タクティカルRPG『Lost Eidolons: Veil of the Witch』早期アクセス開始―失われた記憶を求め孤島で繰り返し戦う

パブリッシャーOcean Drive Studio, Inc.とKakao Gamesは『Lost Eidolons: Veil of the Witch』を2024年11月6日に早期アクセスを開始しました。

中世ヨーロッパを舞台にしたSRPG『Lost Eidolons』の新作

本作は『Lost Eidolons』の新作でローグライト要素を取り入れたタクティカルRPG。記憶を失い謎の孤島に流れ着いたプレイヤーは、魔女の導きで仲間と共に戦い、過去を取り戻すことを目指します。戦闘はヘックスで展開し戦略性が問われるスピーディーなバトルが特徴です。累積アップグレードやエレメント相互作用、スキルコンボ、環境効果など多様な要素を駆使し、強力な敵を打ち倒してきましょう。

また、ランダムイベントや30種類以上のレリックなどが戦況を左右し、戦うごとに異なる冒険が待ち受けています。仲間たちは、それぞれの内なる葛藤や失われたものを抱えており、戦いの中でそれら過去の断片を集めていくと、プレイヤー自身の記憶も少しずつ明らかになっていきます。謎めいた魔女から与えられた生き返る力を使って立ち上がり、仲間と共に運命の謎を解き明かす旅が始まります。

絶望的な状況から旅が始まる

さっそくプレイしてみると、本作は日本語に対応しているのでまずは日本語に変更。ストーリーが流れ、霧の魔女が登場。自分のことも思い出せない主人公は魔女が用意した鏡をのぞき込み自分の姿を思い出そうとします。ここでキャラの性別が選択でき名前も決定できます。魔女は主人公アッシュが生と死のはざまにあると告げ、海沿いに転移させアッシュは戦いの中にと身を投じていきます。

敵は生ける屍や、今は亡き皇帝が今も健在であると信じる狂信的な錬金術師ですが、仲間たちと協力すれば倒すことはできるでしょう。回復魔法や攻撃スキルを使い敵を撃破。仲間になった巫女のイーディーと隻腕の船乗りマルコはそれぞれに価値観が異なるようで互いの言葉にトゲが見え隠れします。やがて、舞台となる島は生ける屍であふれていることや、船は全て焼き払われ逃げることもかなわないことなどが明らかになっていきます。

目的地までの旅は2つの道を選びながら進むもので、バトルがなくお金のみを得られる時もあれば、強敵と戦うこともあり、プレイヤーは判断に迫られることでしょう。また、戦闘では魔法にはクールダウンが必要なため回復魔法を毎ターン使うことができないのでダメージを受けずに戦うことが重要となります。敵によっては苦手な武器がありその武器で攻撃することで有利に戦いを進めることもできそうです。戦闘終了後はパラメータが上昇したり戦利品を獲られたり、武器を強化できる宝石が得られることも。

また、野営地では訓練をしてスキルを獲得したり、仲間同士の会話によって人間関係が進展したりもします。戦いは厳しいですが、こういった要素を上手く組み合わせて進んでいくことができるでしょう。雰囲気のある作品でSRPGが好きな方は楽しめるのではないかと思いました。

『Lost Eidolons: Veil of the Witch』はSteamで早期アクセス中。価格は11月19日まで20％OFFの1,840円です。早期アクセス期間は最短で６ヶ月程度を想定しており、ゲームのすべてのコンテンツを早期アクセス版で利用することができるとのこと。最終リリース版では、戦闘タイプの種類と数の追加やランダムな移動中イベントの追加、シナリオの追加がを目標としています。