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国立科学博物館、「PlayStation2」を重要科学技術史資料(未来技術遺産)に認定―「DVDの普及に貢献し実用的なマルチメディアを実現した製品として」

Game*Spark / 2024年9月4日 11時40分

2024年9月3日、国立科学博物館・産業技術史資料情報センターは2000年発売の「PlayStation2」を含む全18件を令和6年度の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に認定したと発表しました。


DVD再生機能でマルチメディアを実現した製品として未来技術遺産に認定


今回重要科学技術史資料(未来技術遺産)の第00365号に認定されたのは、「PlayStation2(CPH-10000)」です。ゲーム専用機としては初の選定で、同製品の選定にあたっては、以下のような理由が挙げられています。



  • 世界初のDVD再生機能搭載家庭用ゲーム機。


  • 当時のゲーム機の最先端の基本スペックをもち、美しいグラフィックでゲームとして見応えのある写実的な表現を可能とした。


  • 当時の一般的なDVDプレーヤーよりも低価格で発売された事から、DVDの普及に貢献した。


  • 実用的なマルチメディアを実現した製品として重要である。



こうした理由が重要科学技術史資料の選定基準である、「科学技術の発展の重要な側面及び段階を示すもの」「国民生活の発展、新たな生活様式の創出に顕著な役割を果たしたもの」を満たしているとして今回の選定となったようです。


こうして、日本の技術史に歴史を刻むこととなった「PlayStation2」。改めて振り返ってみても、DVD普及とゲームにおける美麗なグラフィックのはしりとなった印象は間違いないといえるでしょう。


他に選定された重要科学技術史資料については、産業技術史資料情報センターの特設ページをご覧ください。


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