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「DEIは多くのプレイヤーが評価していない」…『ロード オブ ザ フォールン』パブリッシャーの“アンチDEI”表明が議論呼ぶ

Game*Spark / 2025年1月13日 14時3分

『ロード オブ ザ フォールン』や『Sniper Ghost Warrior』シリーズのパブリッシャーで知られるCI Gamesが、近年ゲーム業界で議論されているDEI(多様性、公平性、包括性)について意見を表明しました。


DEIは多くのプレイヤーが評価していない?


これは投資家向け電話会議で確認された情報で、CI Gamesは投資家からDEIに対するスタンスを尋ねられ、マーケティング統括のライアン・ヒル氏がCI Gamesのスタンスについて答えました。


同氏によれば、近年社会的・政治的意図をゲーム体験に組み込むビデオゲームがある中で、多くのプレイヤーは評価していないという見方をしているそう。具体的な作品名は挙げていませんが、いくつかの作品が商業的不振に終わっているといいます。


『Sniper Ghost Warrior Contracts 2』

CI Gamesはプレイヤーの楽しみと商業的成功の最大化に取り組んでおり、それを念頭に置いた上で社会的・政治的なエージェンシーを開発に組み込むことはないと述べました。



CEOのマレック・ティミンスキー氏はXでこれを改めて認めていますが、反応は賛否両論。DEI推進派/DEI反対派のどちらからも多くのリプライが寄せられており、大きな議論となっているようです。



こうした考えは、『HELLDIVERS 2』の開発スタジオ・Arrowhead Game StudiosのCEOであるヨハン・ピールステッド氏も今年はじめに表明していました。


これはArrowhead Game Studiosの次回作に期待するものを尋ねた際、「DEIを入れないで」というリプライに反応したことがきっかけ。同氏は「ゲーム体験にプラスにならないならマイナス要素になる。ゲームとは、素晴らしい瞬間を純粋に追求すべきだ」と述べました。


『HELLDIVERS 2』

CI Gamesの表明と違い、これはあくまでピールステッド氏個人の発言であることに注意が必要です。しかしながら、こちらの発言も極端な称賛と批判を受けています。


DEIは近年エンタメ業界全体で重要性の高まってきているトピックです。その中で、ユーザー間だけでなく開発者・パブリッシャーといったゲームを送り出す側のスタンスもいくつか見られるようになってきています。


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