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ペラペラになっちゃう対戦TPS『Strinova』プロデューサーインタビュー!ヒーローシューター戦国時代での生き残り方や、『ペーパーマン』からの影響も訊いた【TGS2024】

Game*Spark / 2024年10月2日 13時0分

アニメ調のキャラの対戦TPSかと思いきや、ペラペラになれる!しかも、壁の中に入れる!? そんな超ユニークなシステムが期待を集めている『Strinova(ストリノヴァ)』。本記事では、東京ゲームショウ2024で来日していたプロデューサーのALAN氏へインタビューを行いましたので、その様子をお届けします。


『ペーパーマン』からの影響や、課金要素の詳細まで訊いてみた


――今回の東京ゲームショウ2024に参加した理由を教えてください。


ALAN『Strinova』はグローバル市場を狙っており、その中でも日本はきわめて重要なマーケットです。日本のプレイヤーやメディアの皆様と交流できる場を大事にしたいと思い、今回参加を決めました。


――ブースはかなり大きく、豪華で驚きました!来場者からの反応はいかがですか。


ALANたくさんの方に試遊列を作っていただいており、とても情熱を感じています。実際にプレイしていただいた方々は、興奮した表情で楽しんでいただいています。


――日本のは重要なマーケットとのことですが、現状日本ユーザーからはどれくらい注目されていますか。


ALAN以前開催したクローズドベータテストでは、たくさんのコメントやフィードバックをいただきました。次回のテストまでに、それらの意見を元に改善できるよう頑張っています。日本のユーザーと交流できる機会はたくさん設けたいので、公式SNSアカウントなども頑張っています。ちなみに本作のスタッフには、日本人や幼少期を日本で過ごした中国人もいるんですよ。


――リリース日はまだ未発表ですが、今後の予定はいかがでしょうか。


ALAN10月10日に、アジア・欧州・北米の3サーバーを用意したグローバルテストを開催予定です。


――ペラペラと3Dを切り替えできる「弦化」システムは本作ならではの魅力だと思うのですが、こうしたアイデアはどういったところから発想を得ましたか。


ALAN開発チームのメンバーは皆、アニメと競技ゲームが大好きなので、それを融合しました! アニメによくあるキャラの変身や超能力というのも意識しています。また、競技シューターは「射線」がすごく重要になってきますよね。そこから、これを「弦化」で避けられるようになったら面白いのではないか?という発想が生まれました。弦化を利用すればマップを隅々まで利用できるようになるので、良いアイデアだったと思います。


――日本のゲーマーは、かつて運営されていたFPS『ペーパーマン』を思い出して、喜んでいる人が多いようです。同作にも影響を受けているのでしょうか。


ALANはい、『ペーパーマン』は私も若い頃に熱中しました。ただ、『マリオ』や『ゼルダの伝説』といった作品からもインスパイアを受けています。ただ、その変化をどのようにTPSと融合するかが一番重要なポイントでした。


――本作はキャラごとに能力が違ういわゆる「ヒーローシューター」というジャンルに属する作品だと思いますが、『VALORANT』『オーバーウォッチ 2』『Deadlock』『Marvel Rivals』など競合相手がたくさんいると思います。そんな中、本作のユニークな点や勝算はどこにあるのでしょうか。


ALANまず、作品に込められた精神が違うと思います。挙げていただいたような作品は、いわゆる「アメリカンヒーロー」なテイストの方が強いですよね。本作は根底にアニメへの愛があり、小さな頃から熱中してきたアニメをどのように面白いゲームに発展できるかを意識して作っています。


FPSではなくTPSを選んだ理由もそこにあります。本作をプレイされる皆様はキャラクターへの愛をもって楽しまれている方が多いんです。


――すでにキャラソンがリリースされていることから、キャラや世界設定はプッシュしていきたい部分なのかと予想していました。


ALAN本作はあくまで競技シューターというところがメインなので、RPGのような重厚な世界設定とまではいかないのですが、本作ならではの面白い世界設定を皆さんに伝えたいですし、キャラもひとりひとりバックストーリーを作ってあるので、ぜひ楽しんでほしいですね。


また、本作はKADOKAWAさんと協業して作っています。いま、漫画を制作しているところですし、将来的にはアニメも制作するかもしれません。ゲーム以外でも、ぜひ本作を楽しんでもらいたいです。


――基本プレイ無料となると、課金要素がどこなのか、課金しなくても楽しめるのかと気になる人は多いと思います。ここについて詳しく教えてください。


ALANまず前提として、本作は競技的なゲームなので、Pay to Win要素は一切ありません。お金が能力向上につながったら、プレイヤーたちの練習がすべて意味を成さなくなってしまいますから。


ではどこに課金要素があるのかというと、シーズンパス、キャラクタースキン、武器スキンというところです。ただ、これらのコンテンツも無料で入手できるものはありますし、課金なしでも十分にお楽しみいただけます。


――キャラのアンロックは課金ではないのでしょうか。


ALANはい。キャラクターのアンロックはゲームをプレイして得られるゲーム内通貨でアンロックする形式です。課金要素とは違うのですが、ゲーム内の大会(カップ)に参加すると、ゲームのグッズや現金などが得られるという要素も考えています。


――本作はPC/PS5/モバイルでのリリースとなりますが、クロスプレイは用意されていますか。


ALANPCとモバイル間はクロスプレイできません。モバイル版はPC/PS5版とはさまざまなアレンジを加えたものであり、場合によってはスキルも変わっているため、公平性の観点からクロスプレイには対応しません。


PCとPS5間についてはまだ検討中なのですが、PCユーザーでもコントローラーで遊んでいる場合はPS5とマッチングできるようにしようかと画策中です。ただ、バランスが崩れるなど問題が生じれば、仕様を変更する可能性もあります。今後どうしていくかは、プレイヤーたちの意見次第です。


――最後に、日本のゲーマーに向けてメッセージをお願いします。


ALAN「eスポーツワールドカップ」に参加した際、日本のプレイヤーたちと一緒にプレイしたのですが、とても良い印象を与えられたようです。皆様のゲームへの情熱や優しさを強く感じられましたので、ゲーム内でお会いするのが楽しみです。


――ありがとうございました。




『Strinova』は、PC/PS5/モバイル向けにリリース予定です。


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