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新種の魚、拠点、ストーリーなど盛り沢山!“圧倒的に好評”な漁船ホラー『DREDGE』拡張DLC「THE IRON RIG」先行プレイ―謎の海上施設に隠された秘密を探る【プレイレポ】

Game*Spark / 2024年8月14日 22時0分

Black Salt Gamesが開発する『DREDGE』の新DLC「THE IRON RIG(アイアン・リグ)」が、2024年8月15日より発売されます。本記事では、メーカーから提供されたSteam版キーを使用した先行試遊レポートをお届けします。


「釣り」がテーマのホラーADV『DREDGE』とは?


『DREDGE』は、不穏な雰囲気の海上を舞台にしたフィッシングホラーアドベンチャー。プレイヤーは漁船に乗り込み海域を探索して、あらゆる方法で魚を釣り上げて売却し、船をアップグレードしたり、アビリティを獲得して“異変”に対処しながら、奥底に眠る秘密を求めてさらなる深淵へと進んでいきます。なお、Steamにおける総レビュー数は執筆時点で27,943件に達し「圧倒的に好評」となっています。


特徴的なのは、トロール船を操縦して行う「釣り」がとにかく楽しいところ。竿釣りからカニ捕りカゴ、漁網、撒き餌まで幅広い方法で魚を釣り上げることができます。また、釣り竿や漁網、エンジンなどは沿岸、浅瀬、深海ごとにそれぞれ対応していて獲物の種類も変わってきます。さらに、素材を集めれば竿や魚を収納するスペースも拡張強化可能で自分だけの船を作り上げることができます。


釣った魚は図鑑に収録され一覧できるのも魅力的な要素です。本作に登場する魚は、サバ、タラ、ヤリイカ、カニ、チョウザメなどの沿岸~浅瀬から、デメニギス、リュウグウノツカイ、シーラカンスといった深海~超深海魚まで本当に多種多様で飽きません。


それだけでなく、『DREDGE』の世界では「腫瘍まみれのサバ」や「目玉だらけのサバ」など、グロテスクに変異してしまった「奇形種」が釣れることもあります。なぜこんなヤバいものが釣れるのか……ストーリーや資料を手がかりに原因を考察するのも一興です。


港町のある諸島からマングローブが生い茂る熱帯地域、火山地帯、氷山地帯など奇妙で美しい世界を自由に駆け回れるのも本作の楽しさ。各エリアにはクセの強い一風変わったキャラクターたちと交流し、クエストをこなして、それぞれの「個人的な物語」を解き明かしてことで背景が少しずつ明らかになっていきます。


夜になると周辺は闇夜に紛れ、さまざま“異変”が海上で起こります。突然現れるデカい岩にぶつかり船体を破損したり、謎の巨大魚に追いかけられたり……夜の海は大変危険で、「パニック度」が上がるにつれ怪異はさらに激しさを増していきます。こうしたダークなホラー要素も本作の魅力のひとつです。


舞台は謎の海上施設!深海に隠された秘密を探れ


本DLC「THE IRON RIG(アイアン・リグ)」は拡張コンテンツ第2弾で、海上に建設された施設が舞台となります。ワールドマップの北に位置する巨大な建造物は、謎の企業「アイアンヘブン」社が拠点とする掘削施設で、プレイヤーはこの「アイアンリグ」の建造の手助けすることになります。


どうやら予定では新しい掘削リグとして稼働しているはずですが、資材の輸送船が立て続けに遭難しているらしく、工期の遅れはかなり深刻なようです。そこで、遭難した輸送船を地図にマークしてもらい資材が入った木箱を回収するよう依頼されます。回収できれば代わりに施設の使用を許可してくれるとのことです。


クエストは、本編や以前のDLC「The Pale Reach」とは別のタブからアクセスできます。地図上のマークを目印に早速資材の確保に乗り出します。


魚を釣ったりお宝を探したりする時は、さまざま種類のスキルチェックがありミニゲーム感覚で引き上げることができます。回収に成功し、再度リグを訪れ資材を渡すと電力が供給され「サイエンスラボ」が建設されました。プレイヤーはここを拠点に活動できるようになります。


新たな拠点の機能と新しい装備


「アイアン・リグ」はさまざまな機能を持っています。基本的には本編で寄港できる場所と同じように、魚の売却や船体のアップグレードなどが可能です。


「工廠」は装備を作成できる施設で、ティア1~4のレベルに分かれており、素材を集めて費用を払うことで次第にアンロックできる仕組み。新たな装備は釣り竿からリール、トロール網まですべて刷新されより強力なものになっています。なお、これらのギアがないと本DLCを進めることは出来ません。


「鋳造所」はアイアンヘブンの木箱など、必要になる素材自体をクラフトできる機能で、こちらもティアレベルを解放してどんどん便利なアイテムを作れるようになります。


「テックラボ」は、夜の暗い海を照らしプレイヤーの「パニック度」を和らげてくれるライトや、釣り場など周辺情報が詳しくわかる望遠鏡、周囲に存在を知らせるための汽笛など、船体のアビリティとステータスを強化してくれる施設です。


新たな機能としては、船の旋回速度の向上、後進速度の向上、サルベージ速度の向上など本編ではできなかった部分がアップグレードできるようになっています。


「アンダーマーケット」は怪しさ満点の市場です。ここでは本編と同様、設計図を解放済みの釣り竿やエンジン、ライトや素材などあらゆる物が購入可能です。


他にも「バイオラボ」では魚を納品して売却できます。投入した魚たちは有機素材となり、アイアン・リグが掘削作業を行える……という設定です。本編の寄港ポイントよりも各機能が非常によくまとまっていて使いやすい印象でした。


新種の魚たちを捕獲し汚染を浄化せよ


発電設備が整ったので、アイアン・リグが掘削作業を開始したところ、海底の奥底で巨大な亀裂が走り、ヘドロのような物質がマロー諸島周辺を覆ってしまいます。予期せぬ事態に焦ったヘブン社の科学者から、「浸潤インフューズドロッド」という新たな釣り竿を使っていくつかの標本サンプルを回収し、海域と魚たちにどんな変化があったかを調査して欲しいと依頼されます。


マロー諸島は本編最初に登場する美しい島々ですが、重油のようなヘドロに汚染されかなりヤバい状態です。黒い液体はあたり一面に広がっており泡を吹いています。


ヘドロの海での釣りは、通常より複雑なスキルが必要で、タイミング良くゲートを開いてボールを通過させれば巻き上げに成功します。


現れたのは新種の「オステオストラカン」「タリモンストゥルム」というマロー諸島では普通見られない奇妙な魚たち。他にも「パドルフィッシュ」や「ナマコ」など珍しい魚が釣れましたが、明らかに周辺海域と生態系への影響が見受けられます。


回収した標本を科学者渡すと、“亀裂が原因で深海層が撹乱され一部の深海魚が浮上してきた”のではないかとのこと。さらに掘削を続けると別の水域にも亀裂が走り、汚染物質が漏れ出してしまいました。そして今度はその物質を吸い上げて来て欲しいということで特別な機材「サイフォントロール装置」をクラフトし、現場に向かいます。


満タンになるまで汚染物質をかき集めると、「ダークキャニスター」というアイテムを入手。ダークキャニスターはウインチなど新たな装備品のクラフト素材となります。


掘削のせいでゲールクリフ地域にも汚染物質が広がり、そこでも新種の魚たちがたくさん浮上してきています。ちなみに本DLCでは、新たに捕獲可能な魚は50種類以上いるようです。


懲りずに掘削を再開すると、轟音とともに海底から巨大生物の脚がアイアン・リグに絡みつきます。この海には得体のしれない恐ろしい何かが潜んでいる……異常事態に動揺しますが、科学者はまた別の海域へ標本を捕まえてほしいと頼まれます。一体彼らの目的は何なのか、そこまでして掘削を続ける理由はあるのか……この先はぜひプレイして確かめて見てください。





拡張DLC「THE IRON RIG」は、2~5時間程度のプレイアブルコンテンツ、アイアン・リグを巡る完全新規のストーリー、8種類の新ギア、50種類上の新種の魚、さらなる船体の強化とアビリティなどボリューム満点で、現地時間2024年8月15日よりPC(SteamGOG.com)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに現地時間8月15日配信予定です。




新しい装備で新種の魚たちを釣るのが楽しかったスパ!謎の海上施設を巡るストーリーも興味深かったスパ!





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