Internet Archiveがサイバー攻撃でアクセス不能に―パスワード、メールアドレス等アカウント情報の漏洩も確認

ウェブサイトやマルチメディア資料の保存を行うInternet Archiveがサイバー攻撃の被害に遭っていることを同サイトの管理者であるブリュースター・ケール氏が発表しました。

アカウント情報の漏洩も発生。ユーザーは確認を

発表によると被害はDDOS攻撃によるサイトのサーバーダウンの他、Webサイトそのものの改竄やユーザーのアカウント情報の漏洩も含まれているとのこと。ユーザー名、メールアドレス、暗号化されたパスワードが侵害されたとしているため、同サイトのアカウントを持つユーザーは他サイト等でのパスワード利用の確認をお勧めします。

ケール氏はさらにセキュリティのアップデート等の対応を行ったとする一方、継続的なDDOS攻撃により未だサイトの復旧には至らず、迅速かつ安全にサービスを復旧できるよう取り組んでいると報告しています。なお、サイトのデータは破損していないことが確認されているようです。

ゲーム文化保存にも重要な役割担うInternet Archive

Flash作品などのインターネット上のゲーム文化保存にも重要な役割を担ってきたInternet Archive。ユーザーが安心できる形での復活が待たれます。