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“生気がなく、視覚的に不快”“本当に好きになりたかった”…映画「ボーダーランズ」最速感想解禁も直面する酷評の嵐

Game*Spark / 2024年8月8日 16時36分

映画「ボーダーランズ」について、試写会での感想がSNS等で解禁されましたが、同作を観賞した批評家やファンたちからは厳しい声が相次いでいるようです。


試写会の反応は散々な結果に…


本作は、Gearbox Softwareが手掛ける同名の人気FPSシリーズを原作とした実写映画です。悪名高い賞金稼ぎのリリス(ケイト・ブランシェット)や元エリート兵士ローランド(ケヴィン・ハート)、若き壊し屋のタイニー・ティナ(アリアナ・グリーンブラット)といった面々が、惑星パンドラで大冒険を繰り広げる作品です。


本国アメリカでは8月9日に公開予定の本作ですが、すでに試写会などで批評家やファンが観賞しており、今回はその感想がSNSなどで解禁された形となります。しかし、その声は厳しいものが多いようです。




海外映画ライターのマシュー・シンプソン氏は、本作について「本当に好きになりたかったが、意味不明なストーリーやインチキな演技、高価そうだが安っぽくも見える奇妙なセットなどのせいで大失敗に終わった」と酷評。映画評論家のアドリアーノ・カポルッソ氏も「本作はゲームの騒々しさとイマジネーションを、生気がなく、笑えず、視覚的に不快な駄作にすり替えている」と厳しい声を挙げています。


シリーズファンからは肯定的な声も




一方で、「ゲームをプレイした人にとっては並外れたレベルでディテールを再現している」といったものや、『ボーダーランズ』ユニバースに新たな作品が加わったことを歓迎する声など、肯定的な意見も僅かばかりはあるようです。しかし、それらはシリーズやゲームファン、こうしたSFアクションジャンルを好む映画ファンからのものが目立ち、やはり全体的には不評が多数を占めているようです。


本国での公開前から厳しい声にさらされる本作ですが、やはりその内容は実際に観賞してみなければ分からないもの。初動の、主にメディア関係者の試写会評判とその後の評価が大きく異なる作品の例だって枚挙にいとまがありません。ここは黙って、日本公開の発表を待ちたいところです。


映画「ボーダーランズ」は、海外で現地時間8月9日に公開予定。日本での公開は未定です。


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