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【特集】『Path of Exile 2』はなぜヒットした?ハードコアに進化したハクスラARPG、後で無料になるのに有料早期アクセス同接57万

Game*Spark / 2024年12月15日 12時0分

日々たくさんのゲームがリリースされる現代。その分話題になる作品も多いわけですが、「どうしてこのゲームは人気なんだろう?」と思ったことはありませんか?


この連載では、ゲーマーから注目を浴びているゲームがなぜ人気になっているのかを分析します。記事を読んで、流行っているゲームに詳しくなっちゃいましょう。今回は、Grinding Gear Gamesが開発する『Path of Exile 2』をお届けします。


ハードコアに進化した人気ハクスラARPG


本作は、2013年に配信が開始した基本無料ハックアンドスラッシュ型アクションRPG『Path of Exile』の続編です。プレイヤーはさまざまなプレイスタイルで挑める12種のキャラクタークラス(早期アクセスでは6種)を選択し、クエストやダンジョンで敵をひたすら倒してはパワーアップして新たなスキルを得て、アイテムを集めて自身を強化していきます。


クラス選択画面

『ディアブロ』などと似たシステムで昔から定番のジャンルですが、本作には最大の特徴があります。それは、戦闘の難易度。敵は多彩な攻撃手段で襲いかかってきて、攻撃予告が入るようなものは一発死することもあるほど強力です。ただしアクションゲーマー以外お断りというほどではなく、じっくり成長させれば確実に対処できるバランスになっています。


現在は早期アクセスですが、徐々に自身を強くしていくハクスラらしい体験やストーリー・エンドコンテンツのボリュームはすでに十分あります。パッシブスキルツリーもかなり広大で、自分だけのビルドを育てる楽しみも楽しめます。


なぜヒットした?


本作は正式リリース時に基本無料となることが明かされていますが、Steamで最低4,642円からとそれなりの価格で配信されている早期アクセス版で、すでにピーク時同時接続プレイヤー数が57万8,000人を突破(SteamDB、記事執筆時点)。PS5版、Xbox Series X|S版を含めればさらに多くのユーザーが遊んでいそうです。


ヒットした理由としては、前作がSteam上のハクスラジャンルとしてすでに人気であったことがまず考えられます。基本無料という始めやすい形態かつ、金字塔である『ディアブロ』は『IV』が2023年10月に配信されるまで長らくSteamになかったことから、『PoE』はいくつかのハクスラの中でも定番と言える作品でした。そのため、本作にも情熱的なプレイヤーがかなり集っているようです。


また、『ディアブロ IV』の成長システムやフィールドのオープンワールド化などに違和感を覚えるハクスラユーザーも多いようで、それらのユーザーの受け皿として捉えられている側面もあります。


ただ、戦闘のハードコア化については意見が分かれている模様。前作はかなり複雑な成長システムを備えることでいかにビルドを強くしていくかが重要なデザインとなっていましたが、今作ではアクションの腕がある程度求められることから、前作のような体験を求めていたプレイヤーは少し首を傾げているようです。


今後も人気は続く?


すでに人気の本作ですが、先述した通り今後基本無料化することでもう一度は爆発的なプレイヤーの伸びが見込めます。課金要素はスタッシュタブ(倉庫)の拡張やスキン、キャラスロット追加やトレード機能解放などが主で、エンドコンテンツまでガッツリやり込むまではそれほど気にしなくても良い要素なので、“課金圧”が強くてすぐプレイヤーが離れる……という心配もあまりなさそうです。


なお早期アクセス期間は最低で6ヶ月は見込まれており、今後正式版に向けて3つのアクト(章)や6つのクラス、より多くのアイテムやエンドゲームコンテンツなどを追加予定。大きなアップデートがあるたびにプレイヤーを惹き付けそうなのも注目です。


『Path of Exile 2』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中です。


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