無事完了した。効率よく店をまわせば主人公の給料も増えていくんだな。


頑張って稼いだ給料で、駿河屋でオタクグッズを購入したり、ガシャポンを回したり出来るぞ。


そうそう、ワクド(マクドナルド的なお店)で食事も出来ちゃう……って、あれ?


このモヒカンのおじさんは……吉田輝和!?


冒頭に書いた通り、本作には吉田輝和らしきおじさんが登場している。僕は普段から「許可も報告も不要です」と言っているので、自分でも知らない間に使われているパターンが多いのだ(今回は事前に「出すかも」と教えてもらっていました)。


しかも、ワクドにいる固定のモブキャラではなく、日本橋の至る所に出現するようだ。もしかしたら、メイド喫茶にお客としても来るかもしれないな。


その時は、吉田輝和が愛を込めたスペシャルドリンクを吉田輝和に作ってあげよう!




体験版でプレイ可能な範囲は1時間ほどのボリュームでした。メイド喫茶での接客パートや、日本橋の街の探索、この後にメインキャラクターとして登場しそうな女の子たちの出会いなど、盛りだくさんでした。


素晴らしいドットで描かれた日本橋の街を探索するだけでも楽しいですね。ガチャマシーンや店舗販売のグッズコンプリートを目指すといったやりこみ要素もありそうで、製品版が楽しみです。


そうそう、実際にリアルの日本橋の駿河屋に足を運ぶ聖地巡礼もしてきました!皆さんも駿河屋で吉田輝和を見かけたら暖かく見守ってやってください。


もしこの記事を読んで「自分の作っているゲームにも吉田輝和を登場させたい!」という開発者さんがいらっしゃいましたら、許可や報告は不要なので大体ご自由にどうぞ。でも「出すよ」と一言いただけると、僕が見つけやすくて助かります!


『電気街の喫茶店』は、PC(Steam)向けに2024年に配信予定です。


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