不良パブリッシャーの巻き添えでSteam販売停止の人気ゲーム、復活するも一週間足らずでまたも販売停止に―インディー開発者襲う、寝耳に水な苦難

一度Steamから削除された後に復活を果たした『バイオプロトタイプ(Bio Prototype:Re)』ですが、またもやSteamストアページから姿を消した模様です。

一度はSteamからBANされ復活を果たすが…

Emprom Gameが手掛ける本作は、未知のモンスターとなって進化しながら生き残るヴァンサバライクアクションです。2023年12月にリリースされましたが、パブリッシングを務めたBD Gamesが高評価レビューと引き換えにSteamキーを配布していたことが発覚。規約違反によりSteamから削除されました。

その後、元BD Gamesパブリッシング作品の多くは自己パブリッシングにより復活を遂げており、本作も同様に再起を果たして2025年1月20日にSteam/Epic Gamesストア向けに再リリース（Epic版は1月13日リリース）。英語版タイトルに復活作品であることを示すReを追加して新たなストアページで販売していました。

僅か一週間足らずで再びSteamから姿を消す

新たな旅路に就いていた本作ですが、またもやSteamからBANされた模様であり本記事執筆時点ではストアページにアクセスできない状態になっています。非公式集計サイトSteamDBによると1月24日の時点で購入不可となっており、再販売からわずか一週間足らずで再び姿を消したことになります。

他のスタジオにより復活を果たした元BD Gamesパブリッシング作品『アーティファクト・シーカー』『ヘビーストームシャドウ』などは現時点でもSteamで購入できる他、『バイオプロトタイプ』の続編にあたる『バイオウィーバー』も問題なく販売中です。本記事執筆時点では公式からの発表はなく詳細は不明です。なお、本作のEpic Gamesストア販売ページは健在です。