2人協力が楽しいデザインに！サスペンスADV最新作『リトルナイトメア3』先行試遊レポ

不気味な雰囲気や謎解きアクションが人気を博している『リトルナイトメア』シリーズの最新作である『リトルナイトメア3』が、2025年の発売に向けて開発中。開発スタジオは前作から変わり、『Until Dawn -惨劇の山荘-』や『The Dark Pictures』シリーズで知られるSupermassive Gamesが担当します。

本記事では、シリーズの新たな1歩である『リトルナイトメア3』の先行試遊レポートをお届けします。

2人協力で不気味なフィールドを駆け抜ける

本作は、横スクロールアクションゲームスタイルで描かれるサスペンスアドベンチャーゲームです。危険な世界「ノーウェア」を抜け出すため、プレイヤーは弓矢を持ったロゥとスパナを持ったアローンの2人を操作して世界を駆け抜けます。

前作では2人のキャラがいたものの、実際は1人プレイであり、片方のキャラクターはNPCでした。一方本作ではCo-opマルチプレイに対応しており、2人のキャラをそれぞれが操作できるようになっています。とはいえ、もちろん1人がプレイヤー、1人がAI制御のNPCというプレイも可能です。

試遊パートは、キャンディの工場が舞台。グラフィックは暗めで、背景にはパッと見ただけでも何者かが吊り下げて働かされていたり、小さな虫がうじゃうじゃと蠢いたりと、『リトルナイトメア』らしい不気味で気持ち悪い雰囲気がたっぷり感じられます。

このパートで敵となるのは、手が蜘蛛のように複数生えたおばあさんのようなもの。常にイライラしているかのような触れがたい雰囲気を放っており、プレイヤーは暗がりでしゃがんでステルスで見つからないようにしたり、急いで次のエリアに逃げたりといったプレイが求められます。

謎解きにおいては、ひらめきよりも観察力が求められる印象。机の下に置いてある箱の中に隠れたり、それとなく置いてある台車を引っ張って足場にしたりと、マップ上のオブジェクトを見つけることが攻略の鍵となります。重いドアを開けるなど2人協力ならではのところもあれば、見つからないように一緒にステルスやチェイスをするなど、スリルを2人で共有できるのも魅力です。

かなり短い試遊ではありましたが、恐怖を共有するという協力プレイならではの魅力や、『リトルナイトメア』らしいキャラクターの表現など、とても充実感のある試遊でした。一緒にプレイしたヘヴィなシリーズファンの方も非常に興奮されていたため、ファンにとっても期待して良いものになっていそうです。

『リトルナイトメア3』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに2025年発売予定です。

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Little Nightmares™III & ©Bandai Namco Europe S.A.S
※画面は開発中のPC版のものです。