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アイ・オー・データのゲーミングブランド「GigaCrysta」が10周年!「父ノ背中」てるしゃん氏&あびつん氏も登壇したイベントレポをお届け

Game*Spark / 2024年10月16日 12時30分

10月15日、東京・高田馬場にある「ASH WINDER Esports ARENA 高田馬場店」にて、アイ・オー・データのゲーミングブランド「GigaCrysta」の10周年記念イベントが開催されました。


本稿では、イベントの様子の他、モニターを中心としたGigaCrystaの歴代から最新のゲーミングデバイスなどの展示が行われていた会場のレポートをお届けします。


会場にはGigaCrysta製品がずらり


GigaCrysta10周年イベントの会場となったのは、国内最大級のeスポーツ施設「ASH WINDER Esports ARENA 高田馬場店」。高田馬場駅すぐ側にあるその会場には、GigaCrysta製品が所狭しと並べられていました。


歴代のGigaCrystaモニターや現行の周辺機器
初代GigaCrystaの基盤の展示も
著名人からの10周年をお祝いする寄せ書きも

ステージイベントでは「父ノ背中」の2人が登壇


10周年のステージイベントは、ゲーム大会の実況や番組のMCで知られるOooDa氏の司会で進行。OooDa氏のパートナーもGigaCrysta愛用者とのこと。


まずは、アイ・オー・データ執行役員の寺前浩一氏の挨拶からスタート。


続くクロストークセッションでは、GigaCrystaブランドマネージャーである山形誓氏と、プロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」のてるしゃん氏とあびつん氏が登壇。てるしゃん氏は北海道在住とのことでリモート参加となっていました。


山形氏によると、アイ・オー・データとしては1997年から液晶ディスプレイ商品を手掛けているが、2014年からGigaCrystaとしてゲーミング分野に参戦。「ギガクリアエンジンII」を搭載したエンタメ用モニターが起源となっており、それをゲーミング用にチューニングしていったとのこと。


2014年の東京ゲームショウから出展するなどプロモーションは行なっていたものの、他のゲーミングデバイスメーカーと比較するとそこまでゲーマーに浸透していなかったそうです。GigaCrystaが大きく認知度を上げたのは、2019年にてるしゃんが「#どうあがいてもアイオーデータ」というハッシュタグでTwitter(現X)にツイートしたハッシュタグがバズったことが大きかったと山形氏は説明しました。


このツイートはタイアップなどではなく、てるしゃんがGigaCrystaのモニターを使ってみて安くて高性能だったために自主的に広めたくて行なったことなのだそう。ちょうどお盆期間だったようで、このハッシュタグが大きくバズったことでお盆明けに出社した山形氏はとんでもないことになっていると気づいたのだと述べました。


ここから父ノ背中とコラボするようになったそうですが、金沢出身のあびつん氏は、アイ・オー・データの本社が学生のときの通学路にあったため非常に身近な企業だったので、一緒に仕事をするようになって驚くとともに非常に嬉しかったそうです。


てるしゃん氏がGigaCrystaに感銘を受けた要素の一つとして、リモコンが付属していたり、モニターの各種設定が親切なUIになっていたりしていることをあげました。特に、設定画面がゆっくり消えていく仕様や、各項目についての説明もモニター内で表示されるのでとても親切だと力説していました。


山形氏はアイ・オー・データのお家芸としてユーザービリティを大事にしていて親しみやすい設計を常に心がけているのだと説明しています。


次のクロストークセッションでは、最新のGigaCrystaモニターに搭載されている「Focus Mode」の開発にも関わった、明治大学総合数理学部専任教授の中村聡史氏が登壇。


「Focus Mode」は、最新の27インチのGigaCrystaモニターに搭載された業界初の機能で、東京ゲームショウ2024でも話題となりました。この機能は、27インチのモニター画面に24インチ相当の画面を出力し、その余白部分に特定の表示をすることで集中力を高めることができるとのこと。


中村氏とその研究室では、”ひとを深く観察、考察して問題を発見し、ひとの「モチベーション」をデザインする”をスローガンとして、使いづらかったり良くないと感じるUI「BADUI」を研究することで、より良いUIをデザインしていくという研究を行なっています。


新郎側立会人の署名欄のわかりづらさや、各国の大使が署名する位置を間違えたポツダム宣言の書類などがスクリーンに映され、BADUIの例がわかりやすく解説されました。


中村研では10年前から周辺視野と集中力に関わる研究を行なっていましたが、それを見つけたアイ・オー・データ側から開発協力のオファーが来たそうです。


研究ではコンピューター側のリソースを使って周辺視野の追加を行なっていたので負荷が多かったものの、「Focus Mode」を搭載したGigaCrystaモニターではコンピューターのリソースを使わずに使えるのは利点であると述べました。


最後に、新情報としてモーニングで連載されているマタギとeスポーツを題材にした漫画「マタギガンナー」とのコラボや、MOV選手のスポンサード、「京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」での会場内公式モニターとしての採用と協賛が発表されました。


さらに、東京ゲームショウ2024で参考展示されて話題となった白モデルのモニターの発売も正式に決定しています。


来場者への豪華な記念品も

10周年を迎えたGigaCrystaは、今後もゲーマーが気になる商品や話題を提供してくれそうです。

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