チャンスはつくるも柏に巧くはめられた川崎F、連勝は「4」でストップ…
ゲキサカ / 2014年8月3日 2時34分
[8.2 J1第18節 柏4-1川崎F 柏]
前節終了時での3位川崎フロンターレと首位浦和との勝ち点差は「3」。結果によっては奪首もあり得た今節、4連勝、さらに3連続完封中と中断明けの川崎Fは攻守にわたって好調を維持していた。対するは4戦勝ちなし(1分3敗)、直近2試合で8点を献上している不調の柏。
川崎F優位と思われた試合は、蓋を開けてみればいつものパス回しができず苦戦を強いられる。パスの引き出し役となる4選手、2トップのFW大久保嘉人とFW小林悠、攻撃的MFのMF森谷賢太郎とMF金久保順には、柏は5バックのようなカタチで数的優位をつくって守っていた。「攻めるときに人数が足らなかった」と大久保は回想する。
さらに、配給役のMF中村憲剛とMF大島僚太に対し、柏は「ゴールキックかGKがボールを持ったときは相手のボランチからリリースさせないように、前線の3人とダブルボランチで前からプレッシャーをかけた」(ネルシーニョ監督)。その結果、前線4人との距離が開いてしまった。「前から献身的に守備をしてくれたので狙いどころが絞りやすかった」とDF増嶋竜也言うように、柏の選手は楔のパスに厳しくプレッシャーをかけ、ボールの奪いどころにしていた。
「ゴール前でフリーでシュートを打つところまではいっている」と風間八宏監督が振り返るように、それでもチャンスはつくっていた川崎F。先制を許した1分後には中村憲剛のミドルシュートで同点。後半開始早々にはパスを20本以上つないで柏守備陣が崩れたところで大久保のシュートが柏ゴールを強襲したが、無情にもクロスバーに弾かれた。その他にも金久保のシュートがクロスバーを叩き、小林がGKと1対1を迎えたがいずれも得点にはつながらなかった。
今節引き分けに終わった浦和は首位から転落。上位3チームで唯一鳥栖のみが勝ち点3を獲得し、首位に返り咲いている。次節は等々力競技場で3位川崎Fと2位浦和による“上位対決”が行われる。昨年の等々力競技場での対戦では、川崎Fが4-0と一蹴。再びライバルを叩き、優勝戦線に踏みとどまりたいところだ。
(取材・文 奥山典幸)
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