[MOM1092]立正大淞南MF石丸正太郎(3年)_「破壊」続けた背番号16
ゲキサカ / 2014年8月2日 22時27分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.2 全国高校総体1回戦 三重海星高 1-2 立正大淞南高 韮崎中央公園陸上競技場]
「ポジショニングも良かったし、彼がドリブルで引っ張ってくれるのは大きい。ボールを持ったら、いつも15mは進めてくれていた」。今年、プリンスリーグ中国で開幕9連勝と抜群の強さを発揮している立正大淞南高(島根)の南健司監督は、今大会初戦のマン・オブ・ザ・マッチとしてMF石丸正太郎(3年)の名を挙げた。
特に前半は中央突破が持ち味の立正大淞南が相手の守りを「破壊」するシーンが少なかった。エース中島隆司にもなかなかボールが入らず、思い通りの攻撃ができていた訳ではない。ドリブラー揃いのアタッカー陣がドリブルをする回数が少なくなっていたが、その中で相手の脅威となっていたのが石丸だった。指揮官も口にしたようにボールを持てばDFの間へ割って入り、陣地を大きく前進させる。周りが初戦の緊張で思うようなプレーができていない中、「自分は落ち着いていた」と言い切ったMFは確実に攻撃の軸となっていた。
そして石丸は後半4分、右ショートコーナーからのラストパスで井上直輝の同点ゴールをアシスト。「自分はチームの流れを引き寄せようと思っていた。自分が攻撃のスイッチを入れることを意識している」というMFがチームの逆転劇のけん引役となった。
「自分はドリブルが武器。きょうは引っかかってしまう回数が多かった。もっと自分が引っ張っていかないといけない。もっとゴールへ向かっていかなければいけない」と石丸。白星発進にも満足はしていない。本領は「これから」だ。目標の頂点へ、背番号16のアタッカーが立正大淞南の攻撃のギアを上げていく。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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