1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

万能の相棒・サルと生きる島のサバイバル『The Survivalists』戦闘も生産の自動化も可能!島を巡る冒険を相棒達とともに楽しもう【クラフトサバイバル名鑑】

Game*Spark / 2024年10月20日 15時0分

今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。


Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回紹介するのは、2020年10月9日にリリースされたサバイバルサンドボックス『The Survivalists』です。


サルと生きる島生活


『The Survivalists』は、イギリスのTeam17が手がける、最大4人まで参加可能なサバイバルアクションゲーム。同社は『Worms』シリーズなどで知られる老舗の開発スタジオというだけでなく、パブリッシング事業でも多数のゲームを配信しています。


本作は2019年に発表され、2020年10月9日にPC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/iOS(Apple Arcade)向けにリリースされています。リリース時点で日本語対応しているだけでなく、同年にはPS4/ニンテンドースイッチ向けの日本語版パッケージが発売されるなどの展開も行われています。


ゲームは、プロシージャル生成された島が待ち受ける、不思議な海域。プレイヤーはこの海域に漂着したサバイバーとして、さまざまな困難に立ち向かいながら秘められた謎を解き、脱出方法を探し出すのが目的です。島には野生生物だけでなく、オークや怪物など、さまざまな危険が待ち受けています。


厳しい島の生活を支えてくれるのが「サル」の存在です。「サル」はプレイヤーの行動を真似することができる特性を持ち、戦闘や資材集めはもちろん、クラフトやアイテム補充などの作業も可能で、複数のサルを組み合わせることで幅広いプレイを楽しめます。


公式サイトより

リリース後もアップデートによって新たな動物の追加や、動物の飼育や農業といった新機能が登場。2021年には島に新たなNPCやチャレンジなども追加され、プレイヤーの能力向上など、さまざまな追加要素も実装されています。


謎の島でのサバイバルスタート!


ゲームは、主人公がボロボロのイカダで島に漂着したシーンから始まります。本作には細かなチュートリアルは無く、そのセーブでの初回プレイ時にアシスト表示を行うかを選択できます。ゲーム内メニューから操作やサバイバルに関するチュートリアルも確認可能です。また、見た目もいつでも変更できます。


サバイバル生活がスタートしたら、まずはボロボロのイカダを調べて最低限の食料や素材を入手しましょう。本作は素手の状態では草を刈ることすらできないので、まず小石から簡単な「手斧」を作ります。主人公の命を救ったボロボロのイカダは便利なので、位置を忘れないようにしましょう。


主人公が漂着した海岸には「ショップ商人に会いに行こう!」という親切な、ボトルメールが落ちています。これが最初の目標になるのですが、道中どんな危険が待ち受けているかわかりません。ゲームに慣れていない内は、簡単な拠点を作って万事に備えるのも大切です。


『The Survivalists』のクラフトはアンロック形式で、例えば「手斧」を作ること「ロープ」「粗末な工具」が新たに作れるようになります。そのため、どのアイテムも一度は作ってレシピをアンロックする必要があります。レシピを進めて斧やツルハシ、棍棒、ベッドやチェストを作れば最低限のサバイバリストの誕生ですね。


基本的な操作やクラフトは、わりとオーソドックスなシステムです。しかし、自然豊かな島は生きることには困らないですが、クラフトや戦闘は大変で、暮らすにはやや不便な環境です。これを解決するのが本作最大の特徴である「サル」の出番です。


サルはサバイバルに必須な万能の相棒!


プレイヤーの頼れる仲間になる「サル」は、島内の色々な場所で発見できます。オークの檻に捕えられているのを解放したり、要求するアイテムを与えたりすることで主人公のお供となり、あらゆる場面で活躍してくれるのです。


「サル」は教えた行動を繰り返す習性があり、例えば主人公が木を切ることを教えれば、周辺にある木や茂みをひたすら切り倒してくれます。作業にはツールを渡す必要がありますので注意しましょう(足りないものはサル自身が教えてくれます。頭が良いなこいつら)。


周囲の木がない……!俺は大変なことを教えたのでは……?

「サル」ができる行動は多彩で、素材集め、クラフト、戦闘、農業といった作業から「クラフトに必要なアイテムを拾って投入する」といった細かなアクションも行えます。つまり複数の「サル」がいれば、“素材集め→アイテム投入→クラフト”という、簡易的な自動化もできるのです。


適切に「サル」を運用できるようになると、ゲーム内の生活はとても楽になります。『The Survivalists』は建築やクラフトの際に、ロープや木材などの資材を結構な数要求されるので、自力でひとつひとつ作っていたら、それだけで一日が終わってしまいます。


家もサルに作ってもらいました。

もちろんクラフトや素材集めだけでなく、武器をもたせれば戦闘でも活躍してくれます。ゲームを進めるためには危険な地域の探検も必須なので、ここでもやはり「サル」が役に立ってくれるのです。


名前や色を変えることもできます。

発見と謎を求めて島々を大冒険!


『The Survivalists』にはさまざまなバイオームの島が用意されています。主人公が最初に漂着する島は、オークやコウモリなどの敵対存在はいるものの、その環境自体は比較的安全です。しかし、この島ではより良いツールを作るための金属などの素材が入手できず、レシピもアンロックできません。


最初の商人に出会って「帆」のレシピを入手することで、新たに作ったイカダで航海ができるようになります。ゲーム内で島のエリア危険度は5段階で表示されるので、まずは危険度2のエリアを探しましょう(初期の島は危険度1)。ランダム生成なのですぐ近くの島が最高危険度だったりもするので、冒険は慎重に。


バイオームによっては毒や溶岩などの過酷な環境が待ち受けていますが、ゲームを進めることで、それらの環境に適応できるアイテムもクラフトできるようになります。当然敵も強くなるので、順序よく難易度ごとに攻略していくことも重要です。とはいえ会うと便利なNPCもいるので、多少の無茶も時には必要です。


また、最初の島を含めマップには「ヴォールト」と呼ばれる迷宮や、重要な遺跡などのダンジョンも存在しています。ダンジョンにはパズルや謎解き要素もあり、一人ではクリアできないものばかり。そこでもやはり「サル」が活躍してくれるので、やはり本作の冒険にも「サル」は欠かせません。


ゲームが進行すればテレポート装置なども作れるようになり、冒険はどんどん楽になっていきます。新しい島には新しい「サル」との出会いも待っているので、どんどん島を巡って行くことが重要です。




『The Survivalists』は、オーソドックスな冒険タイプのクラフトサバイバルに「サル」という万能の相棒達を加えることで、本作ならではの個性を出しています。「サル」への指示などは少しクセがありますが、管理できるようになればゲームのプレイ感覚が大きく変わりますよ。


なお、本作は【強くてニューゲーム】が可能で、お気に入りの「サル」5匹とレシピ、一部のアイテムなどを持ち越した状態で新しい島での生活をスタートできます。ランダム生成される世界では、かなり暮らしづらい環境の世界が生まれることもあるので、困ったら移住するのもいいかも知れませんね。


マルチプレイでは、自分のお気に入りの「サル」を持ち込んで遊ぶこともできます。当然ダンジョンギミックなどは他のプレイヤーがいると楽になることも多いので、シングルプレイでじっくりも、マルチプレイでワイワイも、さまざまな攻略が楽しめるのも本作の大きな魅力ですね。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください