「このままサッカー人生を終わりたくない」仙台移籍の野沢が鹿島サポへメッセージ
ゲキサカ / 2014年8月1日 15時37分
鹿島アントラーズからベガルタ仙台への完全移籍が発表されたMF野沢拓也が1日、鹿島の公式サイトでサポーターに向けてメッセージを送っている。
鹿島ジュニアユースからの生え抜きである野沢は1999年から2011年までと、2013年からの計14年半にわたって鹿島でプレー。2012年は神戸に移籍したが、わずか1年で復帰し、加入会見では「家出した息子が帰ってきました」と、鹿島への強い愛着を語っていた。
クラブを通じて野沢は「次にアントラーズのサポーターの皆さんに『さようなら』を告げるときは、現役引退のタイミングだと思っていました。自分の中で引退までやり切りたいという願いがありました」と、鹿島を去ることが苦渋の決断だったことを明かした。
「アントラーズには今、かつての自分のように、これからさらに成長する多くの若手選手がいて、彼らとともにクラブは新しい時代に向かおうとしています。ベテランと呼ばれるようになった自分が、今までの経験を生かして彼らとチームを支えるというのもプロ選手として素晴らしいことだと思います。しかし、自分の未熟さゆえに現段階ではそれを受け入れることができませんでした」
世代交代を進め、次々と若手が台頭してきた中で、今季の野沢はこれまでリーグ戦8試合の出場にとどまっていた。
「『観戦客をワクワクさせるような選手でありたい』という気持ちは、今も強く残っています。このままサッカー人生を終わりたくないという欲もあります。そういったサッカーに対する意欲、そして何よりも愛するクラブの妨げになりたくないという気持ち。その2つが、移籍を決断した理由です」
移籍に至る心境をそう打ち明けた野沢は「簡単なことではないと思いますが、所属クラブが変わっても、アントラーズのサポーターの皆さんには今までと変わらず野沢拓也を応援いただけることを願っています。今後も僕がアントラーズへの想いを胸に抱き続けていくように。 長い間、お世話になりました。そして、本当にありがとうございました」とコメントしている。
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