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いよいよ発売!HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』と旧作のグラフィックを比較!第2弾は有名ボスやジパングなどをピックアップ【特集】

Game*Spark / 2024年11月14日 12時15分

スクウェア・エニックスは、PC(Steam/Microsoftストア)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けRPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を2024年11月14日(Steam版は11月15日)リリースしました。


本作は、ファミコン向けに1988年に発売された「ドラゴンクエスト」シリーズの第3作『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を、HD-2Dにてリメイクした作品。プレイヤーは偉大な戦士・オルテガの子として、仲間とともに魔王を倒すための壮大な旅を行っていきます。


今回のリメイクでは、HD-2Dで描き出された新たな世界はもちろん、新職業「まもの使い」の追加や、保護したモンスターで挑む新コンテンツ「モンスター・バトルロード」などの要素を追加。さらに、主人公の父・オルテガの冒険を描く新エピソードも追加されています。


Game*Sparkでは、2024年8月にその時点で公開されていたスクリーンショットやトレイラーを元にした、オリジナル版と過去のリメイク版のシーン比較を公開しました。今回は、新たに公式サイトで公開されている(2024/11/10時点)各シーンを中心に、もう一度生まれ変わった世界との違いを見比べていこうと思います!なお、記事の性質上いくつかのシーンについての説明が含まれているのでご注意ください。


発表から3年半、ついに新たな『ドラクエ3』が登場!


『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、これまで多くのプラットフォーム向けに移植されてきました。1996年にはスーパーファミコン、2000年にはゲームボーイカラー、そして2009年の携帯電話アプリ版は、現在配信中のスマートフォン/ニンテンドースイッチ版のベースになっています。


HD-2D版は、2021年5月に配信された「シリーズ35周年記念特別番組」にて制作を発表。2024年6月18日配信にはトレイラーにて発売日が発表され、そこから多くの情報が公開されました。そして、およそ3年半の期間を経てついに新たな『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が登場です!


なお、公式YouTubeチャンネルでは、今回のHD-2Dリメイクとファミコン版との比較ショート映像も公開されています。本記事では他プラットフォームとの比較も行っているので、こちらとあわせて、その進化の系譜をぜひともご覧ください!


ピラミッドは?ジパングは?ワールド編


今回の比較は公式サイトにて公開されているさまざまなシーンや、2024年11月1日に配信された「ファイナルトレーラー」のとある場所などを中心にチョイス。なお、画像の並び順はHD-2D→ファミコン→スーパーファミコン→ゲームボーイカラー→ニンテンドースイッチ版の順番で行っています。なお、初期に公開されていたロマリアなどは過去記事でも取り上げているので、今回は省略しています。


◆ポルトガ


造船技術を誇る、海に面した港街です。プレイヤーはこの街で、とある目的を達成するために新たな冒険を命じられます。公式サイトでは巨大な船や町の入口すぐにある語らいの場、そして船についての会話をする商人といった映像が公開されています。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


※FC版には船の話をする商人がいませんでした。

【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆ジパング


ゲーム内で「黄金の国」とも紹介される小さな島国・ジパングは、プレイヤーを見ると“ガイジン”とはしゃぐ子どもがいたり、他の国と大きく異なる生活文化を持っています。この国はヒミコと呼ばれる指導者によって統治されているのも大きな特徴です。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


SFC版以降は「鳥居をくぐれる」仕様になっています。

【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆ムオル


雪の降る寒冷の地にある辺境の村。大きな市場があり、村に住む人たちにとっての重要な寄り合いの場にもなっているようです。旅人が訪れることはほとんどなく、公式画像でも村人から「船で来たのか」と尋ねられているシーンが用意されています。これまでのバージョンでは村に雪の演出はなかったのですが、フィールド場に雪のタイルが置かれているので寒冷地であることを物語っています。


【HD-2D版】


HD-2D版では船着き場も。

【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


巨大ボスは横向き?縦向き?冒険編


◆カンダタ


ゲーム内では、まず序盤に戦うことになるボスキャラクター・カンダタとのイベントシーンです。HD-2Dリメイク版では、部屋にさまざまなアイテムや宝箱が2つ置かれています。この宝箱はファミコン版から存在していますね。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆巨大ボス


とあるエリアに待ち受けている巨大なボスキャラクターです(名前を含めて超有名ですが)。HD-2Dリメイク版では正面からプレイヤーを待ち受けていますが、ファミコン版では横向きでした。今回のような正面からのカットは、実はこれまでゲームボーイカラー版だけだったんですね。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


GBC版は正面!

【ニンテンドースイッチ版】


◆ダーマの神殿


シリーズではおなじみの転職の神殿・ダーマは 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が初登場。仲間を他の職業に変更できるほか、特定の条件を満たすことで「賢者」への転職も可能になります。ファミコン版では入口で「ダーマのしんでん」と言われますが、神官は「てんしょくのしんでん」と呼んでいますね。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


<おまけ・ギャル転職を願う爺さん>


ダーマの神殿といえば、ギャルに転職を願う素敵なおじいさん。ファミコン版では「ぴちぴちギャル」を願い、スーパーファミコン以降は「ぴちぴちのコギャル」を願うセリフに変更されています。今回のHD-2D版ではどうなるか、少し楽しみです。


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆ダンジョン


ゲーム内には多くの洞窟や塔などのダンジョンがあり、プレイヤーを強力なモンスターや罠が待ち受けています。今回は公式サイトでも紹介されている、細い足場のダンジョンをピックアップ。一歩間違えば下に落ちる危険な場所には、果たしてどんなお宝が隠されているのでしょうか?


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆ピラミッド


「TGS2024」にて公開された「狩野英孝のクリティカノヒット 東京ゲームショウ2024特別編」では、ピラミッドを舞台にした冒険を行っています。公式サイトでもピラミッドの姿が公開されていて、フィールド段階でも巨大な建築物として写っていますが、これまでのバージョンでは1マスのオブジェクトでした。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】


◆卵


ファイナルトレイラーの冒頭に映っている巨大な鳥の卵(こちらも超有名な名前ですが一応伏せています)が鎮座している神殿です。ファミコン版では卵の周囲にダメージ床が配置されています。


【HD-2D版】


【ファミコン版】


【スーパーファミコン版】


【ゲームボーイカラー版】


【ニンテンドースイッチ版】




公式サイトの情報でも、さまざまなオブジェクトやセリフなどが、しっかりとオリジナル版および旧リメイク版の要素を活かしているのがわかります。実際にHD-2D版をプレイすることで、旧作プレイヤーは多くの発見があるのではないでしょうか?


もちろん、各種新要素で生まれ変わった新生『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』もたっぷり味わいたいところ。懐かしくも新しい、勇者の冒険をぜひとも楽しみましょう!


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