[MOM1093]鹿児島実FW前田翔吾(3年)_191cmFWが衝撃のVヘッド
ゲキサカ / 2014年8月3日 3時21分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.2 全国高校総体1回戦 盛岡商高 2-3 鹿児島実高 韮崎中央公園芝生広場]
伝統校・鹿児島実高(鹿児島)の全国舞台での復活勝利は191cmFW前田翔吾(3年)の頭によってもたらされた。2-2と追いついて迎えた後半アディショナルタイム、前田はMF福島立也の左クロスにファーサイドから勢いを持って飛び込むとDFよりも一際高い打点から決勝のヘディングシュート。INAC神戸の前田浩二監督を父に持つ前田はポテンシャルの高さを見せつける一撃でチームの初戦勝利に貢献した。
ファーサイドから飛び込むこの形では「これまで当たらなかった」(森下和哉監督)。ただ、トレーニングの成果を表現できるようになってきたことについて指揮官も目を細めていたように、大型ストライカーは確実に成長曲線を描いている。恵まれた身体は厚さと強さを増し、加えて足元のレベルも高い。この日は1-2の後半32分にも頭で同点アシストも記録したが、「自分はもっとできると思う。もっと成長できる」と自分のプレーに満足することなく、より高いレベルのプレーを追及してきたFWはいい意味で自信を持ってプレーすることができている。
成長するFWはこの初戦について「ゴールのイメージがあって、いつもよりも入る気がしていた」と振り返る。鹿児島県予選の大一番だった鹿児島城西との準決勝でも決勝ゴールを決めたが、その試合でも前日からゴールする予感があったという。今年は新人戦九州大会の準決勝、決勝で2試合連続ゴールを決めるなど大一番で勝負強さを発揮。「目標はプロ。そのために今大会で目立つこと」と意気込むFWは今大会、より多くのゴールと「前から追いかけたり、高さを活かしたり、前向いてシュートを打ったり、相手にとって怖い存在になりたい」というプレーで自身をアピールする。そして鹿実を復権へと導く。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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