[総体]鹿児島実は注目ボランチ井上が鮮烈同点弾
ゲキサカ / 2014年8月3日 3時5分
[8.2 全国高校総体1回戦 盛岡商高 2-3 鹿児島実高 韮崎中央公園芝生広場]
関係者たちの中でにわかに注目度を高めつつある鹿児島実高(鹿児島)MF井上黎生人(3年)が抜群の存在感を放った。井上は1-2の後半32分、右クロスをFW前田翔吾が頭で落とすと、右足ダイレクトでゴール右隅へ突き刺すファインショット。窮地に陥っていたチームを鮮烈な一撃で救った。加えて、母方の祖母がスペイン人という180cmMFはボールサイドでの激しい争いでもブレない軸とコンタクトの強さを武器に躍動。自ら「長所」という守備に加えてボランチの位置から見せていた迫力ある攻撃参加が脅威となっていた。
出水中央高との鹿児島県予選決勝ではPK戦で最後のキッカーとして全国進出を決め、同じく出水中央との新人戦決勝でも彼が決勝ヘッドを決めている。森下和哉監督「(大一番では)必ず彼が決める」と評する勝負強さとチーム一の身体能力を持っていながら「一番努力する」(森下監督)というひたむきさの持ち主。まだ周囲の目、評価を気にしてしまう部分があるというが、実力は間違いない。「まずは守備から入って、リズムが出てきたら前に出ていく。(ゴールは)積極的に狙っています。短所は鈍さ。瞬発力をつけたい。自分はプロを目指しているので全国で結果を出したい」と力を込めた。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2014
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4836]埼玉県DF熊田佳斗(大宮U15、中3)_19歳でのロス五輪出場は絶対目標。中学生DFが国スポで高校生相手に躍動、圧巻ヘッドも
ゲキサカ / 2024年9月22日 0時26分
-
日本代表が「世界基準になっている」 3バックなぜ無失点?…アジア最終予選で際立つ“別次元”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月14日 11時30分
-
J1含む6クラブ争奪戦…強豪校180cm逸材がプロ内定 “ハイスペック10番”が選んだ進路
FOOTBALL ZONE / 2024年9月7日 7時30分
-
1、2年時の悔しさも胸に。186cmの注目CB吉村太希は「また鹿実が全国の舞台に戻ってこれるように」
ゲキサカ / 2024年8月30日 15時44分
-
昌平の日本一が新たな刺激に。西武台DF谷口輝主将はより「前から」と厳しさを持って同県のライバル超えを目指す
ゲキサカ / 2024年8月30日 12時37分
ランキング
-
1大の里 2度目優勝で“最速大関”当確に花!天敵・豊昇龍に勝利「最高の相撲を取った」
スポニチアネックス / 2024年9月21日 17時57分
-
2湧いて出てくる大谷翔平の“化け物記録” 離されるレジェンドたち…驚愕データの数々
Full-Count / 2024年9月21日 19時37分
-
3大谷翔平、凱旋試合で記録更新の“52-52”達成!2試合で9安打4HR12打点と大爆発、ド軍は逆転勝利
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月21日 14時35分
-
4マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
5大谷翔平は「ばかげている」 悪球打ち弾に敵軍放送局も呆れ…“被弾投手のワード”実況自粛
Full-Count / 2024年9月21日 14時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください