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リークをもとに作り上げた?「ニンテンドースイッチ 2」のカバーを展示する海外メーカーに直撃取材!

Game*Spark / 2025年1月10日 14時27分

2025年3月末までに発表とされている任天堂の次なるゲーム機(通称・ニンテンドースイッチ 2)。記事執筆時点で正式な発表はまだありませんが、さまざまな噂が飛び交っています。


そんな中、現在開催中のテクノロジー見本市・CES 2025にて周辺機器メーカー・Genkiがニンテンドースイッチ 2のカバーを展示したことが話題となっています。そこでGame*SparkではCES 2025の会場にてGenkiの担当者を直撃。今回の展示の裏側をお訊きしました。


実は詳しく知らない?リーク情報をもとにカバーを制作


Genkiは、米Human Things社のハードウェアブランドです。主にニンテンドースイッチをターゲットとしたキャプチャーボードなどの周辺機器を販売しています。


今回の出展では、「ニンテンドースイッチ2」のカバーを展示。まだハードウェアの外観すらも発表されていない中の展示で、一部報道ではGenkiが「すでにスイッチ2を入手しており、それを基に作った」と発言したと伝えられ、大きな話題を呼びました。


しかしこの度Game*Sparkが行った取材では、Genkiはまた違った発言を行いました。担当者によればこのカバーは業界でのリーク情報を基に企画・制作したものであり、正式な製品サイズは未定であるといいます。また、実物はまだ目にしていないともコメントしました。


今のところのサイズは現行のニンテンドースイッチよりも大きい模様。中身自体はあくまで不正確なモックアップなので参考程度ですが、横幅はiPhone SE 2台分、縦幅はiPhone SEの縦8割くらいだったそうです。


なお、現行ハードのアクセサリーが「2」にも対応するかは「わからない」とのことで、これまでの報道で伝えられていたよりは正確な情報を掴んでいるわけではないという印象を受けます。


この企画を開始したのは2024年の11月で、Genkiは少数精鋭で小回りがきく体制のため素早く取りかかれたとのこと。Genki社員は深い任天堂ファンであるため、任天堂が出す正規品にはない面白いものを作りたいという気持ちがあると言います。


リークを基に周辺機器を作るのは「大丈夫なのか?」と思わず考えてしまいますが、こうした手法は業界では比較的メジャーな手法であるようです。公式認証を受けるメーカーは事前に実機をもらえますが、それ以外のメーカーはリークを基に作ることが多いようです。




これまでの報道では担当者が思わせぶりなコメントをしていたこともあり、Genkiが実際に「ニンテンドースイッチ 2」を手にして周辺機器を制作したように思える報道が多くありました。しかし、今回の取材での受け答えを見るに、どうやら実機は手にしておらず、リーク情報を基にした展示だったようです。


任天堂はこの展示について、産経新聞CNETなどのメディアの取材に対し「公式なものではない」「同社には提供していない」といった回答を行っています。


期待が大きいだけにさまざまな情報が飛び交う「ニンテンドースイッチ 2」とされる任天堂の次世代ハード。いずれも本当に正確なものかはわかりませんが、予告通りであれば今後3ヶ月以内には正式発表されるものと思われます。

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