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『原神』Ver.5.0先行プレイレポ―陸・海・空を思いのままに駆け回る!新エリア「ナタ」の冒険をいち早く体験してきた

Game*Spark / 2024年8月28日 12時0分

HoYoverseは、本日8月28日に『原神』Ver.5.0大型アップデートを実施しました。本アップデートでは、6つ目の国となる「ナタ」が実装されたほか、そのナタに関連する新キャラクター3名が、ピックアップ対象として登場します。


そんな『原神』は、2020年9月28日のサービス開始から今年で4周年を迎えます予告番組では4周年記念の施策として、恒常ガチャに収録されている★5キャラクターを初めて1名無料で獲得できるほか、ピックアップ出現確率の実質的な上昇、武器ガチャの天井緩和などが、SNSを中心に大きな話題を呼びました。


今回、編集部は『原神』Ver.5.0を一足先に触れられる機会を得ました。そこで本稿では、Ver.5.0を実際に触れた上でのファーストインプレッションをお届けしていきます。


なお、多くの旅人たちが期待しているであろう、魔神任務(メインストーリー)のネタバレは一切含みません。興味が湧きこれからプレイしようと考えている方、長らく休眠していて久しぶりに遊ぼうと思っている方々の後押しになれれば幸いです。
※ゲーム画面は開発中のものです。製品版とは一部異なる場合もあります。
※試遊にあたってはスマートフォン版でプレイしています。


【原神】ナタイメージPV——「駆け抜けろ、灼熱のナタへ」

◆断崖絶壁の渓谷エリアが続く「ナタ」。街はなく部族の集落が各地に点在する炎の国


ナタはスメール西側に位置する広大な砂漠地帯を抜け、海を渡ったその先にあります。作中でナタは「炎の国」とも呼ばれ、6つの部族によって構成される一風変わった国です。


『原神』にはこれまでひとつの国に主要な都市がひとつありましたが、ナタにそういった主要な都市は存在していません。強いて言えば、プレイヤーが訪れる「聖火競技場」こそが、主要都市の役割を担っていると言えるでしょう。


「ナタ」はスメールの砂漠を抜けた先に存在しています
「聖火競技場」の外観
ナタの冒険者協会は聖火競技場内にある「チュエンマーケット」の中にありました
競技場の中央エリア部分。観客席に囲まれ、正面には「炎神」の席らしきものが見られます

ナタの各地域には、6つの部族の集落が離れた位置に点在しており、それらの集落で異なる文化体系を構築しながら、人々は「竜」と共に生活をしています。


今回のVer.5.0では、3つの部族が登場し、それぞれの部族に属している人物たちが新キャラクターとして実装されました。集落の文化や特色はキャラクターたちにも引き継がれているので、入手した方は、ぜひ集落の世界観と照らし合わせてみてください。


■「こだまの子」


最初に訪れる部族「こだまの子」の集落。峡谷に橋が掛けられていて壮観
集落では部族のダンス対決が繰り広げられているようです
こだまの子の部族と日常生活を共にする「テペトル竜」たち

■「懸木の民」


「懸木の民」の集落は、絶壁から突き出すような構造
集落からはナタ内部の地形と聖火競技場を見渡すことができます
懸木の民は「ユムカ竜」と生活しています

■「流泉の衆」


ナタの海辺に集落を構える部族は「流泉の衆」
バカンスにピッタリなリゾート感溢れる集落で、音楽を奏でる文化が根付いているようです
集落の中には温泉もあるようで、人々は「コホラ竜」とのんびり過ごしています

また、ナタの新エリアは地図の面積ボリュームだけで見れば、ややコンパクトに感じるかもしません。しかし、実際には地下エリアや遺跡、孤島など、ひとつのロケーションに対して多くの探索ポイントが詰まっています。


高低差にも富んでいて、思わぬ場所に宝箱や仕掛けが潜んでいるのです。過去実装されたエリアに引けを取らない、密度の濃いフィールドに仕上がっていると感じられました。


◆「憑依」システムと新キャラクターのスキルで陸・海・空を高速移動!冒険はより爽快なものに


Ver.5.0では3種類の竜たちが登場して、プレイヤーの冒険をサポートしてくれます。ナタへ入国してから比較的すぐにイベントが発生した後、前項で紹介した「テペトル竜」「ユムカ竜」「コホラ竜」への憑依が可能です。これら3種類の竜は当然特性が異なるため、状況に応じて憑依先の竜を変える必要があります


たとえば、地中を潜るテペトル竜は穴を掘って進むので、崖登りが非常にスムーズです。ユムカ竜は口から特殊な繊維を伸ばして、空中をワイヤーアクションのように飛び回れるので、長距離移動に適しているでしょう。コホラ竜は、水上だけでなく溶岩のように燃え盛る液体燃素の中でさえ自由に泳げます。


竜は新エリアのあらゆる場所でその姿を見かけることができます。対象に近づき特定のボタン操作を行えば、彼らと戦闘中だろうがそうでなかろうが、簡単に憑依できてしまいます、ちなみに憑依の解除も簡単で、いつでも自キャラクターの操作に戻れます。


これまで紹介しているように新エリアは高低差に富んだ場所が多く、憑依は主な移動手段のひとつと考えても良さそうです。中でもジャンプで飛び回れるユムカ竜は、使用頻度がもっとも高くなるのではないでしょうか。


本バージョンから実装された「ムアラニ」「キィニチ」「カチーナ」ら新キャラクターは、憑依を使わず、便利な竜の移動手段を元素スキルとして備えています。無論、それらはキャラクターが持つ能力に過ぎないため、移動目的として考えた場合は、やはり竜に憑依した方が良いでしょう。


とはいえ、地上でも水上でもスピーディに動けるムアラニ、ユムカ竜のようにぴょんぴょん飛び回れるキィニチは、操作キャラクターとして非常に便利です。カチーナなら高所も登りやすく、隠されたアイテムを見つけ出せるかもしれません。それに彼らの能力は、テイワットのあらゆる地域でも役立ってくれることでしょう


なお、これらの移動方法は、ナタ独自のシステムとして登場する「燃素」を消費します。燃素ゲージは体力の上に表示され、ナタのキャラクターたちがスキルによる移動を行う際、燃素ゲージ分だけ追加でスキルを使い続けられます。燃素はナタの各地に存在する補給ポイントを起動して回復可能です。


今回の試遊で汎用性が高いと感じたのは、大ジャンプができるキィニチですが、フィールド移動に関して言えば、ムアラニの「ざぶざぶサメくん」がとても快適でした


ムアラニはスキル使用中のダッシュ移動まで可能です

新キャラクターは戦闘面においてもかなりユニークな戦い方を見せてくれます。移動能力を備えた元素スキルを上手く攻撃に転用して戦うため、過去に実装されたキャラクターたちとは、明確な使用感の違いを感じられます


特にキィニチはワイヤーを利用して、敵を中心に弧を描きながら草元素の弾丸を打ち出し続ける全く新しい戦闘スタイルです。彼の武器は両手剣ですが、元素スキルが楽しくて中々使う機会が訪れませんでした。


戦闘面ではカチーナもパーティの防御力を伸ばすのに便利です。彼女の乗り物「ぐるぐるコマちゃん」を使えば、ジャンプの落下で発生した衝撃波を岩元素ダメージとして与えます。結晶反応も起こしやすく、元素シールドでキャラクターの被ダメージを大きく抑えてくれるのです


ちなみにカチーナは乗り物から降りることもでき、その場合乗り物は等間隔に自動で衝撃波を発生させます。キャラクターを切り替えて攻撃手数を増やすのが、戦闘中の基本的な運用方法になるのではないでしょうか。


ムアラニは法器を使うキャラクターですが、通常攻撃のモーションはだいぶ控え目な性能です。代わりにざぶざぶサメくんの移動中、接触した敵にマーカーを付けて、その敵に対し誘導する水元素の突進攻撃を放つことができます


さらに元素爆発や通常攻撃のモーションにはコミカルな動作が多く、ムアラニの明るい性格が強めに反映されているように感じられました。


さて、ここまでVer.5.0の内容について簡単に紹介してきましたが、スメール編から評判をグイグイと伸ばしてきた、メインストーリーも『原神』の魅力を語る上では欠かせない要素です


ナタを司る炎神マーヴィカとはどのような人物なのか、旅人はナタで出会う部族たちとどんな冒険を繰り広げていくのか。これらについては実際のゲームプレイで確認していただくのがベストでしょう。


【原神】Ver.5.0公式PV「栄華と炎天の途」

『原神』では、新規プレイヤーが新バージョンのストーリーを比較的すぐ楽しめるように「クイックスタート」機能も追加されました。4周年を記念したイベントも多数用意されているので、これから始めるのにこれほど最適なタイミングはないかもしれません


最後に余談ですが、2024年9月10日(火)発売の「月刊アニメディア 2024年10月号」では、『原神』Ver.5.0の紹介と、これまでのストーリーを簡単に振り返る特集を本稿の筆者が担当しました。夜な夜なエナジードリンクガンギマリ状態で執筆をしたので、ぜひこちらもチェックしてもらえたら、いち旅人としても幸いです。


© COGNOSPHERE

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