【Game*Spark短歌】SteamにEpic Games…ビッグニュースが続いた今週、身バレに慄くゲーミング歌人が一首【なゐすぱ】

さて今週も「Game*Spark短歌」のお時間がやってまいりました。皆さんはお盆をどう過ごされましたか？ 本記事が載る時期は本格的にお盆が明けるタイミングなので、心もざわついているはず。そんな時は一首詠んだり、一杯飲んだりすると良いですよ。

本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“教養コンテンツ”としてゲーミングトピックを短歌にしてゲーミング歌人がお届け。ゲーム業界のすべてがわかる短歌を目標にお届けしていきます。

ゲーミング歌人曰く「とはいっても、ねぇ……お盆はゲーム会社も休んでいるんじゃないの？」とのこと。どっこい、休んでいるところもあれば動いているところもあります。『溶鉄のマルフーシャ』続編『救国のスネジンカ』発売日が発表されたり、コミケやRTA in Japanといったイベントが開催されたり、そもそも海外のゲーム市場は「オーボン？ ナニソレ？」でしょう。……普通に日本のゲーム会社もお盆返上で動いているかもしれません。いつだって社会はディストピア！

くるくると 頭のバルブが また回る
変わるSteam ニーズにあわせて

今週は、Steamがブラッシュアップされ使いやすくなりそうなニュースが届きました。ゲーミング歌人はValve関連のニュースを見るたびに「頭にバルブがついたおじさん」が頭をよぎります。「ゲーマーが見慣れたハゲた後頭部ランキング」があればトップ争いをするのではないでしょうか。ライバルは『Hitman』シリーズの47です。

上記の記事に関しても、歌人は「無関係な広告」という要素を迷惑に感じていたのでありがたいところです……まぁこの手の宣伝が多いのは大抵「職場閲覧注意」なタグが付いてたりするので、迷惑に感じていたというのはそういうことなのです。「良い改良であり前進的かつ革命的である」と歌人は言っています。

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ところで、最近ゲーミング歌人は“SNSで短歌が流行りかけてる”と聞くと怯えるようになりました。ゲーム関係者に言われたのなら「Game*Sparkですから！」と言えるほどノリノリですが、先日なぜか「AIと小説におけるうんちゃらかんちゃらのディスカッション」みたいな真面目な場に参加した際、文学研究サイドの人間から「SNSで短歌が流行りかけてますね」と脈絡なく言われ泣きそうになりました。この人、もしかして気付いてる？ 知らぬ顔 うかがい観るは 人か歌人か そっと扇を 開いてみれば……。

さて、ゲーム関係なかったのでここでもう一首。

正気かと　思いしうちに　親しみが
デスクトップに　Epicありし日

Steamが世間を騒がせたかと思えばEpic Gamesも負けてはいません。Epic Gamesと言えばゲームの無料配布で多くのユーザーの心をわしづかみ。初めは正気かと思い、次には「どうせ短期間で終わるキャンペーンなんだろ」と考えていたのですが、いつのまにか“ゲーマーのあしながおじさん”みたいな存在になったEpic Games……赤字かと思えば、なんと宣伝効果が抜群に良かったそうです。

デスクトップににゅっと出てくる通知も初めは煩わしく思ったものの「今無料配布してるよ！」という内容だったりするので嬉しかったり。歌人も、いつのまにか「Epic Gamesでゲームを買う」という選択肢が生まれたとのこと。ぶっちゃけ「SteamもEpic GamesもXbox Game Passもみんな頑張れ！」みたいな運動会の応援みたいなノリになってしまいます。

8月21日からはドイツで「gamescom 2024」が開催されるため、色々新情報も飛び込んできそうです。なんと「Game*Spark Publishing」ブースが出展されるそうなので、現地に行かれた方はぜひ寄ってみてください。……スパくん、ドイツに行くのか！？

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ゲーミング歌人が、この一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。

公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する思いのたけ、叫び、推しプラットフォームなどを短歌としてしたため、ぶつけてみてください。