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常駐ゲーマーが入院中の子供達を笑顔に!小児病院へのゲーマー派遣ボランティアがスコットランドでスタート

Game*Spark / 2024年11月7日 0時0分

スコットランドのチャリティー団体Glasgow Children’s Hospital Charity(グラスゴー小児病院慈善団体)はDevolver DigitalおよびNeonhiveとの提携で小児病院へ常駐のゲーマーを派遣するボランティア活動を開始しました。


ゲームで子供達の退屈軽減!時には治療処置の助けにも


2024年10月24日に発表されたこの活動は、長い入院生活を退屈に過ごす小児病棟の子供たちが、共にビデオゲームをプレイすることでより楽しく、前向きに入院期間を過ごせるよう手助けを行うことを目的としています。これはゲームのプレイが病院での不安軽減に関連性を持つといったいくつかの研究結果が発表されたことを受け設けられたといい、同団体はこれまでにもゲームで病院の子供たちを支援するキャンペーン「Games for the Weans」といった活動も行ってきました。


派遣されるゲーマーとしての役割を務めるSteven Mairさんは海外メディアBBCの取材に対し、『マリオカート』で手をより動かせるようになるなど本活動が既に子供たちに大きく役立っていると話し、「血漿交換(血液の成分を交換する処置)を受けている患者の治療中に、そのことから気を逸らすこともできた。」と単なる娯楽に留まらない利点があることを話しました。Mairさんはプレイヤーとしてのみならず、人気ゲームの発売日にイベントを企画したり、活動全体の管理や資金集めといった役割も果たしているそうです。


利用患者の保護者からも好意的な声挙がる


サービスを利用した子供たちの母親も、「ただ一緒に過ごすだけでも良いことです。ゲーマーとの交流で娘は本当にたくさんのことを得られています。」と好意的な意見を述べています。また、「血液疾患で外出できない息子がすぐに明るく、笑顔になりました。精神的にも肉体的にもエネルギーが湧いているように見えます。新しい友達と充実した時間を過ごし、ゲームをするのは正に子供たちが望んでいることでしょう。」といった喜びの声も見られました。


グラスゴー小児病院慈善団体は今後も同活動を拡大していくとのことで、ボランティアチームへのゲーマーの加入も募集しています。また、Games for the Weansへの支援も引き続き受け付けているとのことです。



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