今度はコズミックホラー路線？『Starfield』大型アプデ「Shattered Space」はこれまでとは一味違う【gamescom 2024】

ドイツで8月21日から24日かけて開催された大型ゲームイベント「gamescom 2024」。本稿では、ベセスダ・ソフトワークスが手掛ける『Starfield』の大型アップデート「Shattered Space」についてメディアブース内で行われたビデオプレゼンをお届けします。

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まず最初に触れられたのは、gamescom期間中に発表され無料配信が始まった「REV-8」の各要素について。これはトレイラー映像と同じ内容が繰り返されました。これまで広大なフィールドを徒歩移動（？）だったのが、ブースターまで装備している車両が登場したことで、さらに縦横無尽な移動が可能になって快適になりました。

ちなみに別のタイミングで開発者であるTim Lamb氏にお話を伺う機会があったので聞いてみたのですが、カスタマイズ要素としては色の変更のみで、その他パーツの登場などについては「リリース直後なので現段階では未定」というものでした。

続いて触れられたのは、拡張コンテンツである「Shattered Space」について。イベントの時点においても限定的なものだったので、記事執筆の現時点と比較しても公開された情報はほぼ同じという印象です。物語の立ち上がりとしては、廃墟と化したスターステーションから届いた謎の救難信号を追いかけ、惑星ヴァルーン・カイへと向かうというもの。

本編の星々が瞬く宇宙を股にかけて冒険の旅へ……というよりは、同じ探索系でもどこかコズミックホラーめいた雰囲気を感じさせます。ちなみに舞台の惑星では50以上の新しいロケーションを探索できるそうです。

「グレート・サーペント」と呼ばれる存在を神として崇め奉る宗教団体の狂信的な様子。ヴァルーン家の中枢へと踏み込んでしまったプレイヤーに、異形の化け物が襲いかかります。新しい武器、装備そして宇宙服を入手してこの脅威に立ち向かうのですが……。

個人的な感覚としてはやはりコズミックホラーのテイストが強く、お化け屋敷（？）を彷徨い、ミッションや収集したアイテムのフレーバーテキストなどから浮かび上がるゲーム世界の輪郭にさらに感情を揺さぶられる系なのか？という印象でした。

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そんな『Starfield』ストーリー拡張コンテンツ「Shattered Space」は、Xbox Series X|S/Windows（Steam、Microsoft Store）向けに10月1日に発売予定です。

今年も賑わいを見せた「gamescom 2024」、Game*Sparkでは引き続きインタビューやハンズオンプレイレポなど様々な記事を掲載していきます。

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