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テーブルの上が戦場に!?Meta Quest版『トライアングルストラテジー』はまるでボードゲームのよう…既プレイヤーも初心者も要注目【プレイレポ】

Game*Spark / 2024年10月22日 18時0分

VRゲームといえば、多くの人は直感的に操作するシューターなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかしスクウェア・エニックスは、なんと2022年に発売されたヒット作『トライアングルストラテジー』をMeta Quest向けに作り上げたのです!


本記事では、スクウェア・エニックスより提供された製品を用いてゲームプレイをチェック。Meta Quest版ならではの操作や、パススルーによるVR/MR体験をレポートします。


テーブルの上が戦場に!?


『トライアングルストラテジー』は、『ブレイブリー』シリーズや『オクトパストラベラー』を手掛けた開発陣によるタクティクスRPGです。HD-2D技術によるドット絵と美麗なグラフィックが融合したアートスタイルが特徴です。


本作の物語は、限りある資源の塩と鉄を巡って三国が争う「塩鉄戦争」を続け、停戦したもののまだ緊張状態が続く大地「ノゼリア」が舞台。名家の当主の座を父から受け継いだ主人公は、かつての塩鉄大戦のような戦乱に巻き込まれていき、その中で訪れるさまざまな決断で信念を問われることになります。


このMeta Quest版は完全に原作準拠であり、VR版限定の新規ストーリーなどは一切ありません。そのため、まだプレイしていない人もVR版から全く問題なく楽しめますし、すでにクリアしたという人もVRならではの操作や、Meta Quest 3をお持ちの方であればカラーパススルーでの体験が楽しめます。


ストーリーカットシーンや会話はMRで表現されます。ただ、すべてがミニチュアのようになっているわけではなく、こうして空間上に巻物が現れるような形で表現され、雰囲気を損ないません。


MRでの戦闘画面はこんな感じ。空間上にボードゲームのようなマップが現れます。目の前に現れた小さな戦場を覗き込むようなプレイ感覚は、非常に新鮮です……!


右コントローラーでポインティングし、トリガーで掴んで指定した位置に置くという操作が用意されており、ボードゲームのような感覚でプレイできます。もちろん、ポインティングして掴むというアクションがやりにくいという方は、これまでのようなカーソル選択も可能です。


インターフェースがQuest向けに調整されているのも見逃せない点です。本作は陣営ごとにターンが交代するのではなく、ユニット単位で行動順が決まっているので、各キャラクターの行動順が開示されます。この行動順は左腕部分に表示され、いつでも確認できるのが便利です。


いつでも動き回って見る角度を変えられるほか、中指のトリガーを押し込こんでフィールドの移動や回転をすることも可能です。視点移動にこれといった制限はないため、神のように上から視点で見下ろすことも、ユニットの近くに寄っていきダイナミックな画角を試してみることもできます。


町を探索するRPGパートやミッションを選択するワールドマップもミニチュアのようになっており、ドット絵のキャラがちょこまかと動き回るのがとってもキュートです。いろいろな角度から見回せるので、この世界の新たな一面を発見できるかもしれません。




基本的なゲーム内容は変わらないものの、VR/MRならではの楽しさをしっかり感じられるようにチューニングされているので、クリア済みの方も初挑戦の方も、今このタイミングで改めて本作をプレイする価値は充分にあると言えるでしょう。どっしり腰を構えて遊ぶシミュレーションゲームを、いつもとはちょっと違う遊び方で楽しんでみませんか?


Meta Quest版『トライアングルストラテジー』は、11月1日発売予定。予約注文をすると、セール価格の3,470円で購入できます。

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