[総体]2-0から追いつかれた鹿島学園、PK戦で東邦を下す
ゲキサカ / 2014年8月3日 2時41分
[8.2 全国高校総体1回戦 鹿島学園高2-2(PK6-5)東邦高 敷島総合公園多目的運動場]
鹿島学園高(茨城)は1回戦で東邦高(愛知1)と対戦し、PK戦の末、初戦を突破した。2-0から試合終了間際に追いつかれたが、2-2のまま突入したPK戦を6-5で制した。3日の2回戦では尚志高(福島)と対戦する。
鹿島学園は前半29分、MF室井佑斗(3年)からパスを受けたFW武花和真(2年)が右足で先制点。前半は東邦にシュートを1本も打たせることなく、1点リードで折り返した。
後半8分にはFW清成俊太(3年)のFKにDF中村彰吾(3年)が頭で合わせ、追加点。2-0とリードを広げたが、ここから東邦の猛反撃を受けた。
後半15分、途中出場のFW西村雄生(3年)のゴールで1点を返した東邦は試合終了間際の後半34分、FW鈴木大嗣(3年)のパスからMF長尾遼馬(3年)が左足ミドルで劇的な同点ゴール。土壇場で2-2の同点に追いつき、試合はPK戦に突入した。
PK戦では両チームともに5人目まで全員が成功。迎えた6人目、先攻の鹿島学園はMF金子修羅(3年)が決めたのに対し、後攻の東邦は同点弾の長尾がまさかの失敗。PK6-5で鹿島学園が死闘を制し、2回戦に駒を進めた。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
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