それも釣り…これも釣り…ゲームに登場するちょっとヘンなフィッシング要素5選【年末年始特集】

Game*Spark / 2025年1月4日 12時0分

釣りゲーが覇権を握り、オープンワールドゲームやMMORPGにも当たり前のように釣りのミニゲームが搭載されるようになった昨今。どの釣りゲーもなかなか良い出来で、ついつい時間を忘れて遊んじゃいますよね。

しかし、世の中には「それを釣りと言い張る！？」と言いたくなるような、かなりユニークな釣り要素があるゲームもいくつか存在します。そこで今回は「ユニークな釣りゲーム」ではなく「ゲームに出てくるユニークな釣り」を5つ紹介しましょう！

●父ちゃんの釣り、しっかり見とけよ、悟飯！Z戦士が教える尻尾フィッシング『ドラゴンボールZ カカロット』

まずはPlayStation 4で発売された「ドラゴンボール」原作のゲーム『ドラゴンボールZカカロット』から。ジャンプ漫画のゲーム化を多く手掛けているサイバーコネクトツーが開発しています。

本作の序盤では、孫悟空が息子の孫悟飯に釣りの仕方を教えるのですが、そこはDBの世界なので、釣り竿なんか使いません。尻尾があれば充分！

尻尾で釣ると魚の感触がわかって釣りやすいんだと説明した直後に、ブルマに作ってもらった付け替え尻尾をお尻にくっつける悟空さ。この場にベジータかピッコロがいたら間髪入れずにツッコんでくれたことでしょう。

釣りあげた超巨大魚の後ろに回って、強烈な蹴りをくれることで締めるという、最後までサイヤ人にしかできない釣り方でした！

●先生、一日中釣りしてないですか……？可愛い生徒と仲良くなるためにフィッシング『ファイアーエムブレム風花雪月』

『ファイアーエムブレム風花雪月』は2019年にNintendo Switchで発売したFEシリーズ16作目のゲームです。主人公が教師であることや、学園パートと戦闘パートにはっきり分かれていることなど、特徴的なゲームデザインが光ります。

学園パートで散策を選ぶことで、教師仲間や生徒と話したり、合唱練習をしたりと色々なアクティビティが楽しめるのですが、そのなかにやはり釣りが存在します。

正直、今回紹介する他の釣りに比べると、そこまでヘンなところはありません。エサを選び、食いついたらAボタンを押して、その後は魚と体力勝負をします。余程大物を狙わない限りは逃すことも少ないでしょう。

ですが、この釣り……行動力を使わないのです。他のアクティビティはなんだかんだ時間を使ってしまうことも多いのですが、釣りは無限にできます。そして釣った魚は生徒と友好関係を結ぶための料理に使えたり、売ってお金に換えたりできるので、正直やらない手はないんですよね。

エサの数という上限こそあれ、完璧な学園生活を送るために、釣りをこなしまくることになります。ハイ、今日は自習！先生はお魚を釣ってきます！

●釣り竿だって敵を殴れる！太公望にしてウェポングランドマスター『League of Legends』ジャックス

eスポーツ界を席捲する大人気MOBA『League of Legends』のキャラクターにも、釣り人がいるのはご存じでしょうか？

彼はジャックス。（かつての設定ですが）リーグ最強の男として君臨していた時代、自らに課したペナルティとして、街灯やへら、鶏の足といったショボい武器を使って戦っていました。そして、釣り竿も……。

そんな背景もあって、彼は魚系のチャンピオンをキルすることで、追加で1Gをもらえます。ちょっとうれしいですね。

また、川のマップで10秒間静止していると、突然釣りを始めます。魚を釣りあげるとこれまた1Gもらえます……まあ、このゲームで10秒も突っ立ってたら、ファームしろと味方に怒られそうなもんですが……。

●音速のハリネズミもたまにはチルしたい……『ソニックフロンティア』

お次はSEGAから『ソニックフロンティア』をご紹介。ついにオープンワールド化したソニックですが、彼もまたオープンワールドの洗礼ともいうべき釣り要素を浴びることとなります。

本作の釣り要素はとてもシンプル。キャストして、食いついたらボタンを押して、タイミングよくボタンを押すことで釣りあげられます。

ちょっとユニークなのはファストトラベル用の巻物を入手できるという点です。どうして池に巻物が落ちていて、それがファストトラベルに関係するのかはよくわかりませんが、その辺のいかにもゲームらしい仕様はSEGAっぽさとも言えますね（正直、本作はソニックになって高速で走り回るのが楽しいので、ファストトラベルはあまり使用しませんでしたが）。

いつもは忙しなく飛び回っているソニックも、今日ばかりはちょっとチルく釣りをします……意外とサマになってるかも？