あるインディーゲームの開発中断、その驚くべき理由は…「懲役刑を課されたから」 開発者が明かした過去―心を入れ替え苦難を乗り越え開発進めるも…「かつて暴力的な人間だった」過ちからは逃れられず
Game*Spark / 2025年1月15日 11時30分
Team Fortuneは、早期アクセス配信中のインディーアクションFPS『Fortune's Run』の開発を中断することを発表しました。
懲役刑のため開発中断に…
本作は、ロールプレイ要素をもった一人称視点のアクションFPSです。無敵フレーム、パリィ、カウンター、ストレイフジャンプといった高度なテクニックが要求される作品で、「学ぶことが生きるための唯一の方法だ」というストイックなゲームデザインを特徴としています。
早期アクセスで開発が続けられていた本作ですが、なんと本日更新のアップデートをもって開発が中断することが明らかとなりました。その理由とは、開発者が懲役刑に課されたためだといいます。
本作の開発者であるDizzie氏はゲーム開発者になる前はあまり良い生活を送っておらず、暴力的な人間だったそう。5年前(本作のリリースより前)に起こした事件について法的手続きが進められていましたが、その結果有罪判決が下され、来月2025年2月から3年間の懲役刑を課されることになったといいます。
本作に起こった困難はこれだけではありません。本作はもともと夫婦で開発していたものの、QAといくつかのステージを担当していた妻のArachne氏が生死をさまよう大病を患い、2024年7月に開発遅延を発表していました。
幸いArachne氏は回復したものの、ゲーム開発への興味を失ってしまったそう。その分Dizzie氏は刑務所入りする前にコンテンツを世に送り出せるよう、1人で寝る間も惜しんで作業を続けたといいます。
1人で開発した最新パッチでは、新ミッションや新たなアクションなど盛りだくさんな内容となっています。ただし、過去バージョンのセーブデータは使用できなくなっているようです。
Dizzie氏はゲーム開発への情熱は失っておらず、出所後も開発を続けるつもりであるそう。幸いにも資金には余裕があり、今後開発すべきコンテンツもそれほど残っていないため、数年待てば正式リリースに移行できる可能性は十分にあるといいます。
『Fortune's Run』は、PC(Steam)向けに早期アクセスで配信中です。
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