ロジクールからハイスペックなゲーミングデバイス続々!“両利き用ハイスぺマウス”やワイヤレスゲーミングキーボードなどを実際に触ってみた【試遊レポ】
Game*Spark / 2024年11月12日 19時0分
2024年10月、ロジクールがマウスやキーボードなどのゲーマー向けデバイスを多数発売開始しました。発売時期にズレはあるもののワイヤレスゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」やワイヤレスゲーミングキーボード「G915 X LIGHTSPEED TKL」など、かなりハイスペックなデバイスが多くリリースされました。
本記事ではそんな新製品群からゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」「PRO X SUPERLIGHT 2」「PRO 2 LIGHTSPEED」、そしてゲーミングキーボード「G915 X LIGHTSPEED TKL」「PRO X TKL RAPID」の試用レポートをお届け。ハイエンドな製品群を中心に、ロジクールが打ち出す新たなゲーミングデバイスの数々をその使用感とともに一挙にご紹介していきます。いずれもハイスペックかつ高価格帯なラインナップですが、ゲーマーとしての新たな一歩、そして物欲を刺激する「買い替え候補」としてご覧ください!
◆左利きでも使える「両利き対応」ゲーミングマウスも!軽量型マウス続々
●PRO X SUPERLIGHT 2 DEX
ゲーミングマウス「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」は左右非対称のフォルムで、右利きのユーザーが握りやすいデザインです。右利きの筆者が実際に握ってみると確かに掌にくっつくような感触があり、人体工学に基づいたデザインだと思えました。サイズ自体は大きく感じるものの、重量はまさかの60g!
0.7mmの極薄プレートがこの軽さを実現しているようで、その軽さとデザインから長期間のプレイでも疲れなさそうですね。もちろんeスポーツシーンや極限を求めるゲーム体験にも寄与してくれることでしょう。右利き用とはなりますが、だからこそ実現できたフィット感で誤操作を軽減してくれそうです。
価格は24,500円~26,950円と高価格帯ですが、これはまさしくハイエンドなゲーミングマウスのひとつ。ロジクールのゲーミングマウスは別売のマウスパッド&ワイヤレス充電器「POWERPLAY」にて更なる性能を発揮します。コスパよりもスペックに重きを置いているという方は、ぜひ候補に入れてみてはどうでしょうか。
長さ:125.8 mm
幅:67.7 mm
高さ:43.9 mm
重量: 60 g
センサー:HERO 2
解像度:100~44,00 DPI
最大加速: >88 G
最大速度: >888IPS
最大ワイヤードレポートレート: 1000Hz (1ms)
最大LIGHTSPEEDレポートレート:8000Hz (0.25ms)
バッテリー持続時間:95時間
カラーバリュエーション:ブラック/ホワイト/ピンク
価格:24,500円~26,950円
●PRO X SUPERLIGHT 2
「PRO X SUPERLIGHT 2」も「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」と同様、プロシーンでの使用に適したマウス。最大44,000DPIというトラッキング精度や「LIGHTSPEEDワイヤレス」での高速反応が特徴です。
こちらは左右非対称のデザインではなく、右利きのユーザーには馴染み深い形状となっています。重量も「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」と同じく60gのため、「PRO X SUPERLIGHT 2」「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」どちらにするかは好みで選べそうです。
長さ:125.0mm
幅:63.5mm
高さ:40.0mm
重量:60g
センサー: HERO 2
解像度:100~44,000 DPI
最大加速: >88 G
最大速度: >888IPS
最大レポートレート:8000Hz (0.125)
バッテリー持続時間:95時間
カラーバリュエーション:ブラック/ホワイト/ピンク
価格:24,500円~26,950円
● PRO 2 LIGHTSPEED
「PRO 2 LIGHTSPEED」は最大レポートレートや重量などで「PRO X SUPERLIGHT 2」「PRO X SUPERLIGHT 2 DEX」などに劣るものの、両者にはない大きな二つの特徴「ライトアップされる」「右利き・左利きどちらにも対応できる」という点を持っています。筆者が使ってみた感覚では、確かに20gの差は感じられるものの十二分にゲーミング性能はあると感じられました。
管理アプリ「Logicool G HUB」でも様々な調整を施せますし、ある程度のゲーミング性能を保持しつつライトアップなどの“使っていて楽しいエンタメ性”を確保したい方なら「PRO 2 LIGHTSPEED」でしょう。
サイドボタンは左右に搭載しており、カバーおよびスイッチを入れ替えることによって左右に移動させられます。言わずもがな、左利きのプレイヤーにとっては非常に重要な仕掛けとなってくるでしょう!
『モンハンワイルズ』では(設定の変更は可能ですが)このサイドボタンを活かした操作もデフォルトで用意されていたので、必然的に“サイドボタンの位置が左右どちらにも対応している”というのは大事になってくるはずです。価格もセール込みで17,600円~19,360円。左利き、両利きの方はもちろん、ライトアップなどで「競技性と見栄えのどちらも重視する」という方にオススメです!
長さ:125.0mm
幅:63.5mm
高さ:40.0mm
重量:80 g
センサー:HERO 2
解像度:100~44,000 DPI
最大加速: >88 G
最大速度: >888 IPS
最大レポートレート:1000Hz (1ms)
バッテリー持続時間:デフォルトライト 60時間/ライトなし 95時間
カラーバリュエーション:ブラック/ホワイト/ピンク
価格:17,600円~19,360円
◆ワイヤレスキーボードの時代がやってくる!? 有線&ラピッドトリガーも捨てがたい……!
●G915 X LIGHTSPEED TKL
「G915 X LIGHTSPEED TKL」で真っ先に推したい点は「ワイヤレスのゲーミングキーボード」だということ! デスクトップPCでキーボードがワイヤレスというのはあまりメリットがなさそうで、無線接続における不安などから、ワイヤレスゲーミングキーボードという製品はポピュラーではありませんでした。「G915 X LIGHTSPEED TKL」および「G915 X LIGHTSPEED」は今年発売された「G515 LIGHTSPEED TKL」の上位版と捉えて差支えありません。
メカニカルキーボードでありつつも1.3mmの作動点を持つロープロファイルGLスイッチであり、使用感はノートPCなどをイメージすればわかりやすいでしょう。あくまで筆者の感覚ですが、浅いキーも操作しやすいものです。スライドさせるように指を動かせるため疲れない……というのが個人的なロープロファイルへの印象。また、この薄さとワイヤレスの兼ね合いで、様々なところに持ち運びしやすくなったというのも大きなメリットと言えます。
長さ:475mm
幅:150 mm
高さ:22.6mm
重量:1,080g
バッテリー持続時間:LIGHTSYNC RGB(100%) 最大36時間の連続使用/LIGHTSYNC RGB(50%) 最大90時間の連続使用/LIGHTSYNC RGBオフ 最大800時間の連続使用
押下圧:クリッキー 48g/リニア 43g/タクタイル 45g
アクチュエーションポイント:1.3mm
キーストローク:3.2mm
カラーリング/軸:
ブラック 日本語 タクタイル : G915WLX-TCBK
ホワイト 日本語 タクタイル : G915WLX-TCWH
ブラック 日本語 リニア : G915WLX-LNBK
ブラック 日本語 クリッキー : G915WLX-CKBK
価格:34,870円
●PRO X TKL RAPID
こちらは有線キーボード。前段であれだけ「ロープロファイルワイヤレスは素晴らしい!」と言っておきながらなんですが、メカニカルキーボードもロマンをくすぐりますね……。ラピッドトリガーも外せない要素です。昨今ではゲーミングPCの需要も増えたため「今までノートPC&家庭用機だったが、最近デスクトップ環境を整えた」という方もいるはず。その場合はメカニカルキーボードの反応速度に戸惑う人もいるかもしれませんが、これはLogicool G HUBにてラピッドトリガーおよびアクチュエーションポイントを調整することでかなり解決されます。
Logicool G HUBでは「KEYCONTROL」「Multi Point Action」の二つも用意されており、「KEYCONTROL」ではキーの割り当てが自由に変更可能。設定や切り替えの手間はありますが、ゲームごとに適した設定にすることが可能です。「Multi Point Action」では一つのキーの押し下げ位置に応じて二つまで入力を設定することができます。これを活用すれば、一度のキー押下で2つのアクションを行うことが可能です。
高さ:38 mm
幅: 357 mm
奥行き:150 mm
キー:磁気アナログスイッチ/ラピッドトリガー
レポートレート:1ms
カラーバリエーション:ブラック/ホワイト/ピンク
価格:29,800円~32,780円
各製品の詳細およびその他の関連製品については、ロジクール公式HPをご確認ください。
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