お気に入りの空間に!プロが教える「すっきり玄関」の作るコツ

GATTA / 2019年7月12日 21時0分

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家の顔ともいわれる玄関は、その家のイメージを決める大切な場所。ただ、なかなか十分な広さや収納スペースがなく、ごちゃごちゃしてしまいがちであまりうまく活用できない……なんて方も多いはず。

そこで今回は、プロが教える玄関スペースを有効活用する収納術をご紹介します。

簡単なルールを決める

ルール1:玄関に出していいのは1人1足まで

まず、こちらが筆者宅の玄関です。

玄関自体はマンションとしては普通のサイズで、特別広いわけではありません。そのため、筆者宅では“玄関に出しておいていい靴は1人1足まで”というのが大原則。

片付いているお宅では当たり前のように思えるかもしれませんが、以前の筆者宅ではその当たり前も全くできていませんでした。

当時は家族の靴がそれぞれ2足も3足も玄関に溢れ、足の踏み場もない状態。

それなのに、「履く靴がない!」と季節の新作の靴が出るたびにどんどん買い足していて、管理もできておらず溢れていく一方。

そこから収納を見直して履いていない靴は処分したことで、やっと“出しておくのは1人1足”が実践できるようになりました。

今では子供たちの方がその状態を見慣れてしまったのか、たまにしまい忘れて自分の靴が2足出ているときがあると、子供たちに「ママの靴多いよ!」と注意されたりすることもあるほどです。

ルール2:「しまいやすく、出しやすい」を意識した靴収納に

“玄関には1人1足まで”を実践するためには、履き終わった靴をサッとすぐにしまえる靴収納になっていることが絶対条件。

“収納スペースを超えた靴は持たない”というのも大事なポイントです。

これも当たり前のように思えますが、以前の筆者は収納スペースのことをあまり考えずに靴を次々買っていて、“収納場所がない→すぐにしまえない→玄関に溢れる”という負のループを繰り返していました。

今は靴の収納スペースから適正量が把握できるようになったので、新しい靴を買うときは必ず一緒にどれか手放す!ということがルール化できました。

お宅の構造によっては圧倒的に靴の収納スペースが足りない!というケースもあると思います。

その場合はオフシーズンの靴はボックスに入れてクローゼット上段など別の場所に収納して、オンシーズンの靴で適正量をルール化するのも良いですよ。

ルール3:脱いだ靴は定位置を決めれば「出しっ放し感」がなくなる!

一日中履いて過ごした靴も、衣類と同じくすぐには収納せず、風を通したいものです。特に、一日中履いた革底の靴は、靴底もしっかり乾燥させてから片付けたいもの。そんなときはそのまま放置ではなく、一時置き用の定位置を決めてしまいましょう。

ポイントは少し靴を浮かせる場所を作ること。定位置においていることがはっきりしてスッキリ見えるだけでなく、靴底も乾燥しやすく、動かさなくても掃除がしやすいというメリットもあります。靴置き台は、100円ショップなどで手に入る適当な棚で十分です。

2:かしこく収納!

コツ1:隠したい物の収納は「扉裏」を使う

傘や掃除道具といった、色もカラフルで煩雑になりがちな物もやはり玄関に出しっ放しになりがちです。でもそれは、出しっ放しにしておいて、必要なときにすぐ手に取れるようにしたい物ということでもあります。

そのような、出番の多い物の収納には、扉裏が便利です。隠す事もできて取り出すときもワンアクション、しかも思いのほか収納量があるスペースなのです。

こちらはポールやS字フックを取り付けて作った、オリジナルの隠す収納です。こちらもホームセンターや『無印良品』などで手軽に手に入るグッズで簡単にできますよ。

コツ2:玄関ドアでマグネットが使えるかをチェック

玄関ドアにマグネットが使える場合は、玄関ドアも収納スペースとして活用できます。

マグネットフックやマグネット付きの小物ケースなどを鍵の収納に使うと、出がけに鍵が見つからない……なんてこともなくなるはずです。また、マグネット付きのケースには、印鑑もセットしておくことで、宅配便の受け取りのときに便利です。

最近では、収納に使えるマグネット付きのアイテムもさまざまなものがあり、傘を掛けられるバータイプのアイテムなどもあります。便利なマグネット付きのアイテムは、スペースを有効に使うため、忘れずにチェックしたいですね。

コツ3:鏡の効果で広く見せる

収納を増やす目的ではありませんが、玄関に鏡を設置すると、空間に奥行きが生まれ、スペースを広く見せる効果があります。コンパクトな玄関は、収納の工夫ですっきりみせるだけでなく、広くみせる工夫もしたいですよね。

筆者のおすすめは、床のスペースを狭めることなく使える壁掛けの姿見。耐荷重があり、壁を大きく傷つけずにすむ金具を使うことで、賃貸の玄関でも設置できる利点も。

インテリアでもひと工夫

コツ1:数は少なく、ポイントになるものを

家の第一印象を決める大事な玄関ですが、リビングなどの居住スペースと比べて、掃除に手を掛けたくないと考えている人は多いはず。

細かなインテリアアイテムをたくさん飾ってしまうと、ホコリがたまりやすくなり、掃除に手間がかかります。玄関のインテリアは、数は少なめに、その代わりにポイントとして映えるアイテムがおすすめ。せっかく“家の顔”になる玄関ですので、その家の個性になるアイテムを選ぶといいですね。

コツ2:生活感の出やすいものは見た目にこだわる

インテリアを選び、せっかくイメージづくりをしたにも関わらず、“玄関に置いてある必要なもの”のおかげで生活感が出てしまっては残念です。

玄関を置き場所とする鍵なども、そのまま置きっぱなしにするのではなく、インテリアとなるカゴにまとめるなどの工夫が必要。

また、玄関に置くことの多い消臭スプレーや掃除グッズも、見た目にこだわったものを選ぶことで生活感が減り、イメージづくりに一役買ってくれるはずです。

コツ3:簡単なDIYでイメージアップ

インテリア以外でも、ちょっとしたDIYで玄関の印象を変えて楽しむこともおすすめ。

賃貸の物件などでは、分電盤が玄関に設置されている場合も多いですが、これが意外と厄介な存在で、玄関に入った途端に目に入ってしまうなんてことも。築年数に従って年季の入った分電盤は、せっかくイメージづくりをした玄関を残念な印象に変えてしまうこともあるかもしれません。

筆者もその悩みを抱えていた一人なのですが、ちょっとしたDIYで年季の入った分電盤をインテリアに変身させることができたので、少しご紹介します。

材料

・プラダン(ホームセンターや100均などで購入できます)
・イメージにあった生地(紙などでもOK)

作り方

(1)プラダンをカットして、蓋のない箱をつくる要領で、分電盤に被せられる箱型に組み立てる。内側は見えないので、組み立てはテープでOK。

(2)できあがった箱に、生地を貼り付ける。

(3)分電盤に被せて完成。

これで年季の入った分電盤が、ファブリックパネルのようなインテリアに変身です。プラダンは軽いので、分電盤に被せても負担にならず、取り外しも簡単。現状復帰が鉄則の賃貸でも、手軽に取り入れられるのでおすすめです。

うっかり忘れ対策!玄関に収納してしまうと便利なもの

便利グッズ1:シーズン物のケア用品

毎日欠かさずに使うわけではないものは特に、出がけまで思い出さないものです。

たとえば、風邪や花粉のシーズンに使う方も多いマスク、夏の出がけにサッと塗りたい日焼け止めなど、シーズン限定で使うものは、思い切って収納場所を玄関にしてしまうと便利です。

そのままオフシーズンも玄関に収納してしまえば、季節の変わり目の使い始めもバタバタせず、在庫管理もしやすいですね。

便利グッズ2:家の中では使わないアクセサリー

家の中ではあまりつけることがないサングラスや帽子などのアイテムは、出かけるギリギリになって忘れていることに気がつきやすいもの。クローゼットに収納することが多いですが、普段使いでよく使うものなどは、玄関に収納しておくと便利です。

便利グッズ3:オーソドックスなリップ

メイクのタイミングによりますが、メイクを含め身支度を早めに済ませる方は、出がけの段階で改めて仕上げたいリップ。

玄関の鏡をみて、「忘れてた!」と気がつき、大急ぎで洗面所に戻ることが多い方は、どんなときも馴染むオーソドックスなリップを1本玄関に置いておけば大活躍ですね。

その家のスペースなりの簡単なルールを決めたり収納を少し工夫するだけで、すっきり玄関を目指すことができますよ。家の顔となる玄関。お客様だけではなく、帰宅したときにホッとできる、そんな玄関づくりをしてみてくださいね。

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Kostsov / Shutterstock

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

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