シリーズ最新作『CoD:BO6』マルチプレイをハンズオン！いつもの肌触りは残しつつ「オムニムーブメント」がゲームをさらに爽快に【イベントレポ】

アクティビジョン・ブリザードは、8月28日（現地時間）ワシントン.D.Cでイベント「Call of Duty: Next（COD Next）」を開催。本イベントでは、2024年10月25日に発売する『Call of Duty: Black Ops 6（CoD:BO6）』の先行プレイが行われました。

この先行プレイでは「ゾンビモード」や「Warzone」などがプレイできましたが、やはり一番の注目されたマルチプレイです。新機能となる「オムニムーブメント」始め、2024年の『CoD』はどうなるのか、会場からも熱い視線が集まっていました。

本稿では、そのマルチモードのハンズオンをお届け！システム面での変化や感想はもちろん、イベント会場での雰囲気なども紹介します。

◆マルチプレイではシステム面に大きな変化が！

『CoD:BO6』のマルチプレイでは、さまざまな新機能が追加されています。一番大きな変化は、前述した新機能「オムニムーブメント」でしょう。この機能は、これまでの前方向だけでなく、横向きや後ろなど全方向にダッシュができるというものです。

これに合わせて、全方向へのスライディングも可能になりました。また、本作では飛び込み動作をしながら発砲することも可能です。

先行プレイの際、壁際だと自動でリーンする点も驚かされましたが、この仕様には苦手な人もいるかもしれません。筆者としてはこのリーンの挙動はかなりスムーズだったため、初プレイ時でも扱いやすく、かなり便利に感じました。

その他、敵兵を後ろから近接で攻撃した際、そのまま敵兵を盾にしながら銃撃をできるアクションが追加されています。先行プレイでの筆者の腕前ではなかなか活用できませんでしたが、これまでにない面白い動作ではあります。

◆ステータス減少のアタッチメントが増え、直感的な改造が可能に

また、ガンスミスにも大きな変化がありました。それが各アタッチメントを取り付けた際、減少するステータスが非常に少なくなった所です。カスタムする時にマイナス要素に気を使わず、気楽に装備を付けられるようになりました。

そのため、今作のガンスミスは純粋にステータスだけに注目して改造すれば良いので、マイナス値が激しくて敬遠していた弾薬のアタッチメントを組み込みやすくなり、個人的にはありがたさを感じました。

逆に減少値を踏まえて組み合わせを考えることは減りますが、その分色んな武器を触ってカスタムしていけるのではないでしょうか。

◆より爽快さが増したゲーム性で撃ち合いが楽しめる！

マップやゲームルールなども当然変化していますが、その辺りはいつもの『CoD』と言って良いと思います。最近の作品をやっていないプレイヤーも復帰しやすい作品だと感じました。

筆者はベータテストを始めてすぐに自動でタクティカルダッシュができるように設定を変更しました。もともとスピード感のあるゲーム性でしたので、目玉アクションの「オムニムーブメント」のプレイ感も相まってストレスフリーでプレイできました。

これまでの内容から「ゲームスピードがついて行けないほど上がった」という読者の方もいるかもしれませんが、筆者としては特にそのようには感じませんでしたが、「集弾率が下がった」という感覚があったからかもしれません。『MW3』の時より弾が素直に飛ばず、相手をエイムしても、思ったよりしっかり当たらない印象でした。

それもあってか、現状そこそこ遠くまで当てられるSMG「Jackal PDW」や、素直に使えるAR「XM4」はかなり強武器だと感じます。

◆イベント会場の反応も上々で、発売が楽しみ！

こうして終わった先行体験。筆者の満足感は非常に高く「今まで遊んだBOシリーズの中で、一番面白かったかもしれない……！」と思ったほどでした。この満足度は会場にいる他メディアも高く、ランチの時間になっても多くの人が続けてプレイしていました。

また、同会場で配信していたストリーマーなども本作に悪い印象を受けている様子はなく、本作のクオリティーに満足していたように見受けられます。実際、移動中のバスやイベント後のパーティー会場の雰囲気もかなり明るく感じました。

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ベータテストが始まっているのもあり、すでに体験済みの人も多いでしょう。しかし、久々に『CoD』シリーズをプレイしたい人や、面白いFPSをやりたいと思っている人にはぜひおすすめしたい作品となっています。

『Call of Duty: Black Ops 6』は、PC（Steam/Battle.net/Microsoft Store）/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに現地時間10月25日発売予定です。