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Steam Deckの放置にご注意を!?長期間そのままにしたユーザーがバッテリーの惨状を報告

Game*Spark / 2025年1月30日 8時0分


(PSA) Don't leave your steam deck unplugged for 6 months, $140 to fix the battery
by inSteamDeck

海外掲示板Redditにて、「Steam Deckを電源に繋げないまま6カ月間放置しないで!」という投稿が、その結果を示す動画を添えて共有されました。


実はSteam Deckには長期保管のためのモードも実装―リチウムイオン電池の劣化にはご注意を


Valveによる携帯ゲーミングPC「Steam Deck」、その話題に特化した非公式コミュニティ「r/SteamDeck」にて共有された本投稿ですが、添付された動画で投稿者は「Steam Deck」のバッテリーが満タンの状態から秒間でガンガン減っていく様子を見せ、“自身は長期旅行中だった”とその背景を説明しました。


考えられる要因について「Steam Deck」にはリチウムイオン電池が備わっており、本バッテリーは一般的に“残量0%の完全に放電した状態で放置すると負荷を与えてしまう”と知られています。



任天堂の注意喚起は公式ページだけでなく、SNSでも。

同じくリチウムイオン電池を備えた「ニンテンドースイッチ」に関して任天堂は「長期間充電しないと、過放電の状態になり充電できなくなることがあります」と説明しており、Valve公式による明言はありませんが、「Steam Deck」においても避けるべき状態と考えられます。


なお、今回の状況に“リチウムバッテリーを長期間放置すると痛んでしまうことを知らなかった”旨の釈明のほか、“他の人にも起こらないように”と話している投稿者ですが、コメント欄では「Steam Deck」に“しばらく使用せず、長期保管をする人向けの「バッテリーストレージモード」”が実装されていることを指摘する声も存在。本モードは公式サポートページやValveと提携しているiFixitでも日本語の解説付きで紹介されている機能です。


放置していたため、一気にアプデの波が押し寄せています。

なお、筆者の「Steam Deck」は本モードで2024年11月中旬から保管しており、参考のために起動してみると、当時バッテリー60%で保管を開始しましたが、約2カ月後となる2025年1月29日時点で僅か2~3%程度の減少で済んでいる状態になっています。


Steamのバージョンも当時のままです。

バッテリー健康度(最大容量の減少具合)については購入当初から100%の為、どのくらいの効力があるかは断言できませんが、筆者個人としては定期的な充電の必要が無くなるため、再び使用する際に充電器が必要になることにさえ気を付ければオススメできる機能です(バッテリー健康度はデスクトップモードにて確認可能)。


「バッテリーストレージモード」を利用する際は、公式サポートページやiFixitの解説ページにある説明をよく読んだ上で、自己責任の下でお願いします。


※UPDATE(2025/1/30 22:10):記事公開時、「長期出張中」としておりましたが、正しくは「長期旅行中」でした。修正し、再公開しました。


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