新たなる高難度レイドやヴァナ・ディールへの冒険が待っている…!『FF14』パッチ7.1「未知との邂逅」は11月12日配信【第84回PLLひとまとめ】
Game*Spark / 2024年11月2日 12時9分
スクウェア・エニックスは11月1日、『ファイナルファンタジー XIV』の新情報を紹介する「第84回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」を配信しました。
「黄金のレガシー」リリース後、初の大型アップデートとなるパッチ7.1「未知との邂逅」。最新トレイラーや高難度レイド情報、新たなコラボレーションなどさまざまな情報が公開された今回のPLL情報を、ひとまとめにお届けします!
パッチ7.1「未知との邂逅」は11月12日配信!トレイラーも公開
配信は次なるアップデート、「未知との邂逅」のパッチトレイラーからスタート。スフェーンとゾラージャ、ふたりの国王を失ったアレクサンドリアやそこに住む人々など「黄金のレガシー」のその後のストーリーが描かれるほか、BGMや戦闘シーンなど『FF11』の演出もみられます。
さらにトレイラーの終盤では、24人で挑戦する新たな高難度レイド「滅アライアンス」や、最高難度「絶」シリーズの「絶もうひとつの未来」のチラ見せも。シヴァを宿したリーンの顔にアシエン・ミトロンの紋章が浮かび上がるなど、どういったストーリーになるのかにも注目です。
吉田氏によると、パッチ7.1から7.3にかけてのメインクエストは「黄金のレガシー」のアフターストーリーを描いていく構成で、物語のさらなる完結を作った後に、次なる冒険が始まっていくようです。今回のストーリーは「重めの展開」で、これまで語られていなかった部分にも触れられるとのこと。
サイドストーリーコンテンツとして、トライヨラに住む部族「ペルペル族」の友好部族クエストや、シャーローニ荒野のお得意様「ニトウィケ」といったストーリーも展開。ペルペル族は明るく真っ直ぐなお話になっているほか、ニトウィケのストーリーは第一世界のとあるキャラクターの「ifストーリー」として描かれるようです。
そのほかのコンテンツもアップデートで物語が追加され、ロールクエストやワチュメキ万貨街をすべてクリアすることで見られるエクストラストーリーや、事件屋ヒルディブランドの黄金編などもスタートします。
NPCとパーティーを編成してコンテンツを攻略できる「コンテンツサポーター」もアップデートが行われ、現在でもメインストーリーで訪れるダンジョンはすべて対応していますが、今後はサブクエストのダンジョンにも対応していくようです。今回のパッチでは、「ハラタリ修練場」が改修の対象となります。
「絶エデン」「滅アライアンス」「『FF11』コラボ」など7.1では多数のバトルコンテンツが追加!
パッチ7.1では多数のバトルコンテンツが実装され、メインクエストで訪れることになる「廃地討究 ユウェヤーワータ」では新しいギミックが登場するとのこと。吉Pいわく、「3ボス目は“けっこうやったね”という感じ」とのことで、「遊園地」のような驚愕のギミックが飛び出してくるかもしれません。
黄金のレガシーのボスであったエターナルクイーンの「極」については、難易度は比較的抑えめになっているものの「天地がいろいろ……足場がいろいろ……」と、プレイヤーの立ち位置などが重要になりそうなコメントも。
いわゆる脳トレ的なギミックというよりは、プレイヤーの動きを重視しているとのことです。
「ジュノ:ザ・ファーストウォーク」
各実装コンテンツは実機プレイ映像を交えて紹介されたものもあり、MMORPGの先輩である『FF11』とのコラボ「エコーズ オブ ヴァナ・ディール」シリーズ第一弾「ジュノ:ザ・ファーストウォーク」が実装されます。
今回公開されたトレイラーからも分かるように『FF11』にかなりのリスペクトを持って制作しつつ、未プレイの方も楽しめるような内容にしているとのことで、演出やフィールドの背景、BGMなどすべてが注目の要素です。また、敵の名前もすべてアルファベット表記と細かな「らしさ」も感じられます。
コンテンツの難易度は、前シリーズ「ミソロジー・オブ・エオルゼア」が優しめだったのに対して、「ワイワイ楽しめる」ほどにちょっと強めのものになっているとのこと。また、実機映像やトレイラーにも登場するプリッシュはとてもいいキャラなので、ぜひお楽しみにと吉Pもコメントしています。
「滅暗闇の雲激闘戦」
24人レイドの高難度版「滅暗闇の雲激闘戦」は新たな試みとなるレイドコンテンツで、12月24日実装予定と比較的遅めのスケジュールになっています。聖なる夜は恋人と……ではなく、暗闇の雲と激闘を繰り広げて過ごすことになるかもしれません。
各アライアンスはタンク2名、ヒーラー2名、DPS4名で構成されていますが、人数を満たしていなくてもコンテンツに突入して練習することは可能のようです。
ギミックの難易度については零式1層程度ではあるものの、他のプレイヤーと連携したり、足並みを揃えたりといった要素が加わるので、零式2層程度の難易度に仕上がっているとのことです。
また、参加メンバーのうち未クリアのプレイヤーが多いほど、アイテムに交換可能なトークンの入手量が増えるほか、ランダムに発生する時間限定のボーナス「リミテッドタイムボーナス」といった新たなシステムも採用されています。
報酬では禍々しさの溢れる装備を獲得できるほか、「暗闇の雲」になりきれるものや、落下ギミックのある「暗黒天空の床」といったユニークな2種類のマウントも。いくつかの報酬に関しては、マーケットでの取引が可能となっているようです。
「絶もうひとつの未来」
プレイヤーからは「絶エデン」と呼ばれ、注目を集めている最高難度「絶」シリーズ第6弾「絶もうひとつの未来」。トレイラーではシヴァリーンに憑依するアシエン・ミトロンなど気になる演出もみられましたが、こちらも配信では実機を交えた紹介がなされています。
プレイヤーたちを待ち受ける最初のフェーズはエデン再生編の3層で登場した「フェイトブレイカー」であり、配信のコメント欄では驚きの声も多く上がっていました。オートアタックの一撃もかなり重く、タンクは常に油断できない状況が続きそうです。
ギミックの猶予時間はそれなりに設定されているものの、それぞれのギミックが次々と襲いかかってくるとのことで、テンポ感のあるものに仕上がっているようです。今回の難易度については「絶オメガほどではなく、どちらかといえば絶竜詩に近い」との言及も。
また絶コンテンツシリーズ共通のアップデートとして、「パーティー内でジョブが重複していると、時間経過によるリミットゲージのチャージが無効化」という仕様に変更されます。これによって、一部で見られた変則的な編成での攻略ではなく、それぞれ別々のジョブでの攻略が必要となります。
初心者の館のギミック訓練はかなり「本格的」!?その他アップデートも盛り沢山
PvPコンテンツのアップデート
バトルコンテンツ以外にもさまざまなアップデートがパッチ7.1では用意されており、PvPコンテンツでは各ジョブのアクションに大幅な調整が入っているほか、アクションのエフェクトや判定に関するアップデートも実施。これまではアクションを発動した瞬間にダメージ判定も行われていましたが、モーションに準拠したタイミングでダメージの判定が行われるように。
これによって一部のアクションなどを「見てから対処すること」ができるようになり、よりアクションライクなものに仕上がっているようです。一部のアクションに関してはプレイフィールを優先し、現在の仕様のままになっているものも存在しています。
フロントラインやライバルウィングズではダメージの補正などが他コンテンツと同様に調整され、ライバルウィングズでは搭乗可能な兵器の性能も調整されています。クリスタルコンフリクトでは、一部のマップで遮蔽物の調整などマップ改修も行われています。
ランクマッチの仕様も変更され、マッチング時間や人口のムラに対処するべく、各リージョンのうち1データセンターのみで開催されるようになります。この開催データセンターは持ち回りで、今シーズンの日本ではGaiaデータセンターが対象となっています。
今回の対応は暫定的なもので、今後はデータセンターの枠組みを超えたマッチングシステムなどより大きなことを検討しているとのこと。詳細については、今後改めて発表が行われるようです。
「初心者の館」アップデート
これまで『FF14』の各ロールの役割や、戦闘の基本などを解説するチュートリアルの場として用意されていた「初心者の館」ですが、こちらも大規模な改修が加えられます。
コンボやアクションなど、ジョブごとのスキル回しを学ぶ「中級者の館」を望むユーザーの声は多く見られましたが、まずは戦闘の基本となるギミック処理を学んでもらおうというコンセプトのようです。
訓練は全部で3段階あり、ターゲットに範囲攻撃が飛んでくるマーカーや、タンクへの強力な攻撃など、ひとつひとつのギミックが丁寧に解説されています。さらに、パーティーで固まってダメージを受ける「頭割り」など、ユーザー側がよく使う呼称にも触れているような解説も。
それぞれの訓練の最後には応用の訓練も用意されていて、複数のギミックを順番に処理するなど、かなり実際のコンテンツに寄せて作られた実践的な内容になっています。最終レベルの応用訓練はかなりの難易度となっているそうで、「熟練のプレイヤーは一発でのクリアを目標にしてほしい」と吉田氏もコメントしています。
さらに初心者の館の訓練だけでなく、テキストベースでのバトル解説も追加されており、このエフェクトはどういった効果のものなのか、どういった対処をするべきなのかがいつでも確認できるようになっています。
その他アップデート内容(グルポ、ミラージュドレッサー、グラフィックなど)
このほかにもパッチ7.1では多数のアップデートが実施され、グループポーズではカメラの視点操作がより直感的なものに。カメラ角度を調整して縦長のスクリーンショットを撮影する「縦撮り」がやりやすくなったほか、漁師の釣りモーションも撮影できるようになりました。
配信では「縦撮り」のために、首や身体を傾けながら操作するプレイヤーを再現する場面も。「この角度にカメラを動かしたいから、えーっと……あっ、逆だ!」となりがちな、あの問題も改善されそうです。
「おしゃれ装備」をミラージュドレッサーに収納する際、そのシリーズ装備がすべて揃っている場合はまとめて1枠に圧縮して収納するという機能も追加。無人島開拓の報酬装備など、かさばりがちなアイテムをまとめることでドレッサーの空き容量を増やせます。
ユーザーからのフィードバックを受け現在も調整作業が進行中のグラフィックスアップデートですが、パッチ7.1からはキャラクターモデルなどフィードバックの内容をもとにした対応が開始されます。それに伴い、キャラクターの外見を変更できるアイテム「幻想薬」も、パッチ7.1期間中に1つが無料で配布されるとのことです。
さらに、キャラクターHUDや設定を同一アカウント内の他のキャラクターにコピーできる機能も追加へ。受注しているクエストの一覧がより見やすくなるほか画面酔いの軽減も期待できる「移動時の揺れ表現のオンオフ切り替え」など、細かなシステム面のアップデートも実施されます。
アウトドアブランド「LOGOS」や『FFBE』コラボなど新情報もお披露目!
配信の終盤ではパッチ7.1に関するスケジュールが改めて公開されたほか、武器デザインコンテストの受賞作品のスクリーンショットも。どの武器もこれまでにはないようなユニークなものが多く、デザインも非常に優れています。
さらに、タクティカルRPG『FFBE幻影戦争』のクロスオーバーコラボが開催となり、『FF14』ではキャラクターを模したコスチュームセットがストアにて販売されます。また、アウトドアブランドの「LOGOS」や、ジェリーブランド「Flibustier Paris」とコラボした商品も展開されます。
「LOGOS」コラボのアウトドアグッズは11月15日から予約受付が開始になるほか、同日には実際にグッズを紹介する生配信も行われる予定となっています。
今回は第84回PLLの情報をまとめてお届けしました。パッチ7.1では「黄金のレガシー」のどういったアフターストーリーが描かれるかも期待できるほか、新たな高難度レイドや『FF11』とコラボしたコンテンツなど、多くの戦闘コンテンツが追加となります。
さらに、初心者の館のアップデートやハウジング機能のアップデート、グラフィックスアップデートの調整などそれ以外の面でも気になる要素が盛り沢山。10日後となるパッチ7.1の配信が今から楽しみです!
『ファイナルファンタジー XIV』の大型アップデート、パッチ7.1「未知との邂逅」は11月12日配信予定です。今回の放送はこちらから視聴可能です。
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