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猫がデスクトップでビシバシ叩く『Bongo Cat』デモ版“非常に好評”スタート。しかし原作者の許諾の有無は不明

Game*Spark / 2025年2月7日 23時27分

Irox Gamesが2025年2月3日にSteamでリリースした同名の海外ミームが元ネタと思われるデスクトップ・アプリ『Bongo Cat』デモ版が、執筆時点で“非常に好評”のスタートを切りました。


アニメ調の猫がキーボードやマウスの操作に合わせて動く本アプリにレビュー欄では、“クールなアイディア”といった称賛の声が寄せられています。しかし、大元の海外ミームに関わった原作者からの許諾の有無は不明な状況です。


アプリ開発者は“原作者のアートは使わず全て自分と同僚が作ったもの”と発言―許諾の有無には触れず



まず海外ミーム「Bongo Cat」とは、アーティストのStrayRogue氏が投稿した“アニメ調の猫が前足を叩くGIF動画”を、SNSユーザーのDitzyFlama氏が“『スーパーマリオワールド』の楽曲に合わせてボンゴを叩く動画”に改変したことが始まりと言われています。



X(旧:Twitter)風に“リポスト”と“いいね”を同時に押すバージョンなど、様々な改変がされている本ミームですが、原作者StrayRogue氏は「FAQに定められた規約に従う限り、私のデザインを利用しても構わない」としており、誘導先FAQには“自身の「Bongo Cat」グッズを売る場合、StrayRogue氏へのクレジット表記とリンクを貼る必要がある”と記載されています。しかし執筆時点で『Bongo Cat』SteamストアページやアプリにはStrayRogue氏へのクレジットはありません。


Steam上で“無料ゲーム”と設定されている本作にも同じ条件が当てはまるかは不明ですが、本作の開発者Spiced Pigeon氏と思しき同名の人物は海外掲示板Redditで「StrayRogue氏から許可は貰っていますか」と尋ねられたところ、「彼らのアートは使っていない、全て自分と同僚が作ったものだ」と返答。質問である“許可の有無”については明確な回答をしませんでした。


なお、実際のアプリと元ネタのGIFを比較すると、色使いなどは異なっているため、“たまたま同名かつデザインが似ていたオリジナルキャラ”と主張できる可能性もあります。


Game*Spark編集部では、オリジナルのアーティストであるStrayRogue氏に対し、「Steam上のデスクトップ・アプリ『Bongo Cat』には許諾を与えたのか」等を問い合わせています。


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