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「とんねるずの生ダラ」憲磨呂も体験! マーベルコラボ結集の『MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics』収録の注目作をピックアップ【先行プレイ】

Game*Spark / 2024年9月10日 0時0分

『MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics(以下、マヴカプコレクション)』が9月12日より発売されます。


近年は、カプコンによる過去作のコレクション系作品が非常に充実してきており、格闘ゲームに限って言えば『ストリートファイター』系作品を集めた『Street Fighter 30th Anniversary Collection』、『ヴァンパイア』シリーズなどの人気作を集めた『カプコン ファイティング コレクション』が発売されるなど、往年のゲーマーにとっては嬉しい展開が続いています(『ガチャフォース』の移植とか、あったりしませんかね?)。


今回発売される『マヴカプコレクション』や、後に発売が決定している『カプコン ファイティング コレクション2』には非常に人気が高く、かつ現在は遊びづらいタイトルが揃っています。ただ、どちらも他社とのコラボレーション作品を取り扱っているためにファンとしては「ちょっと出すのが難しいのかな……?」と思っていたところの発表だったので、非常に嬉しい驚きでした。ということで、今回の記事はそんな『マヴカプコレクション』の事前プレイレポートとしてお届けします。




今作『マヴカプコレクション』は、私にとってはかなり印象深い作品たちが含まれています。個人的な体験にはなりますが、筆者の人生において「アメコミ」というものを初めて意識したのはカプコンとのコラボレーション作品に触れたのがきっかけでした。それまでももちろん「ミュータント・タートルズ」や「バットマン」など知っている作品はあったように記憶してますが、特に強く意識するようになった、という意味です。おかげで後にやってくる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」ブームを親しみやすいものだと感じ、楽しめるようになったようにも思います。


今作に収録されているのは『エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム』『マーヴル・スーパーヒーローズ』『エックスメン VS. ストリートファイター』『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』『マーヴル VS. カプコン クラッシュ オブ スーパーヒーローズ』『マーヴル バーサス カプコン ツー ニューエイジ オブ ヒーローズ』『パニッシャー』という7作品(Steamストアページより)。今回は筆者的に気になったタイトルの中から、特に注目したい点をピックアップして紹介していきます。


まずは記念すべきカプコン製アメコミ格ゲーの第一作である『エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム』。今作は陰影が濃く、キャラセレクト画面の絵柄がめちゃくちゃかっこいいです。マーベルキャラクターたちのドット絵も、この時点でかなり完成されていて非常にかっこいいです。筆者は未だに「X-MEN」と聞くと、こういうカプコンっぽい絵柄が脳内に思い浮かびます。


ゲーム内容も、キビキビした動作で爽快。ワンボタン必殺技も搭載されているため、初見でもそこそこ楽しく遊ぶことができます。


スピードの早い戦闘は現代の格ゲーにも通じるところが多く、今遊んでもあまり古さを感じさせられません。キャラクターの動きも凝っていて、見ているだけで楽しいです。サイロックのドット絵、いいですよね~。


各ゲームにはインストラクションカードがついており、いつでも参照可能。あまりガッツリやり込むつもりではないが手っ取り早くシステムを把握したい……という場合に非常に有用、かつ当時の雰囲気を味わえるという一石二鳥の仕様です。ゲームを英語版で起動した場合はインストラクションカードも英語になるという凝りっぷり。こういうのって本当に嬉しいです。




次作『マーヴル・スーパーヒーローズ』ではキャラクターセレクト画面が更にカッコよくなってます。てかめっちゃカッコよくないすか。改めて見ると非常に新鮮でした。今作ではMCUですっかりおなじみとなった「インフィニティ・ジェム」が登場しているのが印象的ですし、MCUでおなじみになっていない、ゲームやってた人にだけおなじみとなっているキャラクターであるところのブラックハートもここから登場してます。




つづいて(一本飛ばして)『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』。日本語版には「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」とのコラボレーションで生まれ、マーベル側から物言いがあったというエピソードが有名な曰く付きのキャラクターであるところの「憲磨呂」もちゃんと出てきます。




相手にサインをねだる憲磨呂の特徴的な挑発モーションもこのとおり。収録作のうち格闘ゲームにはトレーニングモードが搭載されているため、挑発してるときのヒットボックスの確認もできるみたいですね。


続いて『マーヴル バーサス カプコン ツー ニューエイジ オブ ヒーローズ』を紹介。非常にたくさんのキャラクターが登場し、未だにファンが多い作品です。本作はネット対戦にも対応していますが、この『マヴカプ2』が一番盛り上がりそうだな、と思います。




今でも続く(続いていてくれ)『マヴカプ』シリーズですが、『マヴカプ2』はめちゃくちゃ画面が綺麗で、ドット絵『マヴカプ』の集大成となっているように感じます。ビーム攻撃なんかのビジュアルもめっちゃかっこよく、ほんとに古びていないというか、今遊んでも新鮮でかっこいいです。




最後に、収録作の中で最も古く、唯一の非対戦格闘ゲーム作品(ベルトスクロールアクション)となっている『パニッシャー』をご紹介。筆者はこのゲームを遊んだことがなく、なんだったら今回収録されると知るまで存在すら知りませんでした。このゲームの出来が良かったからマーベルとカプコンの関係性が強固になった……みたいな経緯があるんですかね? 操作キャラクターにニック・フューリーがいるのも驚きです。


内容はかなりスタンダードなベルトスクロールアクションです。筆者はベルトスクロールアクションが苦手なため、連コして無理やりクリアしましたが、ドラマ版「デアデビル」や「パニッシャー」で見た悪役などが多く登場して非常に楽しかったです。ちなみに日本国内では家庭用向けの初移植とのこと。




と、いうことで、コレクション作ということもありかなり盛りだくさんな内容。カプコンファン、マーベルファン、どちらにもおすすめできる内容となっています。


格闘ゲーマーとしてガチに遊びたい場合はネット対戦もできますし、カジュアルプレイヤーが雰囲気だけ楽しむために買っても損しない内容かと感じました。筆者のように世代的に思い入れがあるプレイヤーはもちろん必携の内容ですし、新規の方も、若いゲーマーの方も、この記事を読んで気になったら、是非購入してみてください!


『Marvel vs. Capcom Fighting Collection: Arcade Classics』のダウンロード版は、スイッチ/PS4/Xbox One/PC(Steam)版は9月12日より発売予定。Xbox One版は2025年にリリースされます。また、パッケージ版はスイッチ/PS4向けに展開し、11月22日(金)より発売されます。


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