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ヘンテコ惑星サバイバル『Wrongworld』奇妙な生物や物体だらけの惑星は魅力たっぷり!戦闘やサバイバルもしっかり楽しめる【クラフトサバイバル名鑑】

Game*Spark / 2025年2月2日 20時0分

今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。


Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回紹介するのは、2018年5月11日にリリースされたヘンテコ惑星サバイバル『Wrongworld』です。


ヘンテコ生物だらけの島でサバイバル!


『Wrongworld』は、イギリスのSludj Gamesが手がけるオープンワールドサバイバル作品。ニンテンドウ64世代のグラフィックの大ファンだという開発者のJamie Coles氏は、他にも『Don't Starve』や映画作品など、さまざまな作品の影響を受けた上で独特な3D作品を生み出しています。


ゲームは2016年にティザートレイラー発表され、翌年2017年8月22日に早期アクセスをスタート。早期アクセス期間中にコンテンツ追加を中心とした更新を行いながら、2018年5月11日に正式リリースされました。その後も日本語を含む多言語対応アップデートなどを行っています。


本作の舞台は、なんとも奇妙な生物たちが住む、ローポリゴンのグラフィックで描かれる惑星。プレイヤーは、この惑星に不時着した毛むくじゃらの主人公を操り、ランダム生成される世界で冒険やクラフトを行いながら、脱出方法を探していきます。


デフォルト難易度で「主人公が死んだら終わり」のゲーム内では、多くの危険な生物やランダムイベントが待ち受けています(詳細なゲーム設定が可能)。また、惑星内には文明の名残のような、奇妙なオブジェクトが多く残されていて、それらを探索して謎を解いていくのも大きな楽しみのひとつです。


Jamie Coles氏は、2023年にpatreonアカウントを開設し、現在取り組んでいる2作目のゲームの進捗を報告。同時期にゲームの販売価格を引き下げています。また、同氏はアーティストとして活動もしています。


奇妙な星の生活は意外と厳しい!?


ゲーム内ではまず、ゲームの難易度を設定します。『Wrongworld』はノーマル難易度でパーマデス方式を採用していて、死んでしまうとそのデータは消えてしまいます。ゲームをスタートすると、世界のどこかに投げ出されてサバイバル生活のスタートです。


本作のステータスは体力と満腹度の2つで、満腹度が最大に近いと少しずつ体力は少しずつ回復していきます。飢える速度が速い上に、満腹時の自然回復量はかなり遅いので、もし体力が減った際には料理やアイテムでのケアを考えるか、危険に遭遇しない工夫が必要になります。


クラフトサバイバルとしては比較的オーソドックスで、木材や石、革などを素材を集め、作業台や鉄床といった施設でクラフトしながら装備や施設を強化できます。一部のクラフトで他のレシピがアンロックされるので、まずは色々な素材を集めながら、拠点を発展させていきましょう。


頭突きで岩を割るストロングスタイル。

惑星内には色々な生物が生息していますが、そのほとんどが主人公を見つけると襲いかかってくるので注意が必要です。夜になると自然発生する敵などもいるので、安全な拠点を早いうちに作っておくのが生存のコツです。幸い、本作では家の建築コストが軽いので、拠点場所を決めたら仮小屋でも作っておきましょう。


生活基盤を整えるのも大切です。『Wrongworld』では植樹や農業も可能で、肉や皮、砂などの資源も植えて増やせます。また、植木鉢の植物は何度も収穫できるなど、ある程度慣れてくれば最低限の生活には困らない仕様です。もちろん、斧などのツールを作れば採取もどんどん効率的になってきます。


肉の木が生えました。

隕石、竜巻、UFOも!


安定した拠点や装備を揃えても、惑星内では油断は禁物です。ゲーム内では、定期的にランダムイベントが発生し、UFOが拉致しようとしてきたり、突然凶暴化した豚が襲ってきたり、隕石が降り注いだりと、さまざまな形でプレイヤーへと危険が訪れます。


さらに、冒険の中では洞窟に潜ってより良い素材を求めたり、謎のゲートの先に待ち受けるボスモンスターと戦ったり、危険な戦いは避けられません。主人公は手に持つツールの他に、ヘルメットやジェットパックなどを1つ装備できます。装備はワンボタンで切り替え可能です。


パーマデスが基本の『Wrongworld』では、少しの油断がデータロストに繋がります。ゲームオーバーになると、行動に応じた経験値が入って次回ゲームから使用できるアイテムのアンロック要素もあるので、色々と試して次に繋がる知識やアイテムを手に入れる、というのも一つの選択肢です。


もちろん絶対にパーマデスは嫌だ!という人のためにも、ゲーム開始時に細かくオプションが用意されています。カスタムルールでは、時間の進行や敵の強さ、資源の量なども変更可能です。さらに、のんびり遊びたい人のためのクリエイティブモードも用意されていますよ。


ヘンテコ惑星を堪能してほしい


ヘンテコな見た目に反して(?)、しっかりとやりごたえのあるサバイバルが楽しめる本作。しかし、やはりせっかくなので、惑星内の不思議な風景も堪能してほしい部分です。


惑星内には電話ボックスや電波塔といった文明的なものから、謎の剣が納められている石像、ボクシングリング、地雷原、モアイ像、サッカーやバスケットのゴール、“絶対に爆破しないで”と書かれたハッチなど、奇妙なオブジェクトがたくさん配置されています。


これらのオブジェクトのほとんどには、何かしらの干渉が可能です。ゲームクリアに必要なものはほとんどないのですが、謎を解くと報酬やSteam実績を獲得できるので惑星の生活を楽しむためにもぜひともチャレンジしてみましょう。中には移動や買い物などに使える便利な施設も用意されていますよ。


簡単には抜けません。もっと力があれば……!
ここは〇〇だったのか!となりそうな銅像。なんだあの像。

プレイを進めていくと、どんどんクラフトできるものや入手できるものが増えていきます。その中で用途がわからないものなどもあり、やがて「あのオブジェクトに使うものだ!」という閃きや発見が起こると思います。堅実なサバイバルクラフト要素もあり、奇妙な世界観も楽しめる、本当に不思議で魅力的な作品です。


危険な場所にはものすごい警告文。
墓がある。掘ろう。


『Wrongworld』は、ローポリゴンで奇妙な世界観を描き出しながら、しっかりとやりごたえのあるクラフトサバイバルのゲームを楽しめます。操作やクラフトなどは比較的シンプルでわかりやすく、その上で“どうやってオブジェクトの謎を解くのか”などを考えることもできる、なかなか懐の深い作品です。


難易度を含めて幅広いオプション設定があり、このジャンルに慣れていない人向けでも安心してプレイ可能。建築などはあまり複雑なことができないですが、しっかりと拠点を構築して防衛したり、農業を楽しんだりと、ゆっくりと生活を楽しむこともできます(襲撃するモンスターには要注意ですが)。


Jamie Coles氏のpatreonでは、次回プロジェクト『Custodian』に付いての開発進捗が定期的に報告されています。2025年のリリースを目指しているものの、さまざまな試行錯誤でゲームに取り組んでいるようなので、今後にも大いに期待したいところです!



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