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ファンタジー生活SLG『ワールド・ネバーランド~オルルド王国物語』Steam版は最適化で現代PCでも安心!仕事、訓練、恋愛、すべてはプレイヤーの自由だ

Game*Spark / 2024年11月20日 10時0分

さまざまなゲームの開発・運営・配信を行うアルティは、仮想世界体験シミュレーション『ワールド・ネバーランド~オルルド王国物語~EXPERIENCE OF FICTION LIFE』のSteam版を、2024年11月20日にリリースしました。


本作は、多くの人々が暮らす架空のファンタジー世界の新たな住人として生活する『ワールド・ネバーランド』シリーズ第1作。舞台となる国には土地や文化、生活や組織があり、NPCが「メッセージボード」や「案内人」のような立場ではなく、主人公と同じようにゲーム内のリアルタイムで“目的を持って生きている”のが大きな特徴です。


Steam版は、販売・配信中のWindows板をベースに、最新PC環境向けに安定性を向上させたほか、フルスクリーン画面表示への再対応やウィンドウサイズの調整機能、コントローラー対応(要「Steam入力」機能利用)などの機能を搭載。もちろん、Windows版の倍速機能やオートモードなども使用可能で、オリジナル版の雰囲気をそのままに、快適なプレイで王国の生活を楽しめます。


本稿では、シリーズ原点となる『ワールド・ネバーランド~オルルド王国物語~EXPERIENCE OF FICTION LIFE』Steam版のプレイレポートをお届けします!


「ワーネバ」初期2作がSteamで遊べる!


Steamでの『ワールド・ネバーランド』の展開は、2024年5月16日にシリーズ第2作『ワールド・ネバーランド2~プルト共和国物語~EXPERIENCE OF FICTION LIFE』がまずリリースされています。


Game*Sparkでは、2024年4月17日に、オリジナル版を開発したリバーヒルソフトからシリーズを引き継いだアルティへのメールインタビューを実施。その中で、今回の第1作を含めたシリーズタイトルの展開も検討対象であることも明らかになっていました。



実は今回のSteam版『オルルド王国物語』で搭載された、コントローラー対応や画面サイズ変更機能などは、Steam版『プルト共和国物語』リリース後にユーザーからの意見などを元に実装したものです。今作では『プルト共和国物語』で難しいとされていたフルスクリーン画面表示への再対応なども行い、より進化しています。(フルスクリーン画面表示への再対応は今後『プルト』でも時期未定ながら予定自体はあるとのことです)



筆者は今回のプレイレポート向けに、フルスクリーンを含めた、さまざまな環境下でプレイしました。プレイした感触としては、フルスクリーンでの動作が非常に安定していた印象です。


夜明けを告げる鐘の音とともに、船を出そう


本作の物語は、主人公が舞台となる「オルルド王国」に到着するシーンから始まります。まずは入国用のキャラメイクとして、性別と名前、所属オルグ(王国における会社、あるいはギルドのような組織)を決定します。名前入力画面では顔がランダム表示されるので、もし他の顔を選びたくなったら決定せずに最初から選択しましょう。


最後にいくつかの質問に答えてオルルド王国の一員として迎えられます。主人公には知り合いもツテもありませんが、幸い移民者向けに家をもらえるのでひと安心ですね。あとはマップの使い方、困ったとき向けの王国ガイドの紹介、そして所属オルグへの案内を受けたらすぐに、自由な王国生活の始まりです。


なお、ゲーム内には定められた目標やストーリーというものはありません。好きなだけオルグで仕事でお金を稼いでもいいですし、ひたすら鍛錬し続けてもいいですし、色々なキャラとの恋愛を思う存分楽しんでも問題ありません。とは言え、跡継ぎもなく寿命が来ればゲームとしてはエンディングになってしまいます。


所属オルグは、キャラクターの能力や仕事ポイントに応じて毎年ランクが定められます。主人公は最初ランク外からはじまり、ランクDになれば毎年行われるランク戦に出場できるようになります。鍛錬次第ではオルグ長にもなれますし、国王直属の「親衛隊」になることも夢ではありません。


もちろん、仕事を一切しなくても生活することも可能です。ゲーム内にはお金の要素はありますが、空腹などの要素はないので、極端なことを言えば1日をぼんやり過ごすこともできます。好きなことを好きなだけ取り組む、それが『ワールド・ネバーランド』でもあるのです!


ちなみに本記事のこの部分の小見出し「夜明けを告げる鐘の音とともに……」は、本作のOPムービーのナレーション。Steam版でも、もちろんフルボイスで壮大な雰囲気が味わえますよ!


OPがいいんですよね。

シンプルにどこまでも遊べる王国生活


オルルド王国の1年間は30日間で、年間を通してさまざまな行事が開催されています。もし、あなたが他のキャラクターとの繋がりを大切にしたいならば、ぜひとも参加したほうが良いでしょう。固定のストーリーがないワーネバでは、どれだけ自分なりの“ロールプレイ”を楽しむかが重要だと思っています。


自由な生活を楽しむのがワーネバですが、もし本気で強くなったり、オルグの上位を目指すのであれば自己研鑽は欠かせません。強くなるためには訓練効率アップのアイテムを購入するのが近道で、これを買うためにもやはり仕事を頑張る必要があります。結果として真面目に生きることは、色々な要素を楽しむことにも繋がります。


『オルルド王国物語』では、さらなる遊び方として「残されたメモ」という、マップ上に隠されたアイテムを探す要素があります。多くのメモは特定条件を満たさなければ入手できません。個人的には、国の歴史や文化などが書かれているメモの内容が好きで、オリジナル版でもコンプリートに躍起になっていました。


筆者は今回の先行プレイで、格闘術主体の「バンオルグ」に所属し、真面目に仕事と鍛錬を行う生き方を選択しました。一方で積極的に話しかけるために「おーい!(NPCの足を止めるコマンド)」で関係づくりに励み知り合ったベロニカが彼女に。年上の副長に一時乗り換えたりもしましたが、3年目に元鞘に戻って無事に結婚しました。


セイラさん少し先に亡くなられました。ショック。

真面目に仕事と鍛錬に励んだことで能力もメキメキ伸び、移住3年目にて無事にオルグのCランクに昇格。ランクが上がれば稼ぎも増えるので、ますます能力アップに励みながら、いつか生まれる2代目に向けて教育道具も買わなきゃな……と考えています。出会いと閃きが楽しいのも本作の魅力ですね。


大きく成長しました。
あまり知らない方の葬儀に来ています(知ってる人にはお馴染みの行為)。
メモも順調に集まっています。
危篤の人の家に入ったら偶然見送る立場に。これも運命か。


Steam版『ワールド・ネバーランド~オルルド王国物語~EXPERIENCE OF FICTION LIFE』は、フルスクリーン最適化やコントローラー対応など、さまざまな面で現代向けに遊びやすくなったのを感じます。ノスタルジックなだけでなく、しっかりと「自由」の息吹を感じられるシリーズ初代を再び遊べることに喜びを隠せません。


もちろんゲームとしては、自由に思うままの生活を送れる『ワールド・ネバーランド』そのままです。当時プレイした人はもちろん“ファンタジー世界のゆったり生活”を送りたい人にもオススメしたい作品です。動作を含めて最適な環境になったことで、長時間プレイもしやすくなった印象です。


もちろん、Steam版の『オルルド王国』から『プルト共和国』への移住にも対応しています。愛着を持ったキャラクターを他の国へと移住させるのも、シリーズのひとつの楽しみ方ですね!


移住したら名字はオルルドですね。

ワールド・ネバーランド~オルルド王国物語~EXPERIENCE OF FICTION LIFE』Steam版は配信中です。


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