[MOM1099]東福岡FW木藤舜介(3年)_チームけん引する2戦5発
ゲキサカ / 2014年8月4日 22時6分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.3 全国高校総体2回戦 東福岡高8-1神戸弘陵高 敷島総合]
初戦の作陽高(岡山)でハットトリックした東福岡高FW木藤舜介(3年)の勢いはこの日も止まらなかった。
大勝のあとの試合は気の緩みが見られがちだが、「1回戦で6点を獲ったけど、攻撃力が自分たちの武器なので、それを見せるためにも気を緩めずに前半から飛ばしていこう」と話していたとの言葉通り、開始4分、左サイドのMF赤木翼からのパスにゴール前へ走り込んで先制点。この1点を皮切りに前半だけで4得点を奪ったチームの原動力となった。
後半に入ってからも、前線を思う存分に駆け抜け、11分にはMF増山朝陽からのパスを受けると、中央をドリブルで突き進んで左足でネットを揺らし、2点目を獲得。「ゴールのシーンだけでなく、シュートまで持ち込める機会があったので、良かった」と笑顔を見せた。
エースナンバーである背番号9を背負いながら、プレミアリーグWESTで奪ったゴールは7月に行われた広島ユース戦でマークした2得点のみ。「悔しかった」と言うが、今大会では、すでに2試合で5得点を奪い現在、得点ランキングのトップに位置する。結果共に自信もつき、「今はどんなシュートでも入る気がする」と好調をキープする。
「僕の力ではない。チームメイトのパスが良い所に来ているだけ」とスピードとパワーを備えた赤木、増山の両ウイングに、プロ注目のMF中島賢星、近藤大貴と彼をお膳立てする選手が多く揃うのも今年のチームの特長で、更なるゴールラッシュに期待が高まるが、「意識したら獲れなくなりそうなので、チームの事だけを考えます」とまずはチームが第一という姿勢は崩さない。
チームを牽引する活躍に森重潤也監督は「コンスタントに点が獲れているので、うちのチームにとっては良い存在」と評する一方で、「今日は2点獲ったけど、収まりが良くなかった。あそこが収まってくれれば、もう一つ次の攻撃に繋がる」と期待しているからこそ、次戦以降への注文も忘れなかった。
本人も「点は獲れたけど、ボールがまったくおさまらなかった。そこが今日の課題」と悔やんだように、まだ本領発揮とは言えなかった。本来は体躯の良さを活かしたポストプレーも彼の持ち味。目標とする日本一達成には得点だけでない、彼の魅力をいかに発揮出来るかが鍵となりそうだ。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
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