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真の騎士はパッドを使うとな?撃って斬ってのアクションシューター『キル・ナイト』のイカした爽快感に痺れたプレイレポ

Game*Spark / 2024年10月6日 12時30分

今回はPlaySideが、2024年10月2日にWindows PC(Steam)/ PS5/ PS4/ Xbox Series X|S/ Xbox One/ ニンテンドースイッチ向けにリリースしたアクションシューター『キル・ナイト(KILL NIGHT)』をご紹介。


『キル・ナイト(KILL NIGHT)』とは?


本作は、ダークファンタジーな世界を舞台に、殺戮の騎士キル・ナイトとして迫りくる魔物をなぎ倒しながら深淵を駆け抜けるアクションシューターゲーム。1ステージ5~10分程度とゲームスピードが早いものの、操作に慣れないうちは僅かなミスから、そのまま敵の大群に押し切られて事切れるなんてこともしばしばでした。


そんな感じで死に覚えな要素が強めなので、チュートリアルも込みで最初のステージクリアまでには1時間程度かかった手応えです。とはいえゲームオーバーになってもリトライまでテンポが良いため、死亡を繰り返すことにそこまでストレスはありませんでしたね。


クリアすれば「っしゃあ!」と握りこぶしひとつ、負けても「ああもう少しでクリアできそうだったのに!もっかい!」とダブルこぶしの気持ちにさせてくれる、なかなか楽しいプレイフィールの本作……早速やってまいりましょう。


操作・設定・言語について


本作はキーボード&マウス、コントローラーに対応しています。操作系統はシンプルで、直感的に扱えるため、どちらで遊んでも問題ないように感じられました。んが、ゲーム開始時にデカデカと「真の騎士はゲームパッドを使うものである」と表示されたので、今回は主にXbox Oneコントローラーを使用してプレイ。なんですか、普段キーマウの私は真の騎士ではないというのですか(因縁)。


設定については、グラフィックからサウンドまでオーソドックスな項目が並びます。また、言語はバッチリ日本語に対応。ものすんごい個人的な感想になってしまい恐縮なのですが、本作はユーザーインターフェース(UI)にとどまらず、「表示される文字そのもの」も演出として作り込まれているため、ご覧のように翻訳時のフォントで作品世界を損なうこと無いのが最高です。


このフォントを混ぜて、崩してる(?)感がたまりません。

重ねて超スーパーすげえどすばいな個人的感想ですが、日本語翻訳の質が良くても、中国語フォントになっていると、そのミスマッチから、気持ちがゲームへとなかなか入り込めない辛さがあります(中国フォントそれ自体が悪いという意味ではありません)。その点、本作は文字の表記など諸々ひっくるめて「そういう作品世界」というデザインで包んでいるので、よく作り込まれていると思いますね。


本編開始


さあ始まりました『キル・ナイト(KILL NIGHT)』、タイトル画面からいきなりゲーム本編へ進んでもよいのですが、まずはチュートリアルから始めると良いかもしれません。


技の発動方法や効果について学んでおけば、実際の戦闘を通じた学習がより行いやすくなりますからね。


一通りのチュートリアルも終わり、いざ本編へ。5つのステージから最初の一つを選択します。画面下部にある「装備」項目からは、ステージ攻略中に達成した目標によってアンロックされる各種装備を選択できます。性能で選ぶも良し、操作が手に馴染むモノを選ぶも良し、好きなように選択するとよいでしょう。


ただこのアンロック方法については、ステージ攻略中に死亡しても目標さえ達成していればOKなので、そこまで厳しい基準ではないものの……何度もリトライすることになるゲームデザインから考えると、敵を倒したら経験値または資金を入手、それを元手に装備を購入という形にしたほうが流れとしてスムーズかな?とも感じたり。個人的には現在のスタイルでも楽しく遊べましたが!


戦闘については、斜めから盤面を見下ろすかのようなアングルで進行。マップは、ある程度敵を蹴散らすと盤面の形が変わり、障害物やギミックが登場したりします。この構造変化のシステムが面白いんですよね。


このおかげで、だだっ広いマップをウロウロして敵を倒すまたは、長い道のりをダラダラ移動する……という面倒なことがなくなり、縦または横方向の移動へ制限を設けるような構造変化が戦闘体験をより引き締めてくれるので、非常に楽しいゲームプレイになります。


まあギミックを避けきれずに死ぬこともあるんですが……。


我らがキル・ナイトは近接・遠距離攻撃ともに優れていますが、基本的には射撃を中心にして攻撃スタイルを組んでいくと良いでしょう。タイミングよくボタン入力することで、バフ効果などが発生するリロードシステムが搭載されており、プランBでいこう、プランBは何だ?という言葉が脳裏をよぎったり。


画面中央、主人公の下に表示されているバーが、リロードシステムのものですね。

このリロードは攻略の鍵と言っても過言ではないでしょう。というのも、リロード時さらに射撃を行えば効果が強化され、近接攻撃を行えば短時間の無敵判定とともに敵を一層でき、さらには特殊射撃用のゲージチャージなど、応用アクションの起点になっているからです。これらのアクション操作を習熟しておけば敵に囲まれても安心です。


特に敵が大量に沸いて出てきた時は、特殊射撃「ラースバースト」用にゲージを満タンにしておくのがおすすめ。というのも、このラースバーストで敵を薙ぎ払うと体力回復用のアイテムが生成されるのです。


回復アイテムをどのタイミングで生成させておくか、というのも攻略に重要なプランニング……本作、被弾して「あっ」と思ったらそのまま体力がチョコレートみたいに溶けて「あっあっあっ」からのゲームオーバーということがままあります。油断は禁物、先手必勝ということで普段からゲージを貯めておいて、大群が現れた瞬間ラースバーストを狙うというスタイルが良いかもしれませんね。


おわりに


ぎりぎりクリアしました。でもたのしい。

なお今更ですが、難易度選択が4段階(一部アンロック)ありまして、一番簡単であるはずの「後悔」レベルを選んだはずなのに、割と軽やかに殺されるので本作は難しめのゲームなのかもしれません。


ただし、1ステージのプレイ時間が短いこと、気軽にリトライがしやすいこと、といった良い部分があるおかげで、何度も繰り返しプレイすることが苦にならず難しさもそのうち乗り越えられるという塩梅に整えられているように感じました。


体感的には「畜生いつ終わるんだ!(喜)」ということもありましたが、ステージクリア時間を見るとむしろサクッと終わっている……まさに濃密なプレイ体験と言えましょう。



  • タイトル:『キル・ナイト(KILL NIGHT)』


  • 対応機種:Windows PC/ PS5/ PS4/ Xbox Series X|S/ Xbox One/ ニンテンドースイッチ


  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC(Steam)


  • 発売日:2024年10月2日


  • 著者プレイ時間:2.5時間


  • サブスク配信有無:記事執筆時点においては、無し


  • 価格:1,700円(2024年10月10日まで1,530円のセール中)
    ※製品情報は記事執筆時点のもの



スパくんのひとこと


リトライの気軽さと難しさが良いバランスで、いつの間にか操作が上手くなって敵を蹂躙している爽快感があるスパよ!

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