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「A-Life 2.0」機能不全は“最適化”が原因…『S.T.A.L.K.E.R. 2』開発者が明かす不具合の実態、新たな不具合修正パッチも配信

Game*Spark / 2024年12月4日 10時20分

GSC Game Worldが発売し人気を集めている『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の不具合について、開発者が語っています。また、パッチ1.0.3も配信されました。


「A-Life 2.0」機能不全、その理由は?


「A-Life」とは、『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの特徴でもあるシステムで、ゾーン内に生きる人々やミュータントが自律して動き、プレイヤーの関さないところで派閥同士が激突したり縄張りが変化したりするというもの。しかし、『S.T.A.L.K.E.R. 2』に搭載されている「A-Life 2.0」は開発元やユーザーから機能していないことが報告されています。


これについて、CEOのIevgen Grygorovych氏と、クリエイティブ・ディレクターのmaria Grygorovych氏がBAFTAのシアターで行われたメイキングドキュメンタリー「War Game: The Making of S.T.A.L.K.E.R. 2 Documentary」の上映会に登壇した際に語ったようです。


その内容によれば、「A-Life 2.0」の機能不全はリリース数ヶ月前から行っていたパフォーマンス最適化作業が原因だったそう。PC、Xbox Series X、Xbox Series Sという3プラットフォームでまともなパフォーマンスを保つためにはA-Life 2.0が機能する範囲を縮小せざるを得ず、正しく動作させるにはより多くのメモリリソースが必要だったといいます。


加えて最適化の段階でAIの動作やNPCの挙動に関するバグがたくさんあり、それらの修正などが絡み合った結果、現在のような状態に。しかしながら現在も宣言通り、復活させるための作業は続けられています。


一部で話題となっているSteamストアページから「A-Life 2.0」の記述がこっそり変更されていたという問題は、マーケティング担当者が「より理解しやすいように」と独断で行ったものであり、本位ではなかったそう。会場では、スマートフォンで会話履歴を見せながら語ったようです。ストアページの記述は機能が修正次第戻すそう。


しかし、開発スタッフの半分はまだウクライナで働いていて、1週間にわたる停電が起こっているため、今は取りかかれないといいます。


パッチ1.0.3も配信!


「A-Life 2.0」の今後が気になるところですが、ゲームには新たなパッチが配信されました。このパッチではミッション中のNPCの挙動に加え、クラッシュとメモリリークの問題なども修正されています。詳しくはパッチノートをご覧ください。


『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC(SteamEpic GamesストアGOG.comMicrosoft Store)/Xbox Series X|S向けに発売中です。


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