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【特集】『アークナイツ』で遂に『レインボーシックスシージ』コラボイベントが復刻!? ストーリーも高評価な「オペレーション オリジニウムダスト」とは

Game*Spark / 2024年8月30日 13時15分

スマートフォン向けゲーム『アークナイツ』はリリースから4年が経過しており、アニメ化などのメディアミックス展開も注目されています。そして過去にも様々なゲーム内イベントを開催していて、他作品とコラボした例ではゲームでは『モンスターハンター』、アニメ作品では『羅小黒戦記』、現実世界ではケンタッキーフライドチキンやローソン、自然保護団体WWFとも協力してイベントを実施していました。


『アークナイツ』自体の詳しいゲーム紹介は過去記事に譲りますが、どのイベントでもストーリーの質が高く、例えば『モンハン』コラボでは英雄の証がちゃんとしかるべき場面で流れ、リオレウスの尻尾も切れるなど、『モンハン』プレイヤーも納得させるクオリティでした。


幻の高評価イベント、ついに復刻?


そんなコラボの中でも異質であったのが「オペレーション オリジニウムダスト」という「レインボーシックスシージ』という他作品と初めて行われたコラボイベントです。マルチプレイで他ドクターとCo-opができる多元協力というモードが期間限定で追加されたりと挑戦的な試みも同時に行われていたのですが、本イベントが評価された一番の理由はシナリオにあります。


本イベントは『R6S』メンバーが特殊作戦中にテラの世界へ異世界転移される形で始まるのですが、シナリオの導入ではテラの世界と現実の世界の人間との種族優位差が示され、持ち込まれた火器と人間の方がテラでは不利である描写から始まっています。


Ashのプロファイルにはその辺りも書かれているなど、メンバーが不利だったのが伺えます。

コラボイベントではあるのだから、ある程度世界観を落とし込むのは当たり前。しかし本コラボイベントで評価が高いポイントは、本編でも何度もプレイヤーを心情的に苦しめ、世界観を暗くしている原因……つまり『アークナイツ』のストーリーの根幹でもある「鉱石病(オリパシー)」が何故そんなに忌み嫌われているかという描写が、彼らの目を通して痛切に伝わる点です。


アニメの一期やストーリーの序盤でも不治の病、感染者が差別されるという描写はあれど、鉱石病がもたらす不幸は正直なことを言って、とある章を迎えるまで既プレイヤーでも口を揃えて「分かりにくい」というでしょう。


この鉱石病が本編内で忌み嫌われる理由は、「不治の病であるのにも関わらず感染しやすい」という特徴だけでなく、「感染者が死んだときに起きること」にあります。


感染者が死亡したときは全身が源石(オリジニウムストーン)となって粉塵爆発を巻き起こし、吸い込んだ人間に更なる感染の二次災害をも巻き起こします。見た目も石が飛び出したりと分かりやすい症例だけでなく、臓器が石化するなど非常に厄介です。鉱石病による人災だけでなく、その他の世界設定を語るフレーバー……種族差やアーツとの関係などの落とし込みも非常に分かりやすいため、本コラボシナリオはアークナイツを知る上でその点が高く評価されています。


この「鉱石病」に対処するための組織がロドスであり、日々戦っているのですが、……この辺りは実際のゲームやアニメ、過去記事の紹介に再び譲りましょう。


コラボ最難関イベントは伊達ではない


過去記事でも述べたように、筆者はこのイベントがキッカケで『アークナイツ』を始めることになりました。「イベント終了数日前に事前条件をようやく満たしてイベントステージを始める」という、既に遊んでいるプレイヤーなら想像のつく地獄のような状況ではあったのですが、最終的には追加のEXステージを諦め、メインストーリーのみをイベント終了30分前ながらなんとかクリアしています。


本コラボイベントが本当に難しかった理由は、ボスがかなり特殊であったこと。登場する新規の敵キャラクターもクセが強い上に、プレイヤー側が苦戦を強いられる場面が多く、ボスステージである「OD-8」は筆者も満点評価でクリアできていません(初めた時期も理由ではありますが)。特にここで出現した敵に関しては、このイベントが初出であったりします。


そんなこともあってか、本イベントは『アークナイツ』の中でも最難関イベントのひとつに挙げられています。しかし2024年の現在であればオペレーターも100人近く増えていますし、対策手段/特効オペレーターも考えられるだけでもかなり増えており、リベンジは容易であろうとは考えています。コストはややキツそうですが、右に見えているオペレーター数人だけでも今のバランスならクリアできるのではないでしょうか?


原作再現度も高いコラボオペレーター


本イベントで実装されたのは「Ash」「Blitz」「Frost」「Tachanka」の『R6S』プレイヤーならお馴染みの初期オペレーター陣でした。筆者のお目当てだったタチャンカは設置型ランチャーを使用した連続攻撃、焼夷弾を用いた範囲攻撃と2つのスキルを持ち、当時のタチャンカの代名詞を再現していました(今は持ち運び可能になっていて別物なのですが)。


Ashも当時猛威を奮っていたスタングレネードからの高速攻撃と代名詞ともいえるブリーチング弾、Frostはウェルカムマットと、原作登場ガジェットを納得の使用効果で再現していました。




本イベントは、実際にクリアしたプレイヤーでなければ「クリア済みのストーリー」以外を読み返せませんし、プレイ経験に関わらずマップも再度プレイできないなど、『アークナイツ』の中でも異端と言えるコンテンツでした。


数年前にユービーアイソフトの担当者から挨拶状が届いたりと復刻を匂わせる出来事がありつつ、権利関係の視点から絶望視されていた『レインボーシックスシージ』イベント。次の復刻もどこまで期待できるか未知数なので、本記事を読んで興味を持たれたコアゲーマーの方は……悪いことは言いません。いつなんどきでもテラの大地は過酷ではあるのですが、もしイベントが始まったら早速プレイすることをおすすめします。


そのときは、多元協力のステージであなたをお待ちしております。


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