ユービーアイソフト、複数スタジオで計185人をレイオフしUbisoft Leamingtonを閉鎖―長期的な安定性を確保するため

ユービーアイソフトは、イギリスのUbisoft Leamingtonを閉鎖するとともに複数のスタジオの縮小を行い、計185人をレイオフしています。複数の海外メディアが報じました。

Ubisoft Leamington閉鎖と一部スタジオの規模縮小により計185人をレイオフ

海外メディアEurogamerが報じたユービーアイソフト広報担当者の声明によると、長期的な安定性を確保するためのプロジェクトの優先順位付けとコスト削減の一環として、Ubisoft Leamingtonの閉鎖および一部スタジオの規模縮小が行われるとのこと。

Ubisoft Leamingtonに所属する約50人の開発チームは解散となるほか、Ubisoft Düsseldorf、Ubisoft Stockholm、Ubisoft Reflectionsの3スタジオでの部分的な人員整理を含め、計185人がレイオフの対象となるとしています。

Ubisoft Leamington紹介映像

『ディビジョン』シリーズ、『スター・ウォーズ 無法者たち』等の開発に関与

Ubisoft LeamingtonはFreeStyle Gamesとして設立後、2008年にActivision傘下に。その後2017年にユービーアイソフトに買収され、Ubisoft Leamingtonとして複数のユービーアイ作品の開発をサポートしていました。Eurogamerによると、直近では『ディビジョン』シリーズ、『ファークライ5』『スカル アンド ボーンズ』『スター・ウォーズ 無法者たち』等の開発に関与していたとのことです。

『Tom Clancy’s The Division 2』

『スター・ウォーズ 無法者たち』

なおユービーアイソフトについては、2024年にはUbisoft San FranciscoおよびUbisoft Osakaの閉鎖や、Ubisoft Torontoでのレイオフなどが伝えられていました。