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多くのゲームで見られる『ハレの日のローストチキン』―ハードコアゲーミング料理年末スペシャル

Game*Spark / 2024年12月29日 12時30分

ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。


年末ですね。年末って、何かやり残していることはないだろうかと、やたらとソワソワしませんか?落ち着いた気分で正月を迎えるためにも、今年のうちにやれることは済ませておきたいですね。そして、年末年始といえばクリスマスから大晦日、そしてお正月といわゆる「ハレの日」的な料理を目にする機会が多い時期でもあります。


クリスマスが最たるものですが、この時期のごちそうといえば「ローストチキン」。丸鶏をそのままオーブンでグリルする、テーブルの主役のような存在。ゲームでもよく見かけますよね。


「大回復」の権化


ハイラルを救う時だったり、


パルたちのご飯を用意する際にも。


ヴァンパイアを探す道中や、


三国をまとめる戦の合間にも見かけます。


※知人が用意してくれた写真

四角い世界を冒険する時も、本当に色々な世界でローストチキンは食べられています。ただ、改めて考えてみると鶏をまるまる1匹調理する経験なんて、普通に暮らしていてもなかなかありませんよね。今後、ゲームでローストチキンを拾って回復した時に「大回復」の実感を得られるように、やるしかないでしょう!


鶏を焼くぞ!


さぁ、用意しました。ツボ抜き(内蔵を除去してある)の「丸鶏」です。プリケツ。重量は1.1kg~くらいだったと思います。(チェックし忘れた。)価格は1000円くらい。ちなみに、クリスマス時期だともっと大ぶりのものが店に並び、価格も3500円くらいになっていましたね。クリスマス前でよかった。


手羽先の部分。ちなみに今回は冷凍状態で売られていたものを購入しています。完全に解凍されるまで冷蔵庫で2~3日かかったため、日数を逆算しておかないと使う当日に焦ってしまうかも。


トリ揉め。

ペーパーで表面と内側の水分を拭き取ったのち、塩コショウとおろしにんにくを表面にまんべんなくすりこみます。そして室温で1時間ほど放置する必要があるため、この間に他の材料の下ごしらえを行いましょう。


鶏の中に詰める具材(スタッフィング)を作ります。フライパンにバターとみじん切りのにんにくを入れ、香りが立ってきたらきのこを投入。


『DQⅢ』の時のミックスナッツがまだ未開封で一袋ありました。ステータスが上がるー。

きのこがしんなりとしてきたら、ミックスナッツと雑穀ごはんも加えてさらに炒めます。


完成したものをバットに移し、粗熱が取れたら丸鶏に詰めます。ツメツメ。


しっかり詰めたら、爪楊枝で留めて中身がこぼれないようにします。


玉ねぎの薄切りとにんじんスライスを敷き詰めた天板に、丸鶏の「むね肉が上に来るように」セッティングします。


オリーブオイルを全体に塗り拡げて……、


120℃に予熱したオーブンで加熱していきます。まずは40分。


40分後、オーブンの温度を220℃に上げ、さらに30分加熱します。モモが加熱されて少ししまってきたようにも見えますね。


すごくいい色。

綺麗に焼き色がついたらオーブンから取り出し、30分ほど休ませます。


スタッフィングもいい具合に。


いっしょに加熱した玉ねぎとにんじんは、天板にあふれた肉汁とともに小鍋へ戻し、白ワインを加えて加熱、アルコールが飛んだら醤油と水を加え、軽く煮詰めます。


具材を濾し、再び軽く火を入れながら水溶き片栗粉を加えれば、ソースの完成です。


ということで「ハレの日のごちそうローストチキン」の完成!


胸骨の部分を割って中身をチェック。詰め物が肉汁を吸っていい感じに。ただちょっと胸肉の中心部に赤みが残っていたので、そこだけ取り分けて再加熱を行いました。


鶏モモの部分を解体し、ソースをかけていただきます。


うっま。もも肉は脂分が多い部位ですが、同時に肉に水分が残っていてしっとりしています。あんなにガッツリ加熱したのに!そして白ワインベースの酸味の感じられるソースがめっちゃ合う。なんだこれ、うまいぞ。写真に残し忘れたのですが、胸肉もパサつかず、尋常ではないしっとり感を残していました。丸ごと加熱していくことが水分を残すのに具合がいいんでしょうね。


手羽先も激ウマ。


詰め物はご飯もキノコもめちゃウマ。ナッツ類は鶏からの水分を吸収し加熱され、すこし柔らかくなっていて新たな食感。


参考にさせていただいたレシピに載っていた、プラスワンのメニューがやりたくてしょうがなかったのでやります。鶏肉を解体し、あらくほぐしたお肉をマヨネーズと粒マスタードで和えます。


トーストしたパンに葉物と鶏肉を乗せて「チキンサンド」完成!コレが今回一番ウマかったかも。香ばしいトーストとチキンの相性が◎。詰め物に使うぶんとは別に夕飯用としてご飯を炊いてあったのですが、サンドイッチにすることを覚えてしまったため、ご飯の出番はありませんでした。ローストチキンはご飯よりパンで食べるのがオススメ




これ食べて体力回復しないやついねぇわ!という味でした。様々なゲームで回復アイテムにされているのも納得。この記事がアップされるころは年末~新年だと思いますが「おせちもいいけどローストチキンもね!」という感じで、新年にローストチキンを作ってみてはいかがでしょう。ではまた来年!


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