ソニーが2025年2月をもって記録用ブルーレイディスクなど4種類のメディアを生産終了すると発表―後継機種はなし

ソニーストレージメディアソリューションズおよびソニーマーケティングは、2025年2月をもって「ブルーレイディスクメディア」「録音用ミニディスク」「記録用ＭＤデータ」「ミニＤＶカセット」の生産を終了すると公式ホームページにて発表しました。

全モデルが生産終了へ

生産終了になるのは上記4メディアの全てのモデルで、生産終了時期は2025年2月を予定しています。また、生産終了後の後継機種は無いということです。プレスリリース内では、生産終了のアナウンスとともに、これまで愛用してくれたユーザーへの感謝の言葉が述べられています。

公式サイトの記録メディアのページによれば、同社が現在商品としてリストアップしているのは、ブルーレイディスクメディアが全11商品。他3メディアはそれぞれ1つずつです。なお、記事執筆時点（2025/01/23 17:00）では、すべての商品を公式サイトから購入可能です。

2024年7月には段階的に縮小する方針を発表済み

同社では、2024年7月に録画用ブルーレイディスクの生産終了に向けた段階的な縮小計画を発表していました（読売新聞オンライン/テレビ朝日）。報道によると、この動きは容量の大きい記録媒体や動画配信サービスの普及によって需要が減っているためと説明しています。

また、2023年1月にはパナソニックが録画用ブルーレイディスク全品番の生産を完了していました。