[総体]地元期待の山梨学院は初戦突破も・・・守備の柱不在で大一番へ
ゲキサカ / 2014年8月3日 21時11分
[8.3 全国高校総体2回戦 山梨学院高 2-1 東海大翔洋高 韮崎中央公園陸上競技場]
1,350人の観衆が見守る中、開催地・山梨第1代表の山梨学院高が初戦突破を果たした。2回戦から登場の山梨学院は東海大翔洋(静岡)と対戦。MF大場祐樹とFW原拓人(ともに3年)のゴールによって2-1で競り勝った。山梨学院は4日の3回戦で東福岡高(福岡)と戦う。
右MF伊藤大祐と左MF福森勇太(ともに3年)の縦への突破からチャンスをつくる山梨学院は前半32分、大場がPKを決めて先制する。対する東海大翔洋は後半開始直後に左クロスから決定機をつくるが、山梨学院はGK古屋俊樹(3年)が横っ飛びでセーブ。山梨学院は同点のピンチを逃れたが、その後もMF上田竜乃介(3年)とMF河上将平(2年)を軸にボールを動かす東海大翔洋にPAまでボールを運ばれてしまう。
ただ、渡辺剛と大野佑哉(ともに3年)の両CBを中心にゴール前で堅い守りを見せる山梨学院は交代出場のFW宇佐美佑樹(3年)のオーバーヘッドシュートなどで2点目を狙っていく。そして20分、大場の右CKを中央の原が188cmの高さを活かしたヘディングシュートでゴール右隅を破った。これで2-0とし、勝利に大きく前進。ただ粘る東海大翔洋も後半アディショナルタイムに獲得したPKをCB畑裕喜主将(3年)が決めて1点差に迫る。山梨学院は何とか追撃を振り切ったものの、渡辺が2枚目の警告を受けて退場し、3回戦・東福岡との大一番では守備の柱を欠いて臨むこととなった。
[写真]後半20分、山梨学院は原のゴールで2-0とした
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