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重厚なローグライク格闘ACTから“棒人間”のガチなARPGまで粒ぞろい!中国パブリッシャーGamersky Gamesブースレポート【TGS2024】

Game*Spark / 2024年10月9日 18時30分

2024年9月26日から29日まで、千葉・幕張メッセにて開催された世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2024」。出展社数、出展小間数ともに東京ゲームショウ史上最大規模となる会場内では、さまざまな企業のゲーム情報で大きな賑いを見せていました。


中国のパブリッシャーGamersky Gamesのブースでは、ローグライク格闘アクション『血戦溶炉』や、海外インフルエンサーも登場するホラーゲーム『BrokenLore: UNFOLLOW』など5種類のゲームが出展していました。本記事では、同ブースのレポートをお届けします。


伝わりやすいゲーム紹介が印象的


ブースで試遊展示されている5種類のゲームには、それぞれ今回のTGS向けに日本語で紹介文が書かれていました。例えば『血戦溶炉』であればインスピレーションを“映画「カンフーハッスル」から受けている”など、一目見ればどんなゲームなのか伝わりやすい内容で好感触でした。今回いくつかゲームを実際にプレイさせてもらいましたが、その中で気になった作品をピックアップして紹介していきます。


◆ハードコアな格闘アクション『血戦溶炉』


まずは、ブース内で唯一試遊台が2つ設置されていた『血戦溶炉』をプレイしました。本作でプレイヤーは反乱軍残党のリーダーとして、ナノウイルスに侵され怪物に変貌した罪人たちが棲む星から脱出するために、仲間を率いて己を強化しながら戦い続けていきます。


ゲーム内ではアリーナのような形式で次々と登場する敵を倒していきます。主人公は格闘だけでなく銃器も使用可能で、離れている敵などに対抗することも可能です。倒されても得た報酬での恒常強化もあるなど、戦い続けることで得られるさまざまなパワーアップも用意されています。


強敵を倒すことで得られるアップグレードはランダム表示からの選択式で、種類も多く、プレイごとに違う戦いが楽しめそうでした。また、敵が銃を落とすこともあり、レア度も設定されています。なにより武器や強化で主人公の見た目が変わるのが最高にかっこいい……!


お手軽にコンボが繋がる格闘も銃撃もスムーズに切り替え可能。大量の敵を相手にするアリーナバトルの迫力と、ビルドを考えるローグライク要素をたっぷり楽しめます。なお、Steamでは本作のプロローグ版も配信中です。


◆ゆるい見た目に油断禁物!『オリ棒の異世界冒険』


なんとも力が抜けるネーミングの『オリ棒の異世界冒険:ナイフ一本だけで世界制霸』は、『Mount & Blade』シリーズファンの作者が1人で作り上げたという、部隊の管理が重要なアクションRPGです。


ストーリーとしては、邪悪なドラゴンブレスを受けて「オリ棒」になってしまった主人公が、元の姿に戻るために冒険を繰り広げるというもの。世界を巡って仲間を集めながら仲間を集めたり、手紙の配達や護衛などのクエストを受けたり、自分だけの町や城を持ったりと、さまざまなプレイが楽しめるようになるようです。


今回の試遊では、冒頭部を経て「オリ棒」になった主人公が、最初に訪れた街で周辺にいる盗賊を倒すクエストなどを体験しました。目標となるNPCの盗賊部隊はフィールド上を移動していて、主人公一行が触れることで戦闘がスタートします。このあたりは『Mount & Blade』のイメージに近いでしょうか。


戦闘では攻撃や防御、ステップなどを駆使して戦うのですが、序盤ということもあってか敵はかなり手強く、仲間と力を合わせながら戦う必要がありました。試遊では細かな部隊管理などは試せませんでしたが、わかりやすいUIやテクニカルな戦闘など、色々な“ユルさ”に反してかなり堅実に遊べそうです。


◆歯ごたえ抜群のステルスACT『スティールシード』


『スティールシード』はイタリアの開発スタジオStorm in a Teacupが手がける、ダークなSF世界を舞台にしたステルスアクションゲーム。ハイクオリティなグラフィックや、受賞経験のあるシナリオライターが携わったシナリオなど、本格的な世界観が魅力の作品です。


試遊ではひとつのミッションを体験しました。主人公はかなり自由でスピーディーな行動が可能で、上手くステルスしながらマップ内を移動可能です。また、相棒であるドローンを展開することでマップの構造や敵の位置の把握、ちょっとした攻撃まで可能で、さまざまな戦術を試せます。


ただし、本作はステルスアクションとしても難易度が高めの印象です。敵の感知範囲が広いだけでなく戦闘力も高く、見つかってしまえばあっという間に取り囲まれてしまいます。試しに戦ってみたのですが、重装備の敵に挟まれ、周囲からどんどん敵がやって来る状況であっさり倒されてしまいました。


その後もドローンを駆使して索敵やステルスを行いましたが苦戦は続き、ある程度倒され続け、やっとステルス戦闘ができたあたりで少し感動……!難しいですがストレスが貯まるような理不尽さもなく、歯ごたえ抜群のゲームとして楽しめました。




今回はアクションゲーム3作をメインでプレイできました。海の惑星を舞台にした開拓・基地建設シミュレーション『Deep Crafter』は、発展後のデータを見せてもらいましたが、自動化を含めかなり細かな建設ができそうな雰囲気でした。個人的には『オリ棒の異世界冒険:ナイフ一本だけで世界制霸』が楽しみなゲームです。


また、ホラーゲーム『BrokenLore: UNFOLLOW』は、多くの人々が足を止めて試遊していたり、見物しているのが印象的でした。同開発は日本の「二口女」をテーマにしたホラー『Blood Crossroad』なども手掛けています。こちらの2作品は体験版も配信中のほか、Steamにてプレイテスト参加者も募集中です。




試遊版では一部未翻訳のゲームもありましたが、展示されていた5タイトルはすべて日本語化対応の予定があります。少しクセの強い作品もありますが遊びやすさも両立していて、今後の展開が楽しみな作品ばかりでした!



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